大藤 幹:よくわかる HTML5 + CSS3 の教科書

軽妙な例がおもしろい

作成日:2017-08-19
最終更新日:

概要

HTML と CSS を、著者いわく「楽しみながら学ぶ」ための入門書。

例の工夫

私が感心したのは例に工夫があることだった。p.073 にこんな例がある。

		<header>
		<h1>かちかち山</h1>
		<p>Win-Winが大好きな山田社長の物語</p>
		</header>

なぜ、かちかち山なのだろう。なぜ、Win-Win なのだろう。そう思って疑問に思っていたが、ただのダジャレだったとは。

em 要素と strong 要素の違い

em 要素と strong 要素の違いが HTML5 で明確になった。em は強調であり、強調によって文章の意味を変えてしまう。 一方、strong は重要性であり、文章の意味を変えてしまうことはない。このように説明されたのは初めてだったので、目からウロコが落ちた思いだった。 私が好きな誤植はどちらかな。意味の違いがありうるかもしれないので、em を使うことにしよう。

書誌情報

書 名よくわかる HTML5 + CSS3 の教科書
著 者大藤 幹
発行日2014 年 5 月 20 日 第2版第1刷
発行元株式会社マイナビ
定 価2800円(本体)
サイズ
ISBN978-4-8399-5222-8
その他越谷市立図書館から借りた

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MARUYAMA Satosi