結果報告
結果
仕立隊員のみ10月12日、北東稜より登頂。
(10月11日 名塚さん北東稜より単独登頂)
雇用状況
雇用状況 氏名 装備代 日当 食料 重量 備考 リエゾンオフィサー Chandra Bahadur Karki $1,500 Rs.25,000(交通費含む) - カトマンズステイを薦めたが、他隊のリエゾンとともに、マルファに数日間ステイして、カトマンズにもどる。 サーダー アンプリーラマ $1,350 $200+Rs29000 現物支給 12KG前後 昔堅気の根っからのシェルパで、同志会のジャヌー北壁でデビューした、実力派。
飲むと結構饒舌になり、年齢はいってるが強くなかなかの好漢。コック ダワラマ $1,100 $300 現物支給 - なんでもてきぱきこなし、日本語もこなし頼りになる、逸材。 キッチン ニマオンゲル $200 $200 現物支給 - まじめで、笑顔の耐えない男前。
よく働く。ヘリ(往路ポカラ-BC) - - $2,800 - - 当初キャラバンの予定だったが、ムクチナート方面に向かう格安のヘリが利用できた。 ポーター(ヘリ着陸地点〜BC) - - Rs500×40 - - BCの下流にしか、着陸できなかったため、クラブイエティ隊のポーターにピストンさせたとのこと。 ポーター(往路) - - Rs3000×10 現物+α 30kg 隊員の個人装備や野菜等用にジョムソン、マルファで雇った。 ポーター(復路) - - Rs3500×12 現物+α 30Kg BC撤収前々日にサーダーがポーター手配のためマルファに下山。 ドンキー - - Rs1300×7 現物 60Kg? フレンチパスを超えてかなり下まではドンキーが使える。
経費
総予算:405万円(予定360万円)
個人負担金 1人 135万円(予定120万円)×3人
備考
今回の遠征は、東壁(群馬隊)と北東稜(京都隊)に2つの遠征許可を取得し、それぞれに全員の氏名を登録することにより、どちらのルートを登ってもトラブルがおきないよう配慮した。
計画当初、東壁アルパインスタイルと北東稜からの無酸素登頂を目指したが、4月のアラスカでのシミュレーション登山(山田・仕立)が短期間であった上、悪天候のため失敗におわり、ダウラギリにおいても体調・順応状況・状態を考慮して3名で北東稜を目指すことに変更した。また、荷上げにおいて、サーダーを積極的に起用した。
ルート工作については、先行して登山活動を開始していたクラブイエティ隊がほとんど行い。10月2日に隊員2名とシェルパ2名が登頂に成功した。同日、ドイツ・スウェーデン隊の2名も登頂に成功。
10月11日名塚さんが登頂した日は、非常に風が強くきびしいアタックだったようである。 翌12日は、イタリア・スペイン合同隊約8名(含むシェルパ1名)、山田、仕立が3時から4時半ころにかけて随時C3を出発し、イタリア・スペイン合同隊の4名に続き、仕立隊員が登頂に成功。 その他は途中で引き返したが、1名は、滑落行方不明となった。
東壁については、過去の記録・今年のコンディションを考慮しても春の方が有利と考える。
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