2005.5.20〜22     
於 切手の博物館
                                          <申請イメージ図>
豊島局小型印「Philatelic Art展」 初日印「Philatelic Art展」小型印 原図記念すべき50作目の小型印に当たります。
「自由の女神の頭部」と言うすばらしいテーマを与えていただき、感謝しています。
わたしの中でも特別な消印となるでしょう。
   2005.6.7記
「Philatelic Art展」バナーこの切手展のリンク先が決まりました。(^v^)/
http://philatelic-art.com/minipex_Art/
主催されるお二方の経歴から作品の抜粋リーフもご覧いただけます!
美術切手に関連した展示で、パソコン郵趣部会のお仲間、絵画切手部会でもご活躍の中野晶氏と江村清氏の切手展です。
小型印のテーマは「日本におけるフランス年」記念切手、ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」の頭部です。この切手が廃棄処分になった直後にご連絡をいただいたので、友人に分けていただいたり、知人に頼んだりして探しています。(^_^.) なんとか集まりそうかな、と言うところです。
さて、「絵画切手部会展'03」でのボッティチェリのビーナスはイタリア人の顔で難しかったのですが、今回はフランス人。それも頭部だけなのでかなりアップで、しかも横顔。コンピュータ処理で、暗いところは真っ黒に塗りつぶすようなデザインは嫌なのですが、一体どうしたら立体感が出るのか、影が汚れに見えずに済むのか、苦労しました。勢い、石膏デッサンをしているような気になって、なんだか硬く、血が通っていない風になってみたり・・・。何度も描いては、スキャンして縮小印刷、を繰り返しました。
「絵画切手部会展」とつながりを持たせるため、変形印にしました。
女神の被っている帽子は「フリージア帽」と言って、自由の象徴なのだそうです。
わたしの描いた小型印の第50作目になります。
              2005.3.16 記


公示が降りました。 2005.4.19記
http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/kogata/h17_tokyo_k.html
「日本におけるフランス年」記念切手フランス切手と特印4月初旬、廃棄処分になったはずの切手が東京中央局で奇跡の復活。こんな嬉しいことはありません。
きっとシュレッダーにかけられる順番を待っていたところ、東京支社に小型印の申請が回り、善処していただいたのでしょう。よかった・・・。

右はフランスの彫刻家・ガンドン作の切手。
Philatelic Art展 PスタンプPhilatelic Art展 PスタンプPスタンプを発注しました。
ほとんど余分はありませんが、1500円にてお分けします。(送料別途)


            2005.4.15記

Pスタンプが届きました。 2005.4.26記

おかげさまで、Pスタンプは完売しました。
会場でお分けする分が無くなってしまい、残念ですが・・・。
作品CDを作成しました。(2000円)
CDのお申し込みは江村清氏へ
「Philatelic Art展」記念カード
絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。
小型印は「頭部」と言う指定がありましたが、全身像も描いておきたかったのです。
ただし、他の人たちは全て省略しました。
日本におけるフランス年の年、この絵が日本に来たとき、わたしは観ていませんし、カタログも持っていません。江村さんに資料をいただいたりしましたが、結局自分が学生時代から持っていたドラクロワの画集が一番自然でよいようでしたので、それを観ながら描きました。でも、この絵は黄色味を強めに明るい色彩にしましたが。
「Philatelic Art展」記念カ封筒
ほんとうは油絵でも描きたかったのですが、それではスキャンもできないし、で、主な絵は不透明水彩ガッシュで描きました。しかしスキャンしてカードに仕立ててみると、くどくて難しかったのです。
それでこの封筒用の絵は、透明水彩であっさり描きました。
「Philatelic Art展」記念カード
この絵は、一番最初に(Pスタンプ用の次に)描いたものですが、原画の左後ろのシルクハットの男性がドラクロワの自画像と言われているので、その男性と組ませて欲しいとのことでした。
CDのラベル、インレイシート等、文字のレイアウトの違うものに利用するため、女神と男性は別々に描き、その都度ずらして使いました。
「絵画切手部会展'03」のときに、ヌードは抵抗があると言われたのと、わたし自身、民衆を率いる女神だけがどうして胸をはだけているのか、納得がいかない部分があるので、あえて胸は隠しました。
女神の顔は、消印を描くとき、線だけで表現するのも大変でしたが、色彩を入れても難しかったのです。この女神への理解がまだまだ足りない・・・と感じます。


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