インターネット, WWW, HTML,XML

作成日 : 2000-02-25
最終更新日 :

個別書評

インターネット関係の本はあまり持っていない。 結果として、インターネットのことはインターネットに聞け、 ということでやってきたのだった。

志村拓ほか:インターネットを256倍使うための本 Vol.1, アスキー

世にあるインターネット本とは全く違う。自分でネットワークを楽しむ人向けである。素人は買ってはいけない。 私は素人ではない(はずだ)が、まだこの本に書いてあることを1/5も実践していない。

志村拓ほか:インターネットを256倍使うための本 Vol.2, アスキー

世にあるインターネット本とは全く違う。さらに過激になっている。Java をやってみようとは思うのだが、 いかんせん、技術を貪欲に吸収しようという気力がなくなってしまった。

ローラ・リメイ+アーマン・ダニッシュ:HTML入門第2版, プレンティスホール

このページは特定のページビルダーは使っていない。 HTMLに関する知識の7割は仕事で覚えた。 残りの 3 割をこの本で補っている。

ビレッジセンター HTML & SGML研究チーム:正しい HTML 4.0 リファレンス & 作法、 株式会社ビレッジセンター出版局

上記の本で間違っているところを直し、最新の情報を得るために買った本。 私の注ぐ自分のウェブページに対する労力は、 絵とかデザインとかではなく、この本の主張するところに注ぐ。 もしこのページを見ている皆様方がおりましたら、 そこのところよろしくお願いします。

C.Musciano, B.Kennedy:HTML 第3版、オライリー・ジャパン

あるメーリングリストのある方が、 HTML本でまともなのはビレッジセンターの本とこの本しかないと言っていた。 ビレッジセンターの本は手に入れる予定でいて、実際に買った。 この本は買わないつもりでいたが、日本の本の売れ行きが全体に落ちているので 多少は出版業界に貢献しようと思い、買った。 ビレッジセンターの本と多々矛盾するところが見受けられる。 この場合はビレッジセンターの本に従う予定だ。

井上孝司:XML コンプリートガイド、株式会社秀和システム

XML について少し勉強しようと思い立ち本屋にいくと数多あるので驚いた。 本書を選んだのは、奥付に著者紹介がなかったからである。 内容は少し高度であると思う。技術者が一歩一歩自分を高めるにはよい書き方である。 もちろん、最初は基本的なことから噛んで含めるように解説されているが、 DTD の書き方になるとだいぶ難しくなる。 このあたりは、自分で XML を書いたり、 XML の対象を考えたりすることが理解につながるのだろう。 最後は応用例が述べられている。私としては応用例にもう少しページを割いてほしかったが、 こんなものかもしれない。 なお、蛇足だが、Unicode (UTF-8) が使えるエディターに、 Windows では xyzzy があることを付け加えておく。

ネットワーク侵入検知、ソフトバンクパブリッシング

本書のサポートページは、http://store.sbpnet.jp/ISBN/1253/であるが、 残念ながら出版から3年たった今でも補足情報はない。 読者が自発的に情報を得て下さい、 といっているようでもある。

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MARUYAMA Satosi