中井 悦司、阿佐 志保 : プログラマのための Google Cloud Platform 入門

作成日:2019-12-03
最終更新日:

要旨

副題は次のとおり:サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで

感想

情報通信技術はどんどん新語と略語が生まれている。GCP ということばを最初に聞いたときは、 当然のことながら全然わからなかった。GDP や GNP は前に聞いたことがあるけれど、情報通信技術ではない。 GCD は数学だ。調べてみて、GCP は Google Cloud Platform だということを知った。

GCP を使うには、Google のアカウントのほかにクレジットカードが必要となる。 私は Google のアカウントをもっているが、クレジットカード情報を入れるのがこわくて未だに使っていない。 こんなことだから、情報弱者なのだろう。

p.17 で、GCP を始めるには、ということで、https://cloud.google.com にアクセスするように書かれている。 2019/12/4 現在では、当然ページの文章やデザインが変わっていて、 正面画面のボタンは[無料で始める]という文に、右上画面のボタンは[無料トライアル]という文で、異なっている。 どちらも行先は同じである。

それでまずはどちらかのボタンを押してみる。すると次の画面が出てくる。まず、ステップ 1/2 である。 国を選ぶオプションボタンがあるが、これは日本になっている。次が利用規約である。 実際の画面では□はクリックボタンだし、下線はハイパーリンクである。

利用規約
□Google Play Android Developer API 利用規約を読んだうえで内容に同意します。
続行するには選択する必要があります

□GCP Marketplace 利用規約を読んだうえで内容に同意します。
続行するには選択する必要があります

□Google Cloud Platform 無料トライアルの利用規約を読んだうえで内容に同意します。
続行するには [はい] を選択する必要があります

続行するには利用規約に同意する必要があります。

注意すべきことがある。まずこれらの利用規約は英語であるということだ。 英語がわかる人は読んでおくべきだし、 英語がわからない人は Google 翻訳を使って日本語に直してでも内容を理解しておくべきだろう。 さらにいえば、これらの規約そのものにもハイパーリンクが貼られているから、そのリンク先も当然、理解しないといけない。

なお、3番目の無料トライアルの利用規約だけ、《続行するには[はい]を選択する必要があります》とあるが、 [はい]のボタンはない。上2つと同様、チェックボックスへのクリックを意味すると考えられる。

とにかく、これらをみな理解して納得した上で次に進むと、クレジットカード情報を入れる欄が出てくる。 このとき、CVC というものを入れることが要求される。これは調べればわかる。

まだまだ出てくる新しい技術

p.160 に Kubernetes ということばが出てくる。これは、 オープンソースのコンテナオーケストレーションシステムとある。コンテナとは何か。 オーケストレーションとは何かというところから理解しないといけない。

書誌情報

書 名プログラマのための Google Cloud Platform 入門
著 者中井 悦司、阿佐 志保
監 修中井 悦司
発行日2017 年 6 月 1 日 初版第 1 刷
発行元翔泳社
定 価円(本体)
サイズ
ISBN978-4-3981-3714-8
その他南越谷図書室で借りて読む

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MARUYAMA Satosi