久保

 高松の真ん中でいりこだしの伝統を守る久保、製麺所の隅の狭い食堂だが昼時は店の内外に行列ができる。
 『閑静な住宅地でもある番町。こんなところに飲食店があることだけでも信じがたいのだが、これが市内でも指折りの名声店なのだから、さすがに讃岐のうどん文化は奥行きが深い』(そば・うどん25号柴田書店)
 村上氏が『だいたい男一人で入ってきて、手短に注文し、適当にコロッケなりいなりを取り、馴れたてつきで薬味を添え、つるつると食べてさっと出ていく』と書いてから5年、今や女子大生のグループやカップルも来るようになった。
 メニューは「かけ」と「そのまま」だが通はそのままに熱いだしをかける。
 (99年秋残念ながら廃業)


高松市番町4−11−12
7:45〜15
定休日日祝
JR高松駅徒歩20分
駐車場なし


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