*** Giuseppe Tartini(1692〜1770) ***

ヴァイオリン・ソナタ 《悪魔のトリル》 から 第3楽章
ヘンリク・シェリング(vn)、チャールズ・ライナー(p)

伝説では、1913年、タルティーニがアッシジに隠れ住んでいた頃に
夢の中に現れた悪魔が弾いてくれた曲だと伝えられています。
第1期(1935迄)の作品になりますが、作風からみて異論もあります。
第3楽章が悪魔のトリル(Torillo del diavolo)といわれる部分で
grave-allegro assaiの緩急が3回繰り返される中で、各allegro assaiに
トリル(主要音と一音高い音を交互に弾く装飾音)が現れますが
ダブル(2本の弦)でトリルを連続させる、じつに演奏至難な難曲です。

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