古典的な複素関数論の本。
なぜこの本を買ったかというと、 複素関数論の講義で教科書として指定されたからである。 初版が 1966 年だから、購入当時(あえて秘す)でも相当古い教科書だったはずだ。
この本も手放してしまって20年以上経っている。覚えているところはほとんどないが、 コーシーの定理の証明で三角形の分割が網のように描かれた図とか、 複素関数によって格子状の面がどのように変換されるかが描かれた図などを漠然と覚えている。
そういえば、ジューコフスキー変換という名前の変換があったような気がする。確か、`w = z + 1/z ` という形の変換だったはずだ。 さらにいえば、等角写像ということばも思い出した。SVG で描けるような気もするが、今はできない。
数式表現は ASCIIMathML を、数式表現はMathJax を用いている。
書 名 | 複素函数論 |
著 者 | 犬井 鉄郎、石津 武彦 |
発行日 | |
発行元 | 東京大学出版会 |
定 価 | 円 |
サイズ | |
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NDC | |
その他 | 今は手元にない |
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