石神井公園動物病院/Shakujii Koen Animal Hospital
診察室やトリミング室など一つの部屋として独立している部分と、待合室などの開放的なスペースに大きく分かれています。照明も診療行為を行う部屋は機能的に、その他は間接照明や装飾的な照明器具を用いて明るいイメージにしています。
病院は公園に面した通り沿いで、とくに入口付近の木の壁面がよく見えるので、木の質感を生かすよう、電球色の蛍光灯でコーニス照明を行っています。
光源の色温度は診察室やトリミング室など高照度が必要な部分は昼白色(5000K)、それ以外は電球色(3000K)を選んでいます。待合室から、すりガラスを通して診察室の白色光が見え、それが空間のアクセントにもなっています。また、カウンターから奥へ続くスペースには2列のダウンライト器具を直線的に配灯し、各部屋へ誘導します。