「美しい」という言葉には人によって様々な印象があると思います。
私がここで書きたいのは、顔や容姿が美しい、ということではなくて、
生き方を美しく、ということです。
"美しくありたい"を、"美しく年をとりたい"と言い換えることも出来ます。
年を重ねた美しさを持っている人がいます。
今一般にもてはやされる"若い=美しい"という図式は私にはあまり意味がなくて。
もちろんわたしも、昔は若いことはいいことだ、そう思っていました。
昔・・・そうですね割と最近かな、20代前半は思っていました。
10代のころは、それこそ、20になるのがいやだとか、
いっこ年をとることすらいやだったり・・・。
例えば女性は化粧品を使いますが、化粧品には
対象年齢というものがありますよね、あれを超えるのがいやだったり・・・。
でも、いつのころからか、誕生日が来て、年を重ねることのが楽しいというか、
すごくプラスに考えられるようになってきたのです。
どう言ったらいいのでしょうか・・・
もっと大きなサイクルで考えられるというか・・?
20代後半に入ると、30歳までにどんな女性になっていよう?という目標が。
どんな、というのは、どういう生き方をしているか、ということで、
しわがなくて、おなかが出ていなくて・・・とかそういうことではないです。
もちろんそれも大事ですが、それだけではないはずです。
実際、30は今はもう目前なのですが、20のころと中身はあまり変わっていない・・・
自分ではがっかりしていたりもします。
また、人から見たらどうなのか、ということはあんまり関係がないような気もします。
自分が良いと思うことは良い。
いやだと思うことはいや。
そういうはっきりと意思を言えることも、大人の美しさの条件だと。
人が言う評価を鵜呑みにして、こうしなきゃああしなきゃ・・・って思うのは、もう止めた!と・・・。
(私の場合はもともと、あまり人の意見は聞かない方でしたが・・・。)
テレビや雑誌を見ていて、
"この人は輝いているな、いい年のとり方をしているな"と思う年上の女性がいませんか?
そういう人って、笑顔がすてき。
みな、過ごしてきた年月が楽しかった、あるいは充実していたんだろうな、と思える表情。
しわがあっても、若いころのようでなくても、その重ねてきた年輪が垣間見えて、美しい。
そういう人にはすごく憧れます。
"ああいう人になりたい"と。
同じことをしたい、ということではなく、
その目標の人の年齢に自分がなったときに、人から
"すてき"と見てもらえるような人になりたい、ということ。
間違っても眉間にしわを寄せてつらそうな顔はしていたくない。
つらいことがあってもそれをマイナスととらえないように、プラスにして行けるように。
姿だけでなく、中身も美しく・・・これはなかなか難しそうです。
でも、少しでも憧れに近づけるように、
目標を持って、美しくすてきに年を重ねられるようにしていこう!
と思う今日この頃なのです。
みなさんはどうですか?
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