JAN. 21 2015
発行 MOS carvig club
代表 栄田 しのぶ
VOL.11
新しい年2015年がスタートしました。
今年も皆様にとって実り多い年になりますよう願っております。
さて、MOS Carving Clubが10年支援をし続けてますジニーホクト奨学金、タイの子供を支援する会から連絡を受けまして、日本で活動されている方々がご高齢になり、今回の訪問が最後になると報告いただきました。ずっと金銭的な支援をさせていただいているだけで一度も学校へ行った事がないため、今回思い切って参加することになりましたので、ご報告いたします。
スワナムプーム空港に集合し、ワゴン車2台でイサーンへ! ジニーさん、ジニーさんのお姉さん、村田さん、釜島さん、カナデアンアカデミー(六甲のインターナショナルスクール)のロブ先生とその子供たち(中学二年生)7人、私、総勢13人で出発。
スリンの学校に慰問しました。
講堂でセレモニーが催されました。カナデアンの子供たちが自分たちで書いてきたたくさんのカードをタイの子供たちへ渡していました。
タイの子供たちによる舞踊。
祈祷師によるお祈り。
家内安全、商売繁盛を唱えながら手首に紐をくくりつけます。
MOS Carving Clubと日本タイカービング協会から毎年寄付してます。最後は生徒や先生の皆様たちと写真を取り合い、コミュニケーションを図りました。私たち一人一人スピーチさせていただきました。つたないタイ語でのスピーチでしたが、通訳なしで伝わったみたいで、生徒たちはとても喜んでくれました。
ルーイの学校訪問
この学校でも大歓迎を受けました。ジニーさんは27年前からこちらに支援してます。その写真も飾られていました。
卒業生で大学に進学できた子たちも学校を休んで駆けつけてくれました。
学費の一部を里子たちへ寄付しました。目録の授与式。
セレモニーが終わったら、カナデアンの子供たちVSルーイの学校の子供たちでバレーボール大会が始まり、大盛り上がり!!
約2000キロを車で5日間かけての移動でした。日本人の釜島さんは母と同じ73才です。毎年こんな過酷な旅をされていたかと思うと頭が下がります。タイの子供を支援する会でのタイ訪問はこれで終わりましたが、ジニーホクト奨学金の活動は引き続きされるので、MOS Carving Clubとしては毎年の寄付は続けていこうと思っています。
現在タイは急速に経済が発展していますが、田舎の方ではまだまだ貧困や差別が多く残っています。学校に行きたくてもいけない子供たちがまだまだたくさんいます。初めて学校を訪れて、タイの子供たちと触れ合えた事は、私にとって忘れる事のできない大切な思い出となりました。
この学校から私達宛に手紙が届きました。先日、家が火事になった子供がいるのでどうか助けて欲しいと……。セレモニーが終わるとその子供の家へと行きました。お父さんはコーンケーンへ出稼ぎ、お母さん、中学生の男の子、4才くらいの男の子、生まれて間もない乳飲み子のお家はすべて焼きつくされてしまっていました。みんなで出し合って寄付できたお金約8万円を渡す事ができました。家を建て直すにはまだまだ足りませんが、お母さんは嬉しさのあまり大粒の涙を流していました。中学生の男の子も早く学校へ行けるといいです。
タイの700年の伝統文化彫刻教室
MOS CARVING CLUB
http://www.ne.jp/asahi/mos/carving