軽妙な例がおもしろい
HTML と CSS を、著者いわく「楽しみながら学ぶ」ための入門書。
私が感心したのは例に工夫があることだった。p.073 にこんな例がある。
<header> <h1>かちかち山</h1> <p>Win-Winが大好きな山田社長の物語</p> </header>
なぜ、かちかち山なのだろう。なぜ、Win-Win なのだろう。そう思って疑問に思っていたが、ただのダジャレだったとは。
em 要素と strong 要素の違いが HTML5 で明確になった。em は強調であり、強調によって文章の意味を変えてしまう。 一方、strong は重要性であり、文章の意味を変えてしまうことはない。このように説明されたのは初めてだったので、目からウロコが落ちた思いだった。 私が好きな誤植はどちらかな。意味の違いがありうるかもしれないので、em を使うことにしよう。
書 名 | よくわかる HTML5 + CSS3 の教科書 |
著 者 | 大藤 幹 |
発行日 | 2014 年 5 月 20 日 第2版第1刷 |
発行元 | 株式会社マイナビ |
定 価 | 2800円(本体) |
サイズ | |
ISBN | 978-4-8399-5222-8 |
その他 | 越谷市立図書館から借りた |
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