ふくろう博士のカナダ便り

カナダ便り 〜釣り の巻


おととい、釣りにったぞ!!

送っていただいた魚の大好物を、前の晩に、いろいろな違ったメニュにこさえました。
純粋のサナギ粉の団子、メリケン粉と混ぜたピッザ。「マルチャン」の饅頭などなどどっさり。

そして心を弾ませて、ケローナの東一時間くらいのところにある大スキー場のすぐそばの湖水へ。

夏休みも終わったので、リゾートの民宿の客が一家族岸辺で遊んでいただけ。
すばらしいレークはわれわれ専用の釣り場となったわけ。
天気はいいし、最高だった。

 
さて、結果だけどね。その前に前回行ったときのご報告。

釣り上げたのは、家内さま。大きなやつ。彼女ガエキサイトして助けを求めたので、小生が、自信満々竿を取り上げ、魚を水のうえに吊り上げた。小さいときからの釣りはみな小魚だったので、空中で中吊になっていた。
そのつもりでやったわけ。ところがポトリと落ちてしまった。

「バカね、水から出したのが悪いのよ。水の中で弱らせて網ですくうのに!」

さんざん叱られて、逃げた鱒がますます大きくなった。しかも、この日はこれ一匹。

 
そして、おととい。またもや、最初に釣ったのは彼女。しかし、小ぶりだ。小ぶりも小ぶり、釣り針を口にくわえたまま網の隙間から落ちてしまった。
針をはずしてやり、「もっと大きくなってからまたね」と逃がしてやった。

そして、またもや、彼女のところに当たり!
もう小生には見向きもしない。すごい形相でリールを巻き始める。
ところが彼女、釣竿の先端を水中に突っ込んでいるではないか。
「バカ! 釣竿を縦にしろ!」と大声で怒鳴っても。ダメダ。前回の僕の失敗に苦い経験をしたんだ。
あっけにとられている僕の前で彼女はついに竿を上げた。
何を見たと思う? 大きな鱒の大きな口が釣竿の先を鵜呑みにしているではないか。

そして次の瞬間またポトリ!! 結局この日も夜のおかずは野菜だけ。
  
 
ドンキホーテとサンチョパンサの釣りだよね。
 





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