可燃物な日々

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日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

9月28日(金)

 今日からパ・リーグの試合は変則的というか「雨天中止になった試合を消化」モードになるので、今日行われた試合は、首位争いしている日ハム×西武だったのですが、帰宅する時、自営業やってるお隣の家からラジオの音が聴こえたのだが、それが「これで5-0です!」って野球中継がガナっていたので「ふーん?ふだん、あまりラジオ聞いてないはずのお隣が野球中継流してるなあ」と思ったのだが、帰宅して試合経過チェックしてみたら5-0になっているのは、日ハム×西武だったので「ほお、野球にあまり興味のない人でも、その中継を選んだのか」と嬉しかった。

 そして、パ・リーグTVで、試合中継を観ていたのだが、なんと、日ハムの得点は全てナカータさんのホームランという、凄いことになっていたし、先発の吉川の投球は点差のついた後半になるほど凄みを増してきて、「なにこの、大エース?」って感じでした。

 解説者がガンちゃんだったので、めいっぱいハム寄りにはしゃいでいましたが「吉川、これだとWBCにも名前があがるでしょう!」と言っていたのだが、「み・・・・・みつおが日本代表?」と動揺してしまいます。
 たぶん、ハムファンのほうがもっと動揺していると思います。

 さて、こんなプロ野球ファンの私が最近愛読している漫画は当然のことながら「グラゼニ」です。
 このマンガ、ほんとにリアルにマニアックというか、そもそも中継ぎ投手が主人公ってwwww

 これ、プロ野球にあまり興味の無い人が読んでも面白いのか、私にはよくわかりませんが、「俺達」などに興味津々の人には超面白い漫画です。

 つーか、アマゾンで他の本購入しようとしたら「おや?グラゼニの7巻もう出たんだ」と気がついたのですが、その時点で唯一あがっていた書評が「首脳陣は主人公を先発起用って、思いつき采配すぎる!」って、それ書評じゃないし・・・・・

 漫画の中の采配にまでいちゃもんつける人がいるんですね(笑)

 で、ずっと中継ぎで結果出していたのに、先発転向したけど、結果が出なかったっていう展開は、現実的によくあることなので、それを改めて漫画で描いてもらえると「まあ、こういうことなんだろうな」で納得してしまいます。
 ソフトバンク摂津あたりが「こんなの全然ちげーよ」と言うのなら、是非、なにがどう違うのかじっくり夜明けまで語っていただいて「ちげーよ、あれはナイチンゲールよ」と言ってみたいものですけど。

 おや?横浜×巨人では、元楽天の渡辺直人がツーベース打ったとか?
 楽天は、一度も巨人の内海に勝ったことがなかったので「一昨日やれ」じゃなくて「一昨年やってくれ」でしたが、まあ、いいや。(楽天は優勝決まった後の消化試合の内海と当たったことないから)

 今日は仕事でがっかりする出来事がありました。

 前にも書いた「関連会社への支払いが滞っているらしいけど、なんで?」の件がまだ解決してなかったのです。

 先週、その担当者から「例の件は上司に話が通りました」と報告してくれたのだが、「なので、関連会社から上司に請求書が回ります」と言うので「はあ?あんたが半年間溜め込んだ請求書はどーした?紛失してたの?」と問い詰めたら「え・・・・・と、そういうわけでもなくて・・・・」と言うから「半年も経ってから、また再発行しろって失礼でしょう?」と言ってみたら「いえ、上司がもっと詳細が記載された請求書が必要だと言うので」と言うので「ふーん?」とその時には聞き流していた。

 でもね。その時にも思ったんだ。
 うちが回収に苦労している所も、いざ「払いますから」という話になると「請求書を半年分出し直せ」とか「半年分を全部、先月分に集約せよ」とか、変な指示出してくるんですよね。

 多くは、経理的にはほとんど意味の無いことなので、要するに「支払ってなかったのは確かにこっちのミスかもしれないけど、おたくにもちょっとだけ責任があるんだよ?」という、どーでもいーことを主張したくて「支払いますけど、請求書の体裁が・・・・」っていう申し出なのかと解釈してました。

 しかし、今回はうちが「支払いの悪い会社」とうい立場になった時に、その営業担当者が「請求書の出し直しを依頼しています」と言い出したことで、「ん?もしかして、今ままでのややこしい得意先の要求って、こいつの自作自演?」という疑いが持ち上がってきた。

 もしかしたら、あの人、見かけより(見かけもアトピーで可哀想な感じなのだが)かなり病んでる?

 そんで、今日はその人の上司が、ちょっと難しい用件をうちの部長に相談しに来ていたのですが、その話が終わった頃合いを見計らって、「あのー、例の件どうなったんでしょうか?」って言ってみたら「え?もう済んだんじゃないの?」

 上司の彼としては「じゃあ、その支払はOKです」と言ったので、もう処理されてるのかと思っていたらしいが、私が「請求書を出し直しして、それが上司を通してってことになると聴きましたが?」っていうと「なんで出し直しなの?」「いや、上司がそう要求したから、って言ってましたよ?」

 「あいつ・・・・・・なんか、隠したいことがあるのかね?」という捨て台詞を残して、その部長は去っていきましたが、そしたら私の上司である部長が「あそこからの請求書はどうなったの?」とまた聞いてきたので、ほんと、何度も経過報告はしているのだが、関連企業との話なのでそんなに重く受け止めてくれないから、今回はわざと、部長の目の前で、他部署の部長と猿芝居を演じてみたら、やっぱし食いついてくれて「8月の初旬にご相談したあの件が、まだ解決してないんですよ?」と猛アピール。

 で、部長が「それ、いくらくらいの話なの?」と聞いてくるのも3回目くらいのだが、そこは我慢して「30万円くらいの話なんです!」

 そして、部長はやっぱし「それくらい、もうさっさと支払っちゃえば」というが、「私はその請求書を一度も見たことが無いんです!」

 まあ、部長が私の話をちゃんと理解してないのは理解しているけど、これは明らかにおかしい案件なので、「なんか、なんてゆーのか、あの担当者がなんだか、病んでるとした思えない対応ですよね」と釘を差しておいた。

 すぐには理解されないかもしれないけど、機会があれば、「あの人は病んでる」アピールしておこうっと。いや、マジであの人ヤバし。

 と思って帰宅したら「病んでる人を呪わば穴二つ」というのか、消息不明の病んでる友人M嬢とは別に、最近またメールが活発になってきた病んでる友人N嬢からのメールが連発していた。

 少し前に「フジロック行っただんたって?話聞かせて?」というメールが来たので「おお、話すのはやぶさかではないが、私のお目当てはローゼスだし、良かったのはレイ・デイビスとか井上陽水だったぜ、ワイルドだろ?」と自慢していたら、しばらく返事がなかったのだが、それからしばらくした今日になって「ミヤノちゃんフジロッに懐メロ聴きに行ったみたいだね。」というメールが立て続けに2通も来ていたので「私にケンカうってんのか?」

 で「マイブラが売り切れちゃってチケットとりそびれた、どーしよー」と愚痴ってくるので、マイブラだって懐メロだろうが、ゴルアァァァァって思いますわよね?

 フジロックに同行した友人T嬢も「オアシス兄弟やレディヘを観なかったら、いろいろ言われそう」と言っていましたけど、別にレディへに興味なくてもいいじゃんねえ?つーか、うちの会社の総武部でのレディへ認知度は私以外はたぶんゼロだと思います。

 で、フジロックであまり期待はしたなかったけど、レイ・デイビスのライブほんとに良かったんですってば。ユーリリガットミーみたいな定番演奏されて、もうノリノリだったんですから。

9月27日(木)

 めっきり涼しくなって快適ですが、「そろそろ秋物用意しなくちゃなあ」とこの春まで着ていた長 袖のカットソーを着てみたのですが、なんと、パンパンでした・・・・くすん・・・・・めきめき成長している実感はあったが、こりゃ、今年の春着ていた服が全滅の予感・・・・いや、太ったことがショックでもあるが、まあ、それは自覚しているし、自己責任なのであるが、「ローテを全部再編成」っていうのが面倒で・・・・阪神フロントの皆様の身中お察し申し上げます。

 しかし、中年太りってやつは、ほんと子供の成長のように「ほっといてもすくすく育つ」ようです。

 児童虐待のニュースを観ると「よくも自分の子供に何ヶ月もまともに食事与えないでいられるなあ」って思いますが、中年太りを阻止するためには、自分の子供を餓死させるくらいの強い心が必要なのでしょうね。私には絶対、無理無理無理!!!!!

 さて、ここ数日、コニー・ウィリスの「ブラックアウト」を読んでいるのですが、この「タイムトラベル史学生」のシリーズは全部読んでますが、今回のは第二次世界大戦中のイギリスが舞台で、しかも1940年頃の「まだ空襲がなかった頃」と44年頃の「ロンドン空襲真っ盛り」など、時間と空間がバラバラなエピソードが交互・・・いや、5つくらい交互に出てくるので、もう半分読んでいるのですが、ついていくのが大変です。

 しかも「ダンケルク撤退」とか全然知らなかったし。
 イギリス人だと誰でも知ってるようなことなんでしょうかね?

 あと、V1とかV2とか、なんとなく知っていたけど、「へえ、日本の場合には焼夷弾だけど、イギリスの場合にはそういう無人ロケット爆弾みたいので大変だったんだ」ってことに気がついた。

 だが、この小説をもし5年前に読んでいたら全然理解できなかったはずのことが2点あった。
 まず、ロンドン空襲時でも、疎開しなかった国王一家がとても尊敬されているということ。
 これは、アカデミー賞とった「国王のスピーチ」で学習済でした。

 この小説があの映画の後に書かれたのかは知りませんでしたが、「国王の吃音」についてもちょっとだけ触れられていたし、妃殿下の人気が高かった雰囲気も描写されているので、あの映画でヘレナ・ボナム・カーターが、けっこう威勢いい感じで演じていたのはそういう背景があったのか・・・って思いました。

 そして、もう一つは、空襲時の中で偶然居合わせたシェイクスピア俳優が、空襲の音に動揺する人々の前でいきなり「この島は騒音に満ちている!」とテンペストの一節を演じ始めて、人々の不安を和らげた場面で「ふふふ、私、この間のロンドン五輪で、テンペスト学習したのよ」とご満悦でした。

 さすがにシェイクスピア即興引用合戦になると半分もついていけませんが、空襲警報が解除されて「さあ、お芝居は終了」という場面になって、うっかり名優の相手役になっていたタイムトラベル女子学生が「あれはナイチンゲールよ」っていうくらいは理解できます。

 そっか、この間の「にやける」の意味を7割が間違ってましたっていう国語調査もいいけど、「あれはナイチンゲールよ」とか「月が綺麗ですね」の解釈をどの程度の割合で知っているかっていう調査したほうが面白そうだなあ。

   
9月26日(水)

 さ・て・と・・・・・・
 今日の楽天はダックワースさんが頑張っていて、さっきまで0-2で勝っていたのですが、おかわり君に一発浴び、その後の攻撃では熊代がファインプレーで鉄平のヒットを台無しにしていて、西武のホームだし、優勝かかってるし、なんだかヤバい雰囲気です。

 それよりも、下の話で恐縮ですが、また誕生日直後に月経周期に異変が起こり、去年は「わー、全然来ない」という異変でしたが、今年は「あれ?もう来たの?」といつもより3日くらい早かった。
 若い時には「早い時には量が多いから要注意」だったのだが、ここ数年はさすがにそんなに血の気が多くて失敗することはなかったので、思いっきり油断していたら、夕方トイレに行ったら「ぎええええええええええ」という惨状に。

 いやあ、あと少し遅ければスカート汚していたところでした。ちょびっと汚したけどさ。

 20代や30代の頃は、こういう失敗すると、ほんとヘコんだものですが、今日もそれなりにヘコみましたが(つーか、血みどろのパンツ履いて帰宅するのって、ほんとキモいし、なんか血の匂いを周囲に振りまいているようで申し訳ない)、それよりも「は、ははは、私の子宮もまだまだ若いわね」という、負け惜しみに限りなく近い前向きな気持ちに満ちあふれておりました。

 まったくねえ、本来の使用方法を全くしたことのないまま活動期間30年くらい経つ子宮ですが、こういうのって何に例えればいいんでしょうねえ。キアヌの「ハイスペックな高級ポルシェなのに、埃だらけで小汚く、さらにクリスマスツリーを無理やり搭載」みたいな?(違うと思います)

 さて、昨日書きそびれてしまったが、「小2の長女が最近登校拒否気味」で悩んでいたエビワカちゃんに、総務部のみんながアレコレ意見していたのだが、さすがエビワカちゃんはきっぱりと「アラフォー独身連中の無責任な感想や意見」を振りきって、「Kさんのお嬢さんはこういうことありましたか?」とKさんに直球を投げ込んでいた。

 このフロアで子持ちなのは(つーか、既婚なのは)、エビワカちゃん以外では部長しかいないのだが、部長んちは息子2名なので、週に3日だけ出勤しているパート社員のKさんにはもう大学生になったお嬢さんがいるので、そこに切り込んだのである。

 Kさんは社員の雑談にはあまり加わらないので、いきなり話をフラれて戸惑っていたが「うちも小学生の頃よくありましたよ?」と言うので、エビワちゃんは「よかった、仲間がいて」と嬉しそうでした。

 Kさんちの教育方針は「親には子供がどれだけ具合が悪いのかわからないので、体調悪い時には自己申告」だったそうで、なので、たとえ仮病っぽくても、子供が「今日は学校休む」と宣言したら「あ、そう」と認めていたらしい。

 Kさんちは上の子が長男で、下が長女なのだが、一般的な長子と末っ子のキャラと違い、長子の長男は要領が良いタイプで、平気で夏休みの宿題を親に丸投げするような子だったようだが、妹の方が長子気質というか、いろいろ溜め込んでしまうタイプだったらしく、小学生の頃も、たまに「具合悪いから学校休みたい」と言い出すと、ズルズルと一週間くらい休んでいたようだ。

 Kさんはその当時、専業主婦だったので家にいたのだが、学校を休んだ長女に構うこともなく、長女も何をするともなくゴロゴロしていたようだが、「家にいてもつまらないと思ったのか、しばらく休むと学校に行っていたので、たまに休むのは気にしなかった」と言っていたけど、それは、そのお嬢さんがその後、中高一貫のお嬢さん学校に進学して、今では六大学に通学中っていう「現在」があるから言えるのかもしれないんだけどね。

 まあ、それでも、エビワカちゃんにしてみれば、いくら私が「私は、登校拒否じゃなくて、学校が嫌になると発熱したり、自慢の扁桃腺が腫れたりしたので、けっこう休んでいたよ?」と言っても納得してくれなかったけど、私と同年代の「二人の子供を育てあげ・・・・っていうか二人とも今大学生なので、まだ仕上げ段階ですけど」っていう人の「うちの娘もよく学校サボりました」って話のほうがダイレクトに心に染みこむようでした。
9月25日(火)

 さ、て、と・・・・・今日は楽天が負けてて、ソフトバンクは勝っているので、いよいよ終戦の日も近そうなので(実際、どういう結果になると終戦なのかわかってないのですが)、日記に逃避いたしましょう。

 今日も暇だったし、また夕方エビワカちゃのケータイに娘さんから電話があり、「今日はお習字行くの嫌だって・・・・」とコボしておりました。
 総務部全員暇だったので、「大変だねえ」と労いつつ、いろいろ話を聞いてみたのだが、どうやら今の担任である若い男性教師が「人前できちんと自分の意見を述べられる子に育ってほしい」という教育方針に燃えているらしく、日直当番は皆の前でスピーチしないといけないようで「うちの子、そういうのが苦手で、どうやら学校行きたく無い日は日直当番だったらしいことがわかった」そうで・・・・・

 あー、その先生のキモチもなんとなくわかるし、それが苦手な子のキモチもよーくよーくわかります。

 ただ、学校行きたくなくてゴネたことで、エビワカちゃんがかなり動揺しているので、ついでに苦手だった習い事もゴネてるらしいと、エビワカちゃんは分析していた。
 それにしても、習い事がソロバンだったり習字だったりするので「ずいぶん、渋いね」と言ってみたら「私が古いタイプの人間なのでwww」ってwwww、おい!!!!!

 さて、そんな話で盛り上がっていたら、ふと「そーいや、昔、教科書にこんな話が載ってたなあ」って思いだした。

 いや、なんか急に、妊婦が急にお稲荷さんが食べたくなったみたいに唐突に「わらじ」が気になってさ。

 暇だったから「わらじ 教科書」とかで検索してみたら、私が30数年間の時を超えて急に思い出したくらいですから、今でも光村図書の小学校高学年の教科書に掲載されてるようでした。
 題名は「わらぐつの中の神様」でした。

 最初、この話をふと思い出した時には「そういや、教科書に、下手くそな草鞋を編んで、一場で売っていた若い娘が、それを買ってくれた男と結婚する話だったなあ」くらいの曖昧な記憶でしたが、よくよくあらすじを読んでみると、この物語の導入部は、雪国の女の子が「明日スキー教室があるのに、スキー靴がまだ乾かない」と嘆いていて、母親に「新聞紙もっとちゃんと詰めなさい」と指導されるところから始まってるようなので「へー、こりゃまた凄い、思い出は芋づる式で、新聞紙で靴乾かすエピソードで古い記憶を拾ったんだな」と感心してしまった。

 今でも教師の間では人気のテキストのようで、ネットにはこのテキストを元にした授業の様子がいろいろ報告されてますけど、私が思い出すくらいだから名作なんだろう。

 と、思っていろいろ検索結果を読んでみたら、
 本と活字をめぐる読み物 わらぐつの中の神様に学ぶ恋愛テク
 というのが出てきて、これ読んで激しく納得してしまった。

 今となっては、小学生だった自分があのテキストをどう理解していたのは全くわからないけど、今読むと、確かにそういうテキストだった。
 こりゃ、教師の立場で、小学生に「この話、どう思う?」って聞いてみるのは楽しいかもしれない。

 このテキストを読んだ小学生の時の感想を無理やり想像してみると「祖母や母の、昔のおノロケ話を拝聴するのはけっこう楽しいもんだ」っていう気分があったかも。

 今は無き祖父の青年時代の写真を見るのが大好きだった。
 新潟の片田舎の(どのくらい田舎だったかというと、オウムの犠牲になった坂本弁護士一家の誰かが、その田舎のさらに奥地に埋められていたくらい)農家の長男ではなかった祖父は、東京に丁稚奉公に出てきて、印刷屋の丁稚になったのだが、20歳くらいの時の祖父が写真館で撮影した色あせたモノクロ写真には「一張羅のスーツ着て、ちゃんと帽子かぶって、今の国会議事堂にあるような模様の入ったビロード張りの写真館のソファに斜めに腰掛けて、めいっぱいカッコつけてイキがっていた雰囲気がよく伝わってきた。

 おシャレ楽しかったんだろうなあ。
 あと、たぶん貧農ってほどではなく、ただ次男三男には継ぐ土地がなかったし、東京では就職に困らないという時代だったので、雰囲気的にはバブル期に東京に出てきた地方の中流家庭の若者達みたいな感じで、稼ぎを全部、お洒落に注ぎ込んでたんだろうな。

 というわけで、この「わらぐつの中の神様」という話も、私が小学生の頃にはそういう風習がなかったけど、その後の世代には「フリマで稼ごうと思って、手作りのモノを出品していたら、食いついてきた男がいて・・・」というイメージになるかもしれない。

 しかし、笑ってしまったのが、「わらぐつの中の神様」で検索するとトップに出てくるのが、さっきの「恋愛テク」で、3位に上がっているのが 「わらぐつの中の神様」を考える - 学校教育を考えるで、こっちは「ただのばーちゃんのおノロケじゃんか」と批判しているwww

 いや、ごもっともです。

そもそも,明日学校でスキーがあるといっているマサエに対して,スキーぐつが乾かないならわらぐつをはいていけというおばあちゃんの言葉は理不尽である。わらぐつではスキーはできない。せめて,スキーぐつをできるだけ乾かしてやろうとするのが肉親の情であろう。

 とか、ほんと、そのとーりです。

 でも、今の時点ではあらすじとか著作権に気を使った断片的な記述しか読めていないので、なんともいえませんが、この話のキモは、普通だったら「スキー靴が乾かない」と嘆く孫に対して、「昔は草鞋だったし、草鞋のほうがいろいろよかった」と「昔の方がよかった」話になるかと思いきや、「それに、ばあちゃんはそれで、じいちゃんゲットしたんやで」と語るところである。

 そう、小学生くらいの頃、両親にも「恋愛時代」があったらしいことは薄々気がついていたけど、「祖父母にもこういう時代がもしかしてあったのか?」と気がついたのは、このテキストのおかげだったのかもしれない。

 ほんと、よく覚えてないんだけど、なぜかふと思い出してしまったあたりに、このテキストの実力というか、世代を超えて訴える「見た目の美しさじゃないんだ!気持ちが大事なんじゃ!」ってことの裏表を未だに深く考えさせてくれるというか・・・・・・

 ええ、気持ちよりも結果ですもの。

 ですから、このテキストの凄いところは「気持ちを全面にアピールしつつも、結果出した」という、日本社会において、最も評価される物語とは、こういうこと、ということを教えてくれたことらしい、ということにして、おい!ちょっと日ハムが同点に追いつかれてる?というわけで、日ハムと西武の間の数字も正確なところよくわかってないのですが、こりゃ明日からも西武戦厳しいっすね。

 と、混パ、なにがなにやらで、わけわかんないのですが、オリックスの岡田監督が早々に引っ込められてしまったのが、なんだか悲しい今日この頃です。(で、フツーは選手が奮起して勝たなければいけない場面で、7-0で負けって・・・・とほほ・・・・先発、木佐貫だったし・・・・)


9月24日(月)

 昨日は明け方から夕方までずっと雨が振り続いており、なんだか違う惑星に降り立ったかのような違和感を感じました。

 そんだけ、今年の夏の関東地方は雨が少なかったんだなあ。
 いや、ほんとに「なにこれ、ずっと同じ調子で降ってるけど、なんだか怖い」って思ったくらいに。

 人間なんて勝手なものです。暑い日が続けば「異常だ」と嘆くのに、一日くらい雨が続けば、やっぱし「異常だ」って思ってしまうのですから。

 そして、枯れダムとして一時期話題になっていた矢木沢ダムの貯水量がちょっとずつ回復している様子を行政のサイトのデータで眺めてニヤニヤしていたのでありました。
 9月上旬は5%くらいだったのが、この週末で10%超えしたよ。

 近所に住んでいたら、毎日、ダムの様子観に行くんだけどなあ(笑)

 さて、今日も夜は雨の予報でしたが、「東京は夜中かな?」と思っていたのですが、さっき三軒茶屋の駅についたらけっこう降っていて、傘を持ってなかった人たちがあちこちで雨宿りしてました。

 駅前のスーパーで買い物してから外に出ると、少し小雨になっていたので、スーパーの軒下に溜まっていた人たちも少なくなっていたので、「お、もう止むかね」と思いつつ、傘差して家に向かったが、半分くらいまで歩いたら(駅から徒歩10分強)、急に雨脚が強くなってきて「わーーーん、ゲリラにピンポイント空爆されちゃったーーーー」と嘆きながら、パンプスが軽快にガッポガッポ鳴るほど足元が水浸しでしたが、なんとか家にたどり着いたのだが、たどり着くとまた小雨になっていたので、がっかりでした。

 それで思い出したのだが、でも日記に書いたかどうかは忘れているけど、8月半ばくらいだったかねえ?平日の昼間にゲリラ雨に攻撃されたことがあって、丁度、銀行に行っていたエビワカちゃんがアタックされて、傘は持っていたものの、足元がびしょ濡れになってしまった。

 「靴が濡れてて、気持ち悪い。こんだけ濡れると乾かないなあ」とエビワカちゃんが言うので、「新聞紙詰めとけば?」と言ったら、「新聞紙?????」

 20代後半のエビワカちゃんはなんと、「濡れた靴を早く乾かすには新聞紙を詰める」ということを知らなかったのである。

 こりゃまた、自分にとっては常識でも、若者にとっては「お婆ちゃんの知恵袋」的なこと言っちゃったのか?と動揺してしまったが、30代後半のK嬢が「新聞紙で中の水気を吸い取るんだよ?」とフォローしてくれたので、ホっとしたのだが、そしたらエビワカちゃんが古新聞置き場から新聞紙を持ってきて、「こおですか?」と詰めていたのだが、その出来が・・・・

 よく、買ってきた靴には型崩れ防止ように、紙を丸めた詰め物が入っていたりしますが、あれよりもずっとスカスカで、新聞紙一枚をクシャクシャにして入れてみましたってだけの状態だったので、私が「いや、そんなんじゃ・・・・」と絶句していたら、K嬢が「そうじゃなくてwww」と笑いながら、エビワカちゃんが手にしていた残りの新聞紙を奪うと、クシャクシャに丸めてギューギュー詰めた。

 「ほら、このくらい詰めると中の水分吸い取るから」とK嬢が説明するので、私も「そんで、しばらくすると新聞紙が水吸うから、マメに取り替えたほうが早く乾くよ」とアドバイスしたのだが、エビワカちゃんは「へーーーー」と感心するばかり。

 しばし、K嬢と「子供の頃、よく新聞紙詰めたよねえ?」「そうだよね、遠足の前日に靴濡らしちゃった時とかねえ?」って歓談していたのだが、するってーと?イマドキの若者って、子供の頃から靴を何足も持っていたので、慌てて乾かす必要がなかったのかねえ?

 私が小学生の頃って、ほんと、外履きは一足しかなかったかもしれない。雪の日に雪遊びして、靴がぐっしょり濡れてしまったら「明日学校に行くのに困るから」と新聞紙詰めて、さらにコタツの中に入れて乾燥させていたような記憶がある。朝になってもまだ湿っていたので、最後の仕上げとして、母がドライヤーかけてくれたっけ。

 そのドライヤーが、今とはまったく形状の違うモノだったというのも、今となっては懐かしい思い出です。なんか、洗濯機のホースみたいなものから温風が吹き出していた。

 あの旧式のドライヤーにはほんとお世話になったなあ。

 あれって、たぶん、ドライヤーじゃなくて「ヘアセット用家電」だったんだよね。
 ホースから温風が出て、そのホースをヘアキャップの穴に接続するとヘアキャップの中に収めたカーラーでセットした髪にカールがつくっていう仕組だったはず。

 昔の美容院の「お釜」の家庭用みたいな商品だったのだろう。

 懐かしくなって、ネットでいろいろ検索してみたが、あのドライヤーの画像は見つけられなかった。他所の家で見たこともないしなあ。

 しゃーて、楽天×ソフトバンクは、マー君と摂津の投げ合いで、やっぱし手に汗握る投手戦になってしまいました。9回になりましたが、1-1です。

 楽天、けっこう大きいチャンスあったんですが、さすがの摂津に要所を抑えられ・・・・
 このまま、また引き分けなんでしょうか?って、まだ8時半だった。継投陣に襷が渡るのでしょうか?

 野球の話題としては、パ・リーグはまだ混戦ですけど、そろそろ「クビ」が言い渡される選手にとってもファンにとっても辛い時期が始まります。

 もうけっこう前ですが、早々と「横浜は清水を戦力外」というニュースがあって「地味様、今年は全く出てこなかったが、怪我治らなかったのかい・・・・」と悲しみに暮れました。清水がねえ、三浦くらい頑張っていれば、ベイスターズはもうちょっと面白かったんですけどねえ。

 そういえば、先日、親会社の横浜ファンの先輩と雑談していたら、先輩が「横浜はまた全然ダメだった」と嘆くので、私が「でも、中畑のあの脳天気さは、絶対にシーズン途中で暗黒になると思っていたのに、ふんばってずっと明るかったので、あれでなんだか、中畑を再評価しちゃいましたよ」と言ったら、先輩も「そーよね、中畑はすごいわよねえ」と言っていた。

 中畑は原発に替わる自然エネルギーの一つとして保護育成したほうがいいんじゃないか、と本気で思うくらいだった。

 そんでね。最近、野球関連の2ちゃんをほとんど観てなかったので、全然知らなかったのだが、「ゲンダイ ネット」で最近あがった記事で「原監督を脅迫した元暴力団員の息子である某プロ野球選手が干されている」という話があって、ぼんやりと読んでいたのだが「来期はたぶんヤクルト移籍」とか書いてあり、「あり?最近よくヤクルトとトレードしてるのって楽天なんだけど・・・・」と思いつつ、さらに調べてみたら・・・・・

 「中継ぎとしては実績を上げていた、K選手、33歳」って?もしかして、うちの川岸?????

 「川岸」とその他のキーワードで検索してみたら、もー、ワラワラ出てきて、どうやら川岸の元ヤクザで今もヤクザっぽいお仕事している父ちゃんが原から1億円巻き上げた一味の一員だったのは確からしい。

 「ゲンダイ」も「息子はとんだとばっちり」と書いているように、親のやんちゃは子供には全く責任が無いので、ほんと可哀想だけど、まあ川岸も全盛期に比べると随分力が落ちているようなので、「そろそろヤバいかもなあ」って思っていたけど、親の問題でっていうのも、なんだかなあ。

 エビワカちゃんの長女(小2)が最近また登校拒否気味で、エビワカちゃんが悩んでいたが、今日は昼過ぎに「長女が吐いちゃったらしくて、すいません、迎えに行くので早退します」とのことでした。

 前から「なんか担任の先生と合わないみたい」とコボしていたのだが、どうやら、長女は給食が最近苦手になり、よく残すので、それで担任が厳しく指導したので「なんか学校いや」という雰囲気になり、今日はとうとう無理やり食べたけど、見事に戻しやがったらしい。

 エビワカちゃんは前から「なんで学校嫌なんでしょう?全然わかんない」と嘆いていましたが、ひねくれ者の私としては「なんで、その気分がわからないの?」と思いましたが、そういうのって、わからない人にはわからないですしね。

 つーか、私が密かに感心したのは、「エビワカちゃんのお嬢さんは、ちゃんと空気を読んでいる」ということでした。
 先週から経理は超ヒマだったんですよ。
 私も出勤した土曜日は「年に一度の大掃除だ」とばかりに、エアコンのフィルター掃除から書類整理に勤しみましたが、私はそうやって自分でいくらでも仕事探せますが、エビワカちゃんはそこまで自分でガシガシやるほうじゃないので、暇を持て余していたのは気がついていたが、娘さんのほうが、もっと気がついていたようで、「ママが早退しても全然問題ない日に、嘔吐してみた」って、アカの他人の私は客観的に気がついて「その娘さん、そうやって空気読めちゃうあたりが人生辛いね」と深い同情を寄せてしまいます。

 ほんとの困ったちゃんだったら、「ママが絶対に仕事休めない日」に具合悪くなってみて、ママの愛情を試しますが、気の小さい子というか、変に気の細かい子はこうやって「親が休んでも問題の無い時期」を狙うのでしょうね。

 まあ、エビワカちゃんの娘さんはどっちかというと、「私に似てる部類」のようなのですが、そのことを説明するのがとても難しいというか、そもそも、アイスを溶かすのに扇風機の風にあてるのを知らなかったり、濡れた靴を乾かすのに、新聞紙詰めることを知らない人に「ちょっと気難しい人」の心境を説明するのがいかに難しいか、というか「自分は全く気むずかしいことが無い」と思い込んでいる人に「心の闇」を説明するのがいかに難しいか、というか、ほんと、次女であるエビワカちゃんは、長女だけど、兄と弟に挟まれた中間子であったうちのママンと似た感じで「他人の心の闇に全く無関心」ってところが似ているので、どうアドバイスしてあげたらいいのか、ちょっと悩みます。

 私にしてみれば、「私はフツーなのに」という絶対的自信のほうが不思議でしょうがないのですが。

 
9月22日(土)

 誕生日であーる。

 46歳ですって。ますます立派なアラフィフになりました。

 きっと、あっとう間に「ほえええ、アラ還きたーーーーーー!」ってことになるのでしょう。

 さて、アンチ巨人歴34年の私としては、自分の誕生日に巨人が優勝しなかったのがせめてもの慰みでしたが、逆に私の岩隈さんが今日勝利投手になってくれたので「わーい、私のバースデー勝利2度目だ!」と大喜びしました。(沢村賞獲った年には現地で観た)
 アメリカ時間だと21日付なんですが、私は日本にいるので、日本時間でいいでしょう。

 そして、今日は出勤だったんだけど、同じく出勤していたK嬢が「誕生日でしょ?」とケーキ買ってくれました。ありがとー!

 それで思い出したのだが、先日、ワイドショーの海外芸能ニュースのコーナーで、キアヌが特集されていて「誕生日に街のベンチで一人でカップケーキにロウソク1本立てて食べていた」というのがパパラッチされていたらしい。
 そんで、その前にはやはり公園のベンチで一人でサンドイッチ食べている写真が話題になっていたとか・・・
 さらに「ここ数年のキアヌは、同じ服装ばかり」というのも取り上げられていた。

 その話をK嬢にしたら「キアヌ?そーいや、最近何やってるの?」と言うので、検索してみたら、なぜか2ちゃんまとめスレがいっぱい出てきて、ここ最近のキアヌがそれなりに話題になっていたことがよーくわかりました。
 相変わらず不潔すぎる? キアヌ・リーブス、今年の夏もこの格好 4年前から変わらず

 私も、気に入るとずっと同じ服着てるし、古くなって捨てても「また同じデザインのが欲しい」と思うのですが、同じのなかなかなくてねえ。男に生まれていたら、もっと「同じ」を追求できたと思うので(男性用のほうが定番が多い)、なんとなくキアヌの服装がうらやましかったです。って、結局、キアヌが好きだってだけの話ですけどね。
 なにせ、アンチ巨人歴34年、キアヌ・ファン歴24年ですから(笑)


9月21日(金)

 巨人、優勝しちまいましたね。

 せっかく宮出がまさかのスリーランで追いついたのに・・・・宮本が1・2塁で送りバントをあっけなく失敗が山場でしたかね?

 そんで、最後の打者は、私のピロヤス君だったけど、最後のアウトはピロヤス君ではなかったという・・・・・・(一塁ランナーが飛び出して殺された)

 ヤクルトの選手には、いい経験になったのかなあ、っていう試合でした。

 これで、セは残り試合が消化試合になったんでしょうか?広島は今日も負けてたし?(広島とヤクルトの3位争いだけが熾烈だったんだけどさ・・・・)

 消化試合の、まったりした雰囲気が好きなんで・・・・

 そういや、今日のニュースで「日本語調査で、『まったり』や『がっつり』が普及している反面『にやける』の意味を勘違いしている人が7割」なんてゆーのがありましたが、私も「にやける」の本当の意味を知りませんでした。

 つーか、こういうのって移り変わるものなので、絶対的な正解って無いしな。

 明治時代に、翻訳で生まれた新語みたいのが定着してきて、それが教科書に載るようになって「正しい日本語」が定義されるようになったのかもしれないが、その多くは江戸時代にはなかった言い回しなのかもしれないし、そう考えると「春はあけぼの」なんて「YO!YO!しろくなりゆくチェキラ!」みたいな感じでラップみたいだし、言葉なんて変化していくものなのでございましょう。

 わたくしだって、この短い人生において、おっと、明日誕生日で46歳になるのですが、幼少時は昭和40年代の「経済発展する日本とオイルショック」を経験し、20代は「バブル景気」を経験し、そして、なんだか日本の国力が落ちてきたらしく、今回の尖閣諸島問題では、どうやら中国から経済制裁くらうらしいので「あれれ?ほんのちょっと前までは、中国にいろいろ援助してたんじゃなかったっけ?」と戸惑ったりしちゃいます。

 韓国だってね、私が高校生だった30年くらい前は、日本の製造業が「人件費が安いから」と韓国に進出したんだけど、韓国人は日本の奴隷になることを嫌ったのか、「工場労働者の賃金が安すぎる」とストライキみたいのが多くて、その頃「ほーー、韓国は日本に複雑な感情を持っているのだな」と気がついてみたり、従軍慰安婦問題で盛り上がったりしたので、「なんか、韓国めんどうくさいな」と日系企業はあっさりと韓国から、もっと「歴史的にしがらみも少ないし、のんびりした国民性」だった東南アジアに移転しちゃった、っていう時代もありましたよねえ。

 なんか、あの当時は「なんか韓国人、容貌は日本人と似てるけど、なんか妙に攻撃的で扱い難い」っていう認識でしたけど、そしたら、その後、なんとなく「韓流ブーム」がやってきて驚いた。
 「韓流ブーム」の何が不思議だったかというと、本来なら親の世代から厳格に「朝鮮人差別」を受け継いでいたはずの、うちの母親世代というか、戦後ベビーブーム世代が先に食いついたことです。


9月19日(水)

 ええと・・・・・・

 今日は東京ドームに行ってきたのです。
 ドームでの楽天主催試合を観に行ったのは初めてでした。

 しかしね・・・・・・そりゃ、楽天が圧勝の試合だったのですが、「いい試合」だったのかというと微妙というか・・・・・・

 ロッテの先発が小野だったので「わー、また小野の牽制観たいな」と期待していたのですが、小野は結局まともな牽制しなかったというか・・・・・初回で制球定まらないままフルボッコされたあげく、牧田にグラスラくらって初回ノックアウトでした。

 試合始まる前にスタメンとベンチ入り選手が発表された時、ロッテの控え投手の中に「吉見」がいて、後ろに座っていたロッテファンのご夫婦も「あれ?吉見がいるじゃん?」って驚いていたのですが、確かに宇宙一の吉見ファンだったはずの私ですら、その存在を忘れかけていたので、「およ?いつのまにか上がっていた?」と思ったのです。

 ふーん、ってことは?得点差がつけば、敗戦処理のロングリリーフで吉見が出てくるかも?とちょびっとだけ期待していたのですが、それは、せいぜい「小野が3回5失点でノックアウト」程度のことだったんです。

 まさか初回で小野が降板して、吉見が緊急ロングリリーフで出てくるとわ・・・・
 まさに、落語の「からくれないにみずくくるとわ」みたいな感じです。(意味不明)

 今、パ・リーグTVでその初回をお浚いしているのですが、満塁で牧田が出てきた所でベンチはブルペンに電話していたので、吉見もそこから準備始めたのかもしれませんが、でもやっぱしドタバタ緊急登板でしたね。

 売り出し中の微妙な若手投手だと、こういう場面で神ピッチしたりしますが、かつての「ビハインドでは神」だったはずの吉見は、結果出せませんでした。
 うーむ、楽天打線には鉄板だったはずなのになあ。

 2年前、3年前の吉見だったら、こういう場面ではビシっと抑えて、ロングリリーフを何度かやって、調子いいみたいだから先発に回してみたらやっぱし炎上っていうローテーションだったのですが・・・・・

 まあ、今年はやっと6試合目の登板らしいので、敗戦処理とはいえ、吉見個人にとっては厳しい場面だったってことがいけなかったのかもね。

 個人的には、こんな場面であったとしても、まさか東京ドームで吉見が鑑賞できると思ってなかったので、「ごめん、小野は私の個人的な願望のために炎上してくれたのね」と申し訳ない気持ちでいっぱぱいになってしまったので、ほんと、楽天の圧勝を素直に喜べませんでした。

 吉見は来年もロッテにいるのかなあ?

 もう一花咲かしてほしいんだけどなあ。

 というわけで、今日は他にもいろいろあったんですけど、もう吉見のことで頭いっぱいなので、今日の記述はここまでにしておきます。


9月18日(火)

 しっかし、こんだけ連続して最高気温が30度超えというもの記憶にないなあ。
 やっと、今週末のお彼岸あたりから、やや和らいでくる予報のようですが・・・・

 さて、今日の夕方、社員のICカードが壊れただの、マウスが壊れただの、小さい故障が相次いだのですが、その流れで「故障対応した昔話」が語られることになった。主にTK部長だけど。

 その中で私が大爆笑しちゃったのは、部長がパソコン販売とサポートをやってる部署の課長だった時代で、まだ新人だったE嬢が部下だった頃なので、多分、15年くらい前の、企業ではパソコンが会社で一人一台が当たり前になっていて、それを追うように、うちのお客さんだった非営利団体でもサーバ導入してネットワーク構築なんて案件が多くなったのだと記憶している。

 で、うちではそういう非営利団体の傘下にある、こじんまりした組織のサポートもやっており、雰囲気的には「町内会の事務処理用に、パソコン一台をセッティングしてあげた」って感じで、それを使用するのも、パソコンに不慣れな人ばかりなので、いろいろと珍事が多かったようだ。

 で、ある時、「パソコンの動きが遅い」という依頼があったので、部長が訪問して確認してみたら、当時とてもありがちなことで「ゴミ箱がいっぱいで容量食ってた」ことがすぐにわかったので、「ああ、原因はこれですね。じゃあ、これを削除しますね」とポチっと「ゴミ箱を空にする」を押した。

 そしたら、お客さんが「ええええ?削除しちゃったんですか?全部?」と驚いているので、部長が「それがなにか?」と思っていたら・・・・・

 お客さんが「大事なファイルはみんなゴミ箱に保存しておいたんです!」と叫ぶので、部長は唖然とするしかなかったらしい。

 しかし、いくらデスクトップ上の「マイドキュメント」のすぐ傍にあるからって、ゴミ箱に保存って、昔話とはいえ、新しい(笑)
 空き巣帽子で、ゴミ箱に貴重品隠してました、みたいな。そんで、何も知らない家族がうっかり貴重品全部ゴミに出しちゃった、みたいな。

 さて、ニュースでは連日、中国の半日デモが話題ですが、暴徒化して日系スーパー略奪とかは、「アメリカの黒人の暴徒化みたい」と思いましたが、ニュース映像で流れるデモの様子はそれなりに過激なんですが、若者がケータイで写真とりまくって嬉しそうな様子のほうが目について、前にも書いたけど「中国は経済発展した割には、若者のストレス発散の場が少ないようなので、サッカーチームでも作っておけ」ってまた思いました。

 まあね、日本も学生運動の頃って若者の娯楽が少なかったのでしょうよ。
 その後、暴走族やらタケノコ族やらが出てきたんでしたっけ?

 よく語り草になるのが、Jリーグ発足して、鹿島アントラーズが強豪チームになった当時、「鹿島周辺の暴走族が激減」っていう逸話でしょう。

 要するに、なんでもいいから「祭り」をやりたいだけなので、「反政府デモ」とか「反日デモ」とか「成田空港反対デモ」に青春を捧げていたような世代もあれば、ロック・フェスや贔屓のサッカーチームや日本代表チームの応援で発散している世代もあるらしい、ということらしい。

 まあ、現在の中国の反日デモは、そういう若者のお祭りマインドを上手く利用した、内政問題という分析もありますが、大事なことは「若者は人の集まるところが好きな人が大変多い」という特性があるということでしょう。

 若者だけじゃなくて、先日の「銀座でのメダリストパレード」の集客を鑑みても「人が集まりそうな場を作ると、ほんとに沢山集まってくる」という、薄暗い公園で明るい照明を置いてみたらそりゃもう、虫が沢山集まってきますわ・・・っていうくらい、なんて簡単なことなのでしょう。

 しっかし、尖閣諸島問題はどう収拾するんでしょかね?

 とりあえず、日本国内で反中デモが起こっているのか知りませんけど、中華料理屋を襲撃するような恥ずかしいことはしないでほしいなあ。

 
9月14日(金)

 今日は昨日と逆で、「私だけが知りませんでした」って話です。

 総務部の一角に「お菓子置き場」がある。お客様からの戴き物や社員がお土産で買ってきてくれたお菓子や、有志の差し入れ(コンビニで袋ごと買ったけど、全部食べる気もないのでリリース)のお菓子が置かれている。

 お歳暮や年末年始のご挨拶やお中元時期には賑わう場所だが、今の時期は閑散としているのだが、そこに、「雪の宿」というせんべいの袋が置いてあった。

 私が、「あら、なにこれ?」と言うと、エビワカちゃんが得意げに「なつかしいでしょ?」と言うので、「へ?懐かしいの?これ?」

 私はその存在を記憶してなかったし、食べてみたけど、サラダせんべいに甘いトッピングした感じで、その味にも記憶がなかった。美味しかったけど。

 なので、他の社員達にも「これって、懐かしいの?」と聞いてみたら、みんな「あー、子供の頃よく食べたなあ」って言うので、もしかしたら、世代的な要因かもしれないと思って調べてみたら「発売から35年」ってことは、私が10歳くらいのことからあったお菓子らしいので、世代間ギャップでも無いらしい。

 うーむ、なぜ私だけ、この定番らしきお菓子を知らなかったのだろう?

 仮説1:千葉県は販路じゃなかった。

 何年か前、会社の誰かに「ミヤノさん、マックスコーヒーって知ってますか?」って画像見せられて「ああ、よく見る缶コーヒーだけど、それが何か?」と答えたら「わははは、やっぱし!」ってウケたので、なんだろうと思ったら、千葉周辺だけの限定商品だったらしく、それが全国発売されて話題になっていたので、元千葉県民の私に確認してみたらしい。
 なので「千葉県民だけが知っている」という商品があるのなら、「千葉県民だけ知らない」という商品もあるだろう。

 仮説2:その頃のミヤノ家は生協信者だった。

 ほんと、その当時、ご近所で生協の共同購入していたので、我が家のお菓子も生協のものが多かった。でも、スーパーで買うお菓子も、けっこう買ってたはずだけどなあ。

 仮説3:おせんべいに白いタレのついたのはミヤノ家では人気なかった。

 よく、おせんべいの詰め合わせの中には、「甘いアイシングかかったやつ」が定番として存在しますが、そういうのは我が家では人気なくて最後まで残っていました。だから、買うことなかったのかも。

 それにしても、他所で出されたら「なにこれ、サラダせんべいに甘いのかかってて、けっこう美味しい!」と印象に残りそうなもんですが、そういう記憶も全くなくって、やっぱ千葉ではメジャーじゃなかったのかなあ?「三幸製菓」っていう名前にそもそも馴染みが無いしなあ。

 実は、私がここ数年よく購入して、会社の菓子置き場にリリースしている「黒豆せんべい」が三幸製菓の製品であることに、エビワカちゃんが気が付きましたが「ああ、あれも、あんま知らない会社のだったけど、ふと買ってみたら(黒豆入りだと体に良さそうで、残業疲れしている皆様にせめてもの栄養補給と思って)美味しかったので、その後、よく買っていただけである。

 さて、今日も楽天勝ってますわね。

 つーか、今日はエラーが重なったルーキーの縞田がベンチで号泣している画が抜かれましたが、わー、久々にこんな泣いてる選手観たなあ。萌ええええええ(笑)

 オリの縞田は、社会人出身で25歳の「いい大人」である。

 ちなみに珍名好きの私は早くから「縞田」って苗字に萌えてましたが(発音的には平凡なのに、漢字が珍しいのっていいよねー。元日ハムの歌藤と書いてカトウさんが、AAAクラスだったが、縞田も2Aクラスです)今日の号泣映像で、しっかり覚えました。

 いやー、いい大人が甲子園球児みたいに感情剥き出しっていいよねー

 解説者には「ユニフォーム着て泣くな」とテレビ画面上で一喝されたし、檻ファンも野球チャン上で「これは久々にサンデーモーニングに取り上げられそうだ」と期待とも不安ともつかないことを述べておりましたが、ほんと、ノックアウトされた投手がしばらくベンチ上でタオルかぶったままっていうことはあるけど、野手では珍しい映像でした。

 しかも、一度ベンチを下がって、たぶん顔洗ってきたんだろうけど、またベンチに戻ると攻守交替で、目の周り真っ赤なままで守備位置に立つ縞田だった。

 オジサン達は「男の涙」に厳しいですけど、私は自分が超涙もろくて、ちょっと声を荒げただけで涙目になってしまうし、「やーだ、こんな所で涙出てもかっちょ悪いな」って我慢すればするほど涙出てくるのもあるけど、時々、いやほんと、数年に一度くらいですけど「泣く場面じゃないけど、ここで泣いておいたほうが有利かも?」と計画的に涙を放出したりすることもあるので、だから「女の涙」は信用してないのですが、男の涙はけっこう堪能しちゃったりします。

 けっこう、どーでもいー場面で泣いてる男が多いですけどね(笑)
 それも、まあ「計算高くない故」という好意的な見方もできなくなくもないし。

 おやあ、5点差の9回裏で、青山が後藤にアテちゃって、なんだか騒ぎに・・・・

 つーか、この点差で緊迫する場面でもないのだが、さすが後藤!その後、青山がグダグダになってしまい、なんだか点差の割には盛り上がってます。

 青山劇場はお馴染みですが、これだけ点差あると、あと30分くらい楽しめるのかねえ?って感じ。って、もう9時半じゃん(笑)

 ここで縞田とかwwwww
 もう、いいから、ホームラン打て!
 そしたら、一気に1点差だ!ああああ、三振・・・・・いいとこなし。

 青山劇場に楽天ファンは苛立ってますが、まあ、なんつーのか、お笑い芸人みたいなもんで、出てる時間が長いことに意味があるのかも・・・・・と。

 おわ、ヒロイン、西田ですって?
 なにその、ガラガラの京セラドームで居残り罰ゲームって(笑)

 そんで、とても切ないことに、インタビュアーは「大阪出身の選手が大活躍でした!おめでとーございます」と関西人バンザイモードになっており、空気読んで、ちゃんと関西弁で受け答えする西田・・・・でも、緊張しているのか、ついつい標準語になってしまう。小物・・・・・
9月13日(木)

 ありゃー、今日の先発は岩崎×ダックワースだったので「無理無理絶対無理」と諦めていたのだが、さっき帰宅してみたら「ほええ?どっちも1被安打だけの投手戦?」だったのですが、丁度、先頭打者のヒジリが塁に出て、藤田が送りバントしようとするも失敗してツーストライクに追い込まれ「スリーバントするの?」と思っていたら、なんとかボテボテのエンドランで送り、次の松井は四球選んで、次のガルシアも四球だったっけ?

 とにかく、なんだか満塁になったのですが、なんと草野がグラスラwwwwwwwww

 今日は勝てるかしら?まだ、7回表なので全然わからないのですが、打者一巡中です。

●逆へえー

 今日もとにかく暑くて、夕方になると総務部の皆様はおやつにアイスを食べ始めたのだが、エビワカちゃんが「パピコが凍りすぎてて・・・・硬い」とボヤくので、「あれにかざすと、すぐだよ」と扇風機ならぬ、サーキュレーターを指さした。

 「え?これにですか?」とエビワカちゃんが戸惑っていたので、横にいたM嬢が「少しお湯かけてみたほうが、いいんじゃない?」なんて会話していたが、そしたらすぐにエビワカちゃんが「あれ?なんか柔らかくなってきた?」と驚いているので、「だからー、扇風機の風あてるとあっと間に溶けるんだから。油断していると溶け過ぎるよ?」と私が言うと、エビワカちゃんもM嬢も「えええええ?温度じゃなくて、風なんですか?」

 確かに、私も子供の頃は知らなかったのだが、大人になってから「凍ったのもを早く溶かしたかったら風あてろ」ということを知ったのだが、やっぱし、みんな知らなかったのね。つーか、やーだ、お婆ちゃんの知恵袋みたいじゃん(笑)

 でも、なんで風あてると早く溶けるのか、物理学的な仕組は忘れちゃっていたのだが、幸いにも誰も質問してきませんでした。

 氷に関する「知恵袋」としては、「服にガムがついたら氷で冷やすと取りやすい」っていうのも、一度だけ役にたったことがある。夜遊び三昧していた頃、クラブの床に座っていたら、ジーンズにべっとりとガムが張り付いてしまったのだ。

 家に帰ってゴシゴシ洗っても全然とれなくて「どーしよ。天日干しして乾燥させればいいのだろうか?」と思っていたが、ふと「服にガムがついたら氷で冷やすと取りやすい」っていう豆知識を思い出し、試しにやってみたら、ほんとにペリペリと面白いように剥がれました。

 どっちも、テレビで知った豆知識だけど、ふと思い出してやってみたら「わー、すげー、ほんとだ!」って大感激でした。
 こういう、ささやかな豆知識って面白いですよね。


9月12日(水)

 えー、楽天が負けているので、久々に仕事の愚痴でも(笑)

 8月の初旬に関連会社の経理担当者からメールが来た。
 その関連会社は、うちの親会社の子会社みたいなものなので、うちとは兄弟というか・・・・雰囲気的に腹違いの異母兄弟みたいなもんである。

 そこの経理担当者とは、あまり親しくもないが、たまに書面というか請求書のやり取りをすることはあって、「わりと古風にきっちり仕事する女性」というイメージがあったので、私も彼女宛に書類を送るときには、宛名などを特に丁寧に書いて己の志の高さをなんとなくアピールしてみたりしていた。

 でも、メールでやり取りしたことはなかったので、「なんだろう?」と中味を読んでみると、うち宛に請求書をここ毎月送っているのだが、さっぱり入金が無いので、その義兄弟会社の担当者が、うちの担当者に確認したところ、「7月中に支払いますから」と言っていたのに月末に入金がなかったので、「これは変だ」と思ったらしく、義兄弟会社の社長に相談したら、「じゃあ、経理のミヤノさんに言ってみれば?」と助言されたらしく、「ミヤノさんにお願いするのは心苦しいのですが、どういう状況になっているのか確認していただけないでしょうか?」という内容だった。

 あー、またあの部署か・・・・・・
 日記にも頻繁に愚痴っているけど、私と相性の悪い人の溜まり場になってる部署なんである。
 「祟る神」であるS氏は、TK部長が強力な御札を貼ってくれて、部長の神通力で封じていてくれているので最近祟らないし、やることなすこと全部雑だが人柄だけは良かったけど、全体的に不潔な印象で(見た目も仕事の進め方も)「あんま、一緒に仕事したくないなあ」っていうT氏は、数カ月前にあっさりと退職した。と思ったら「仕事できなくは無いんだけど、なんか全てが上から目線で、性格的に合わない」という人が替りに異動してきちゃったりして・・・・あと、私が大嫌いなサイコパス野郎は健在です。

 そして、もう一人、日記初登場かもしれないけど、いつも熱心に外回りや出張をしているけど、出張経費仮払いを平気で半年分くらい貯めこむし、そして、熱心に販路拡大しているのかもしれないけど、彼が抱える担当先は支払いが悪いところが多く、彼の抱える仕事だけで計算してみたら利益よりも未収金の方が多いのでは?ってことになっているF氏という困ったちゃんがいるのである。

 で、今回の義兄弟会社への未払い問題の担当者はそのF氏であった。

 しかし、F氏は、売掛金の回収はちっとも進まないのに、こちらが支払う件になると「いつ振込できますか?なるべく早めにお願いします。あと、先方に入金日を伝えないといけないので支払日が決まったらお知らせください」と「自分は営業マンとして、ちっとも催促が進まないというのに、相手に催促されると、その強引さってどーよ?」と苦笑していたが、まあ、そういうアンバランスな人なのである。気が小さいだけなのかもしれないけど。

 なので、こっちが支払うべき案件に関しては、「あのー、うちの会社には支払いサイトってものがあるんですけど、知ってます?」ってくらい、せっついてくるF氏が、義兄弟会社相手とはいえ、半年間も請求書を回してこないなんて、どーしちゃったんだろう?と思ったが、丁度、お盆休みに入っていたし、彼の予定表を見てみたら、「子供の病院の送り迎え」やら「本人の体調不良」やらで休みがちになっていた。

 意地悪なことを言ってみれば「精神的なバランスも危ういが、それに対応して、健康状態も時々ガタっと崩してずるずると休みがち」なのだが、なんてゆーのか、いつもとっちらかっているけど、本人的には一生懸命明るくやっているのだが、「貧乏暇なし」の典型っていうか、一生懸命働いているのに、詐欺や霊感商法などにひっかかって、ちっとも生活がラクにならないどころか、借金を重ねてしまうような人って、ああいう人なのかも・・・・と、ずっと思っていた。

 で、8月の中旬にやっと彼を捕まえることができて「義兄弟会社から、こういう問い合わせがあったんだけど、どーなってんの?」と聞いてみたら「いや、実は、ずっとミヤノさんに相談しようと思っていたんです」って?ええええ?先方には「7月中には」って言ってたんでしょ?と思いきや「ちょっと体調崩していたものですから」って言い訳。

 でも、4月分から毎月請求されていたのを無視しておいて、向こうからせっつかれてやっと「ミヤノさんに相談してようと思ってたんです」って言うのも変な話だ。

 と思いつつも、F氏の話を聞いてみたのだが・・・・・

 例え話として、F氏はダスキンみたいな掃除用具の営業マンということにしてみる。
 そもそも、その得意先は、またまた私が「人間的に合わない」と諦めている、えれー頭はいいのだが、なんか心の篭らない表面的なことしかしなくて、しかもケチだし、要するに「ちゃんと仕事しない」某偉い人が取り付けてきた仕事で、それをF氏に丸投げしたらしい。「オレが仕事をとった。あとはヨロシク」って感じで。

 まあ、うちの会社って、きちんと営業できる人が少ないので、「オレがナシつけたから、後はお前がやれ」って押し付けられた部下はたまったものじゃないっていう逸話はよく聞くが、今回もそんな話らしい。

 って、ホントは誰が悪いのかわからないけど、とにかく、その得意先は「掃除用品は買うけど、うちにはそれを使う人がいないから、掃除するスタッフも寄こせ」と言ってきたので、そういう仕事をしている義兄弟会社に依頼したらしいのだが、どうやら得意先はそれを「掃除用具のおまけ」だと思っており、「掃除スタッフ費用」が請求できてないようなのだ。

 なので、F氏は「それをどうしようかと、ミヤノさんに相談しようと思っていて・・・」と言うので、ミヤノさん、呆れてしまいましたが、声を振り絞って「あのーーーー、それ経理に相談することじゃないでしょ?まず、上司に相談してください!!!!!!!」

 「えーと、それもそうですね」って、さ・・・・・・・

 いや、普通だったら、4月くらいにもう上司に「ややこしいことになってしまいましたが、どうしましょう?」って相談してるべきでしょ?
 それを何ヶ月も放置して、義理会社に「どうなりました?」とツツカれたら、「いやー、経理に相談しないと」って私のせいにするってひどくない?

 びっくりしたので、F氏の上司に「あのー、こういう話が経理に上がってきたのですが、ご存知でしたか?」と確認してみたら「え?その件は、義兄弟会社と得意先の直接契約って聞いてるけど?」と言うので、「いや、とにかく、そうじゃないみたいなんで、F氏とちゃんと話してください」

 っていう、やりとりが、8月半ばのお盆休み前後にあったのです。
 義理会社の経理担当者には、「なんかご迷惑かけてすいませんが、私の方からせっつきましたので早々に処理したいと思います」「いえいえ、ミヤノさんにご足労いただいて、ほんとすいません」なんてやり取りをしました。

 そんで、義理会社の経理担当者に詳しい状況を電話で聞いてみたら、請求書は4月から毎月F氏宛に送付していて、総額は30万円程度らしい。

 そんな金額だったらさあ、例え、うちと得意先の間で契約上の行き違いがあったにせよ、下請けに迷惑かけるような金額じゃないじゃん?

 いったい、何をどう放置すると、こんなことになるのか、わけわからなかったが、しばらくしても何の音沙汰もなかったので、F氏の上司に「どうなりました?」と確認してみたのが8月末くらいで「あ、まだFと話できてないんだ」ってさ・・・・・

 そんで、9月になってから、やっとまたF氏をつかまえて「あの件、どーなったのよ!」と問い詰めると「上司と話ができましたのでオッケーです」と言うので、「はあ、なんでこんなに時間かかるのかねえ?」と思いつつも、やっぱし、何の進展も私のところには報告が上がってこなかったのだが、一昨日、F氏の上司がうちの部長のところに別件で相談に来たが、うちの部長が電話中だったので、「あのー、例の件ってどうなったのでしょう?」って話しかけてみたら「・・・・・・・、F氏絡みの案件は、もう、それ以外でも、もう、なにがなにやらって感じで、ふーーーー」って溜息つかれても?

 「いや、それはいいとしても、義兄弟会社にはちゃんと支払うべきでしょう?」と言ってみたのだが、「まあ、あっちに迷惑かけててもしょーがないしな」という反応でしたが、ボヤくのはいいけど、たかだか30万円くらいの支払い、とっととなんとかしてよ、と思いましたが、あの調子じゃまた引きずりそうだから(F氏の上司である、あの部署の部長が、そもそも、かなりの不思議ちゃんなのである)、TK部長にまた報告してみたのだが、やっぱし、8月にも「こういうことがありまして」って報告していたのだが、きれいさっぱり覚えてなかったので、また最初からクドクド説明することになった。

 部長は「そんなもん、請求書もらって、とっとと支払っちゃえばいいじゃん」と言うが、別に義兄弟会社も数十万円の金に困っているわけではなく、ただ「ずっと梨のツブテなのはどうしてなんだろう?ありえない」と思っているだけなので、私にしたって、なんでこんなことになったのか、ちゃんと経緯を把握したいし、今後のことも含めて、きちんと整理してもらいたいだけなのである。

 そもそも、仕入先から「お支払いがまだなんですけど」って問い合わせ受けているのに、一ヶ月もダラダラと放置している会社って、心底しょーもないじゃないですか!

 いや、F氏が抱える得意先はそんなしょーもないところが多くて、先日も「オーナーと雇われ店長が使途不明金について係争中なので、お支払い経緯の資料下さい」って弁護士さんから連絡があり、「F氏の開拓先ってそんなんばっか」という印象を強めましたが、他にも「担当者はちゃんと払うつもりだったが、経理を外注していたので、そことの連携がうまくいってなかった」って一年分の未払いが嵩んでいるとか、「社長が療養中なので、他の人じゃわからない」とか、「社長が亡くなって、跡を継いだ人が事情をよく把握してないので交渉中」とか、ほんと、なにがなにやらっていうのか、F氏は外回りに出さずに社内でトイレ掃除でもさせておいたほうが会社にとって有益なのでは?(少なくともマイナスは出さない)って本気で思います。

 それにしても、今までは、売掛金回収できないのが嵩んでいただけだが、支払いもきちんとできないようでは、ほんとどーしよーもないのですが、一番の問題は、本人に「自分は仕事がきちんと出来ていない」という自覚が全くないことです。

 F氏の上司も「はあ、困ったなあ」ってだけの人ですので、またTK部長に強力な護符を貼っていただきたいところなのですが、TK部長もまだことの重大さをわかってないというか、あまりわかりたくないというのか「とにかく、払えばいいんだろ?ミヤノさん、請求書貰ってきちゃえばいいじゃん」と今日もまた言うので、なんだか悲しくなってきました。

 私、フツーにお仕事したいだけなのに・・・・

 そんで、ここ最近の我が社では「平社員がきちんと上に報告しないで、自己判断でやっちまったことが意外に大きなトラブルに発展」という事故報告が多いらしいのが問題になっていたので、それこそ、こんな数十万円の案件なんて、私が黙って処理できるようなことなんですが、あえて、きちんと報告しているのに、全然思ったとおりに真っ当に処理されなくて・・・・

 そんな中、楽天も連敗しているのでほんとストレス溜まりますわ(笑)

 いや、クライマックス行けるとは全然信じてなかったんですけどね。
 つーか、あっても3位通過って全然美味しくないので、クライマックスは2位通過意外は「なし」です。

 ああ、でも、メジャーでは、青木が所属するブルワーズがやっと3位とのゲーム差詰めてたので、「青木、がんばれー」と日々の勝敗を見守っています。
 事前ではね、あんなにスタメン定着できると思われてなかったので、必死でレギュラーとって、チームの勝利に貢献しているようなので、結果出してほしいなあ。

9月11日(火)

 昨日、一昨日と「私が現地で鑑賞した勝ち試合」をニコ生で再生して、ヘラヘラ眺めておりました。
 うん、やっぱ、一度現地に行くと見え方が違ってくるね。
 なんだか画面に立体感を感じるというのか・・・・

 Kスタで一番凄かったのは、ご自慢の大型ビジョンでした。
 解像度がすごく良くてびっくりした。
 居間のテレビ観てるような気分だった。

 まあ、あと、当たり前だが「球場全体が楽天の応援している」ってことも、初めて観る光景だった。

 「はあ、ホームってこういうことか」と改めて思いました。いつもは敵チームのホームにいるので(笑)
 いや、神宮だとヤクルトのホームなのですが、あそこは、ある意味特殊な球場なので。(ビジター応援団の方が勢いがある時が多いという)

 金曜日の試合前、ちょうどベンチ前で楽天の選手がアップしていたのですが、それをフェンス越しに見つめる野球のユニフォーム着た野球少年達が「西田はまだ誰とも喋ってないよねえ」なんて会話していたので「へ?西田って誰?」と一瞬思いましたが、すぐにぎこちない様子の背番号55を発見し「おや、西田が1軍に上がったんだ・・・」と気が付きました。

 あの小学生達は、地元の2軍の試合もよく観に行っているので、西田が今年初めて1軍入りしたことも知っているのでしょう。
 たしかに、雑談しながらトレーナーの指示でアップしている選手の中で、西田は転校生のように奥床しく、アルカイック・スマイルを浮かべながらぎこちなくアップのメニューをこなしておりました。(2軍ではああいうアップはしてない)

 小学生が「西田をよく知ってる」ということに「ああ、地元なんだなあ」と感激しちゃいました。

 さて、この西武三連戦は、横浜からトレード移籍してきた藤田が絶好調でね。
 金曜日は藤田の貴重なタイムリーで1点差の試合を制して、藤田がKスタで初めてお立ち台に上がったし、土曜日の試合でも攻守に大活躍してました。

 藤田って守備の人だったはずなのに、打撃絶好調でほんとに素晴らしかった。

 バントは確実に決めるし、エンドランもきっちり決めたし、守備は安定しているしで、「なんだか高須みたい」と思いましたが、ニコ生でお浚いしてみたら、皆さんやっぱし「高須殿下の後継者だ・・・」と感動してました。

 控えめな印象の選手なので、楽天ファン好みだったようです。そりゃまあ、活躍すればなんでもいいんですけど(笑)
 楽天ファンとしては「こんないい選手、なんで横浜は出したんだ?」って感じですけど、今日、親会社の横浜ファンの先輩に「ここ最近、藤田が大活躍してるんですよー」と報告すると「こっちも、内村がほんといい選手で」と大絶賛だったので、なんだか珍しくwin winなトレードだったようです。

 似たようなタイプの選手同士のトレードということで、当初は「なんで?」と話題になりましたが、おっとりタイプの藤田は楽天にマッチしているし、守備ではスター選手である松井稼頭央の横にしっとりと寄り添うような感じに収まってますが、打撃では一番打者の聖澤が出ると2番打者としていぶし銀的な職人技を発揮しているようです。

 逆に目立ちたがり屋というか「成り上がり」の内村は、ちゃっかりセカンドレギュラー勝ち取って派手に走り回っているようで、それでノリさんに叱られて、ノリさんが懲罰降格っていうニュースもありましたが、悪ノリしちゃうのがウッチーのいいところなので、最下位のチームで伸び伸び悪ノリしているのかもしれない。

 さて、仙台の話に戻しますと、土曜日に天気が悪ければ、津波被害が甚大だった名取市の閖上地区あたりを見学に行こうかと計画していたのですが、まさかのピーカンだったので「こんな暑いのに、日陰の無い所なんて無理」と諦めました。

 それにしても、仙台駅周辺の繁華街は、「はあ?去年、大きな地震があったんすか?」ってくらい全然なんともなくて、液状化で大変だった幕張のマリスタ周辺のほうがよっぽど「巨大地震の爪痕」だったです。

 土曜日は2時からのデーゲームで、10時にホテルをチェックアウトしてから、どう暇を潰そうとガイドブックを眺めていたのですが、東北大学や仙台城址跡がある丘の手前に美術館があったし、その隣がトップ校というか、元・日ハムで現・横浜の江尻が出た仙台二高(楽天地元ファンは江尻の経歴である仙台二→早稲田大を観るたびにドヨめいていた)でも観てみるかと、午前中にテクテクと宮城県美術館まで歩いてみたのだが、えれー暑くて「帰りはバスで駅まで帰る」と決心したが、「松本竣介展」っていう企画展やっていて、「誰?」と思いつつも、とにかく暇つぶしであるから、入場料1000円で中に入ってみたら・・・・・

 いい画家だったし、質量ともに充実した、とてもいい企画展だった。

 1912年生まれの画家で、だから生誕100周年だったのだろうけど、12歳で病気で聴力を失い、画家を志したらしい。
 そんで、障害者だから徴兵されることもないけど、戦時中は疎開することもなく、空襲で様変わりしていく首都圏の街の光景を淡々と描写したり、戦争前に芸術家の立場を揶揄する論文に真っ向から反抗して、その気持ちを見事な自画像に昇華させていたりして、気持ち的にも凛々しい画家であったが、適度に西洋美術の技法も取り入れていて、ルオーっぽかったり、シャガールっぽかったりもしたけど、戦後になって、本人も30代半ばになり「やっと自由な時代が来た!」と張り切っていたようなのだが、「しかし新たな世界を構築しようとしていた矢先の1948年6月、病のため36歳の生涯を閉じました。」というわけで、「これからだ!」って時に結核で亡くなったらしい。

 彼の作品は、よくモチーフになっていた横浜を始め、あちこちの美術館に所蔵されている程度には評価されているようだが、こうして、集めてみると、「ひとつの時代を駆け抜けた青年画家」という横顔がくっきりと浮かび上がり、ほんと、仙台でひっそりやってるのがもったいないくらいの、いい展覧会でありました。

 つーか、「地方の展覧会、こんないい企画展やってんだ?」とサーセンな気持ちでいっぱいになりました。
 東京にいれば、いつでも最高水準のものが観られると思っていたので、「これは東京では観られないんだろうなあ」って、地方の底力を感じる展覧会でありました。

 それにしても、うっかり楽天が連勝しちゃうし、暇つぶしで入った美術館で「いいものを観た」って大感激でしたし、実に楽しい仙台遠征でありました。癖になりそう(笑)


9月8日(土)

 仙台より先ほど(夜の10時頃)帰還。

 金曜日の観戦チケット付きの新幹線と宿泊がセットのパックで行ったんだけど、数日前の天気予報では「金曜日と土曜日が曇り時々雨」だったので「ふえー、大丈夫か?」と心配しつつも、ちゃんと雨装備して行ったのだが、直前に予報が覆り、金曜も土曜も絶好の天気でした。

 フジロックも全然降らなかったしなあ。(ここ数年、泥フェスになっていたらしいのに)

 なんか今年は晴れ女になったらしいです。

 そ・れ・よ・り・も!

 金曜日のナイターだけでは不安だったので、土曜日のデーゲームを保険にしておいたのですが、結局、どっちも観ちゃったばかりか、「どっちも、僅差で勝っちゃった????」

 首位を走っていて、マジック点灯間近の西武にですよ?

 なんか、運を使い果たしたので、この先しばらくは「いいこと」なんてない日々を送ることになりそうな悪い予感がしてきたくらいだ(笑)

 でも、今日のサヨナラ勝ちは最後まで観てないんだけどね。
 だって、もう、5時半過ぎてもまだ9回で、「なげーよ!」だったのですが、さすがに疲れてきたし、そりゃ9回裏はサヨナラのチャンスになったのですが、「これでゲッツー終了になったら、客が一斉に帰り道に殺到する」と思ったし、万が一、サヨナラになったら、勝利のセレモニーに時間がかかり、帰る時間が遅くなると思ったので、ガルシア先輩の打席の前に席を立ったのですが、そしたら「わーーーーーーっ」と歓声が上がり、ヒット打ったのはわかりましたが、場外に出ると、客やスタッフがテレビに注目しており、打席はホセで「まあ、たぶん、ゲッツーで終わりか」と諦めムードだったのが、四球で満塁・・・・

 次の打者が誰だかわからないまま、断腸の思いで、球場を背にすると、「おおおおおおお!」という大歓声と同時に勝利のジェット風船が舞い上がる音がして、「ああ、サヨナラ勝ちしたんだ」と思って、球場前の信号渡ったあたりで、勝利の花火(一発だけのショボいやつ)の上がるのを眺めておりました。

 うん、かなり疲れたけど、楽しかった。
 ナイトゲームとデイゲームの2試合観られたし、金曜日はパックであてがわれた内野のネット裏の席で、土曜日は自費で外野席に行ってみたので、Kスタの全容はだいたい把握した。

 なによりも、ずっとテレビの向こう側だった光景を生で確認できたことが感激でした。

 一番違うのが「音」だったな。
 テレビでは聞こえない音がいっぱいあることに気がついた。

 そして、たまたま金曜日は勝ったので「勝利のセレモニー」も生で観ることができて、ヒーローインタビューに立った選手は、場内をハイタッチしながら一周するのだが、それが「試合後で疲れているので、かなりの苦行」ということはテレビ画面でもわかってはいたが、実際に観てみると、ほんと長い距離を走っているので、大変だにゃあ。

 Kスタは、増築を重ねているので、ややこしい構造でしたが、女子トイレが多いところとか、好印象なところもあったけど、「上級会員向けの席」が多かったのがちょっと不思議だった。

 でも、関東では野球は元々「労働者階級の娯楽」であったが(関西でも)、娯楽の少ない仙台では「小金持ち」をターゲットにしたんだろうね。
 年間、100万円くらい出せば(もっと安いかもしれないけど)、セレブ感あふれる席がゲットできるという戦略はよかったのかもしれない。

 そういや、福岡ドームも、VIP的な席がいろいろあるようだったし。

 楽天が球団経営的には黒字だというけど、土曜日の球団グッズ売り場の盛況ぶりを観るにつけ、「はあ、なるほど」と納得した。
 皆さん「何か、ここで買わないと!」という殺気に満ちあふれてました。

 金曜日の夜は、意外と客が入ったみたいで、まだ暑かったが夜になると適度に涼しくなるという好天で、ビールが進む客が多かったらしく、私の周囲でも「ビール4つ」とか売り子の嬉しい悲鳴があがるような場面が多く、ゲーム中盤になると、「おーい、ビール、こっちこっち!」と呼んでも「タンクが空になっちゃったんでスイマセン」と慌てて陣地に戻る売り子続出で「みんな、よく飲むなあ」と感心しちゃいました。

 仙台のお客さんは、よく飲み、よく食べて、そして、イベント事にはノリがよくて、「楽しんでるなあ」って感じでした。

 フジロックではいつも「みんな、楽しむことに貪欲だなあ」と感心しますが、東京に住んでいるとイベント事が多いので、わりとクールに接してしまいますが、地方在住の人の「出し物」に対する食いつきぶりは、気持ちよいっていうか、ある意味うらやましい。

 仙台は、野球チーム誘致してよかったですよね。
 今日の土曜日なんて、いっぱい西武ファンが来てたし、私も来てたし(笑)、みんな楽天の本拠地じゃなければ、仙台に来ることもなかった人たちが押し寄せているわけです。

 しかし、新幹線で行くと近いね、仙台。
 まあ、なんだかんだで3時間くらいかかるけど、そんなもんです。

 Kスタはですから、「小金持ち優遇」なので、「私はやっぱ、労働者階級に優しい西武ドームとか、サラリーマン階級に優しいマリスタが好き」と思いましたが、アマチュアの聖地である神宮球場を含めても、そういうのって「首都圏だからできること」であって、地方には地方のやり方があるんだなあ、っていう勉強になったし、だったら札幌は?って考えると、あそこはまた独特だしな・・・・

 札幌と仙台と福岡の野球事情をもっときちんと調査したら、そこそこの論文書けるかも。

 さて、これで懸案だった楽天本拠地は制覇したので、残るは名古屋と広島だけ?


9月5日(火)

へえーーーーーー

 昨日はシゲノブって連呼したので、「そーいや大隈重信って、何やった人だっけ?」と思って(おいwww)、今日の休み時間にウィキペディアで調べてみたのだが、なんと「日本初の始球式で投げた人」であることがわかった。

 しかも、シゲノブが投げた球がストライクゾーンから大きく外れたのだが、「大隈センセイの投げた球をボールにするわけにはいかない」と、とっさに打者が空振りしてストライクにしたそうで、それ以降、「始球式では投手に敬意を払って空振りするべし」というマナーが出来上がったらしい。

 へえ、へえ、へええええええええーーーーー

 と、シゲノブがとても偉大な人物だということがよーくわかって大満足である。(おいwww、でも半分マジっす)
 というわけで、これからは始球式を眺めるたびに、シゲノブのことを思い出すことであろう。

 えっと、わたし、日記に高堀のこと書いてたっけ?
 もー、ほんと、短期記憶が物凄い勢いで衰えているので悲しいけど、まあ、同じこと何回書こうとどうせプライベート空間だしね。

 高堀がやっと初めて1軍登録されて、ちょこちょこビハインド場面で投げているので、ほんとハラハラドキドキです。
 つーか、テレビで高堀観るのは初めてなのだが、あんなに足長いとは知らなかった(笑)

 芸能人もテレビで観るのと生で観るのとではかなり違っていたりするけど、野球選手もそうですね。
 高堀を最初に観た時には「あら、かわいい」と思ったのですが、顔の部品の造作が地味だったけど、頬がふっくらしていて、そして立派な体格だったので「ホモ受けしそう」と私の中のモーホー魂の琴線に触れたのでした。そうそう、坂田靖子の漫画に出てきそうな感じだった。

 でも、テレビで観ると顔は平凡な感じで、腰から下が妙にテレビ映りいいって、意外でした。
 塩見や戸村も生で観るとそれほどでもないのだが、テレビで観ると凄い美脚に見えるのだが、楽天の編成の趣味なんだろうか?

 そういや、野球の話題といえば、WBC参加が急に決まったようで・・・・

 まあね、女子サッカーの人気急上昇もあったし、やっぱ国際試合に出ないと商売にならないのはわかりますが、私はWBCについては、手放しで賛成できない。

 ・・・・・あ、また日ハム谷口くんのベンチショットが抜かれた!
 くちびる舐めてて、超かわえええええ・・・・
 やばい、なんかだんだん剛力彩芽ちゃんみたく見えてきた(笑)

 剛力彩芽も、出てきた当初はファニー・フェイス系だと思っていたのだが(つーか苗字のインパクトが凄かった)、だんだんカワユク思えてきて、今では無条件降伏的にかわいいのだが、谷口きゅんも、なんかそういう魅力を持っているようだ。
 もしかして、この子は野球やってる場合ではないのかも?

 お、高堀が1点ビハインドという大事な場面で2イニング好投した。だんだん、良くなってきたかねえ?精神的に自信がついてきたら、もっといい投球できる素質はあると思うんだけどなあ。まだ、ちょっと、いっぱいいっぱいですねえ。

 そんで、WBCの話ね。谷口きゅん、マスコットとして連れてかない?(全国放送の高視聴率で谷口君を紹介したら、どのくらいのオバサンたちがあの容貌に夢中になるのか、ちょっと調査してみたい)

 で、私が「うーん、WBC出ることになったのか・・・・」って思うのは、あれがオープン戦の時期にやるからです。
 本来なら、じっくり調整している時期に「絶対に負けられない戦い」をすることになるので、調整時期を早める必要があり、シーズンに影響が出る選手もいるし。

 そもそも、日本が二連覇してますが、アメリカ代表は全然オールスターじゃないしな。
 アメリカ的には「国際試合でオープン戦」みたいな雰囲気だし。

 ありり?同点?
 金子誠がエラー?????
 さっきバントも失敗したし、金子誠どーした?

 でもね、やっぱ前回のWBCは盛り上がったし、「普段は野球に興味ない人達」が野球の試合をテレビで観てくれて、話題にしてくれるのは嬉しいことなので、まあ、がんばってください。って、新井選手会長は出るんですかね?www

 あ、逆転した・・・・
 ハムの増井投手がなんだか気の毒な展開である。

 ちょwww,このままだと勝ち投手の権利は高堀ですって?

 やだ、どーしよー?(笑)

 って、またテレビカメラがベンチにいる谷口きゅん抜いてました。わかるよ、わかる。
 カメラが吸い寄せられるというか、ディレクターがその画面のスイッチ押すわよな。

 というわけで、現地にいないのが残念だが、「私の高堀」の棚ボタ初勝利が目前であるけど、3点差もらったけど、まだ8回でラズナー出てきて、9回が青山だから全然安心できないのだが、またテレビが多田野の隣にいる谷口くん写した。(なぜそこにいる?)

 ああ、谷口きゅんは、若いころの野村宏伸みたいな感じだにゃ。

 田原トシちゃんとのコンビでテレビ・ドラマで人気出ていた頃の(びんびん物語)野村宏伸は、トシちゃんファンの会社の先輩が「野村宏伸の横にいると、トシちゃんの顔が雑に見えてくる」と言ったことが印象に残っているくらい「なんか、妙にまとまった感じ」が売りだった。

 おい、銀次がホームラン打って、5-10と大量リードになった。高堀の初勝利に大きく前進した。けど、金曜日に仙台の試合観に行くんだけど、なんだか貧打になりそうだ(笑)

 5点差でも9回は青山。

 おや、ベンチで嶋が高堀に早くも「今日はナイスピッチ、おめでとー」とばかりにポーンと腕を叩いていて、恐縮する高堀とその横で微笑む草野・・・・・すいません、ハンカチ用意していいですか?

 勝ったーーーーー!

 高堀が選挙運動みたく、チームメイトや首脳陣に両手で丁寧に挨拶していた。

 ええええ?ヒーローインタビューも高堀なのおおお?

 ふーん、高堀も一重まぶたなんだよなあ、ちょっとヤクルトの田中浩康に似ている。

 ふーん・・・・・・・・

 そっか、なるほどねー

 
9月4日(火)

 はあ、また日記サボってます。

 いや、別に、ただパ・リーグTVとニコニコ生中継を毎日ボーっと観てるだけなんですが(笑)

 はあ、今日明日は東京ドームで日ハム×楽天やってるので、行きたいなあ。
 でも、今月の月初は忙しくてさ。

 でも、パ・リーグTVで観ていたら、さっき噂の「谷口きゅん」が大ファインプレーして、テレビにしきりに写るので「ほー、ほんと、『きゅん』だわ・・・」と納得した。(ハムファンの間では「かわえええ」と話題になってるルーキー君です)

 うわああああ、やっぱ谷口君のファインプレーで流れ変わったわ、楽天8回裏に大ビンチ中です!!!!!

 あーあ、中田が打ったぜ、終わった終わったwww

 というわけで、たまには日記書こうかと思ったら、こんな感じなのですが、それよりも、やっと今週末に仙台に野球観に行こうと予約したのに、なんだか東北地方、天候が不安定になっており、週末も雨予報なんですけど・・・・・

 関東地方はやっと雨が降るようになり、少しだけ過ごしやすくなりましたが、せっかく私が仙台に行こうとしているのに、雨で試合が中止になったら超悲しいです。

 野球の話ばかりじゃなんだから、最近の楽しい仕事の話でもすっか。
 学生時代に一回くらいしか中に入ったことのない、かの有名な都の西北大学で週末にお仕事することになった。
 私の担当は誘導係だったのだが、なんと、かの有名な大隈重信像の前に配置されたのである。

 なので「ほー、シゲノブの前でお仕事かあ、いいなあ」って事前から張り切っていたのだが、実際にシゲノブの前に仁王立ちしてみると、なんかとても気持ち良かった。

 「天は人の上に人を造らず」っていうのはライバル校のスローガンというか、リップサービスであるが(たぶん)、私はあの日、確実にシゲノブにずっと尻向けて立っており、気分的にはシゲノブ公を尻に敷いた心地で意気揚々とお客さんの誘導してました。

 目立つことが苦手なはずなのに、妙に俗っぽいというか、シゲノブ像はなかなかの出来な銅像なので、「私は女優」魂が久々に刺激されちゃいました。

 わーい、木佐貫が完投勝利だ!(いつのまにかチャンネル変更)
 京セラドーム、ガラガラやん(泣)
 京セラドームと東京ドーム交換してほしいものである。

 木佐貫のヒーローインタビューったら「相手のグライシンガーも元チームメイトだったので、なんだか懐かしかったです」ってwwwwwww

 かつては、東京ドームの巨人戦で投げていた投手であった木佐貫やグライシンガーが、こんな閑散とした大阪ドームで対戦って、地味すぎて泣ける。

 でも、私は地味なもの大好きだし。

 メジャーではダルがチェンに投げ勝って14勝あげましたが、私の岩隈さんも地味に6勝したらしいです。一時期は敗戦処理のロングリリーフ要員になってたりして「もったいない」と思ってましたが、後半になってやっとエンジンかかってきたみたい。

 これで「市場価値」が高騰するようで、来期もマリナーズにいるのかわからないようです。
 しかし、厳しい世界ですよね。
 マンUに移籍した香川は活躍できるんかね?とプレミア通の友人に聞いてみたところ、なにやらいろいろとくどくど解説されましたが、要するに「こういう複数の要素を克服したら、もしかしたら、活躍できるかもね?」という希望的観測だったらしく、やっぱし、あっという間にバッシングされてるようです。

 サッカーの方が「じゃんけん要素」が低いので、野球より見切りが速いのかなあ?まあ、野球だって期待されてた外人助っ人選手が3試合無安打だったら「フロントは、なにやってんじゃーーーーー」ってことになりますからね。

 私も春先のオープン戦での、ヤクルト・ミレッジ選手の守備の粗さには目眩がしたし。

 それでも我慢して使っていると、「ほお、やっぱ結果って出てくるもんだな」っていうことはありますが、マンUとかヤンキースには「我慢して使う」っていう文化無いよな、そりゃ(笑)




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