Lesson２　まず探すモノ

楽器をかまえる前に、
まず探しておきたいモノがある。

それは、

自分がどういう音で弾きたいのか？

ということである。

明確なヴィジョンなしに上達は望めない。
レッスンが進めば次第に明らかになるが、
音づくりは楽器との共同作業になる。

だから、常に出したい音を意識しなければ、
いくら弾いても、それはただ、馬の毛と金属がこすれるだけの音になってしまう。

足しげくコンサートに通うもヨシ。
CDを片っ端から聞くのもヨシ。
身近にうまい人を見つけるもヨシ。

まずはいろんな音を吸収して、
どんな音を自分が求めているのか探ってみよう。

とにかく、自分が自分であるために一番必要なのは、
自分の音を作り出すことであるということだと思うわけですよ。