多様体論Ⅱに引き続き、 ファイバーバンドル、de Rham コホモロジー、多様体論の展開について述べる。
本書は「岩波講座 基礎数学」全 24 巻( 79 分冊) のうちの第 3 回配本のうちの 1 冊である。
前巻でも読むところがなかったので、ますます読むところがない。
p.365 の文献を見てみると、多様体の一般論の周辺,あるいはさらにその先の話題にまで触れた本
が4冊列挙されていた。その最後の本を見て驚いた。
[7] Spivak, M.: Differentail geometry, Vol. 1, 2, 3, Publish or Perish (1971-75)
出版社の名前が「Publish or Perish」なのだろうか。そう思ってこの本の出所を調べると、
やはり 「Publish or Perish」 だった。もちろん、「Publish or Perish」とは、
「(論文を投稿して)公開せよ、さもなくば去れ(死ね)」という意味であり、
アカデミックな世界に身を置く研究者に対する責務を表わしていることばである。
これが出版社名になっているとは驚いた。
このページの数式は MathJax で記述している。
書 名 | 多様体論Ⅲ |
著 者 | 志賀 浩二 |
発行日 | 1976 年 10 月 4 日 |
発行元 | 岩波書店 |
定 価 | |
サイズ | A5版 253 ページ から 366 ページ |
ISBN | |
その他 | 岩波講座 基礎数学 草加市立図書館にて借りて読む |