年末のライブを

終えたばかりの楽屋裏。

彼女に会って

このエッセイの話を

もちかけたのは

それが初めてのこと。

少し上気した肌と

興奮の色が残る瞳で

彼女は控室の扉の

向う側に立っていた。

心はまだ

ステージの上を

さまよっているのか

話を切り出しても

不思議そうに

きょとんとしていた。

曲を書く彼女が

あえて文章を書くと

いうところが面白い。

そんな想いに把われ

年明けに再び会う。

何が起こるか

ユニークな期待を

ふくらませながらの

スタートである。

(編集ノオト)



戻る