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北京

交通   天安門周辺   市街あちこち  寄り道


首都国際空港

北京空港に到着したところ。空港は近代的でとてもきれいだった。

SARS対策のため体温計測器の前を通らされるが、誰もモニタを見ていなかった。

空港から市街は約20kmと近い。ホテルの送迎が付いていたので車で30分ほどだった。

荷物は「行李」と表現するらしい。


地鉄

市街内の移動は地下鉄(地鉄)が便利。

東西に走る1号線と環状の2号線同士なら乗り換えても3元(約40円。2004年11月時。以下同)。

ホームや車内の雰囲気は日本の地下鉄に近い。

窓にはかわいい絵付きの注意書きが(ポインタを画像へ)。警察と消防の電話番号は日本と同じ(救急車は120)。



バス

市街には路線バスが非常に細かく張り巡らされているので、バスを乗り継げばたいていの場所に行ける。

本数も多く、バス停に路線別のバス停一覧があるので初めてでもわかりやすい。乗車したら運賃を車掌さんに払う(短い距離なら1元)。

ただ、混んでる上に排ガスで空気が悪いので、長距離だと疲れるかも。



名物の自転車

北京といえば広い道路を自転車の集団が走っているイメージだったが、昨今の近代化の影響か、自転車より車の方が断然多かった。

主要な道路はとても広く、自転車専用の道路と信号があるところも多い(ポインタを画像へ)。

広い道路では歩行者は地下道を渡る。



夜の北京駅

「駅」の字は「站」と書く。

ちなみに「列車」は「火車」、「自動車」は「汽車」。日本語の語感では逆のような印象だが。

簡体字という略字が使われているので、「車」は牛の上に横棒みたいな字になっている(ここで変換できます)。



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天安門(ティエンアンメン)広場

いわずと知れた北京の象徴。

国内外からの観光客が集まり、中国人に写真撮影を頼まれることも多い。

写真は天安門の建物に入り上から広場を一望したところ。

掃除のおじさん?の妙な自転車越しに見た門にはお馴染み毛沢東の肖像画が(ポインタを画像へ)。



故宮(グーゴン) 太和門

天安門の北にある故宮は明(永楽帝以降)・清時代の皇居跡(いわゆる紫禁城)。

いくつもの門と宮殿が連なり、中央を通り抜けるだけでも相当時間がかかる。写真は一番南の午門から数えて二つ目の太和門(たぶん)。

午門に入る手前には宮廷の衣装を着て写真撮影をしてくれる(1人40元)場所があるが、案内役の人や現像所の人がいちいちチップを要求してきて結局100元以上かかってしまった。



長寿の象徴

宮内には豪華な装飾品がたくさん飾られている。

皇帝の長寿を祈願するのはやはりこの二つ(画像をポインタへ)。



雲龍階石

保和殿にいたる階段の中央に施されたレリーフ。

紫禁城内で最大の石造物ということなので貴重なのだろう、柵で封じられ上を歩くことはできない。

鳳凰だろうか、柱一つにも細かい装飾が(ポインタを画像へ)。



内廷

故宮は南半分が外朝(式典の場所)、北半分が内廷(日常政務・生活・遊園の場所)と呼ばれる。

大きな建物が中心の外朝とは異なり、内廷には観賞用の木々が配置され座って佇める建物もある。

写真は奇妙な岩の上に立っていた建物。岩の中にも入れる構造のようだ(ポインタを画像へ)。



故宮より景山を望む

故宮の最も北にある神武門から見た景山。

景山は永楽帝時代(1402-24年)に風水に基づいて築かれたとされる人工の山で、故宮の真北に位置する。

位置関係は景山公園内にあった航空写真?を参照(ポインタを画像へ)。



景山頂上の仏

景山の頂上にある万春亭内には仏が。

熱心にお祈りをする人もいた。跪いて頭を地面に付ける祈り方は文化の違いだろうか(ポインタを画像へ)。



故宮を一望

景山頂上からは故宮と北京市街を一望できる。

晴れていても遠くは霞んでおり、空気の汚さがわかる。

関係ないが、帰りに景山公園前で買った焼き芋はおいしかった。


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王府井(ワンフージン)

故宮の東にある、高級デパートやショッピングセンターが集中する地区。

最近整備されたメイン通りの王府井大街は歩行者天国になっており、清朝時代を模した記念写真用の像もたくさんある。

新東安市場の地下には、老北京一条街という北京の古い街並みを再現した土産物屋街がある。北京版ナンジャタウンといったところか。


前門(チェンメン)

故宮の南にある立派な門(正陽門)。

この門の南には前門大街という大きな商店街が広がる(ポインタを画像へ)。

前門大街と並行して細い路地の商店街もあり、上野のアメ横のような活気があった。


流璃廠(リゥリーチャン)

骨董品や書道具で有名な商店街。

清朝時代の街並みを再現しているらしく、人力車も走っている(写真奥)。

子供がほおばっているいるのはイチゴを甘くして串に刺したもの。リンゴ飴のイチゴ版のようなものか。

商店街を東へ進むと本当に古い街並みにつながり(いわゆる胡同・フートン)、屋台でゴマ団子や小籠包が売られている(ポインタを画像へ)。



馬連道

お茶屋さんが集まるお茶屋街。

とにかくお茶屋さん・茶具屋さんだらけで、商売が成り立っているのか不安になる。

4階建ての建物すべてお茶屋さん、という恐ろしいデパート?もある(ポインタを画像へ)。

客引きも激しいが、お店に入るといろんなお茶を快く試飲させてくれて楽しかった。



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