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名演2004年9月例会 劇団東演公演

作/沈虹光 訳/菱沼彬晁 演出/鈴木完一郎

9月16日(木)6時30分
  17日(金)1時30分・6時30分

魅力ある舞台に期待
 去る8月2日に劇団東演の『長江−乗合い船』で老船長役をやられる小高三良さんを講師に招き、作品の魅力を語っていただく学習会が行われました。
 この作品の上演のきっかけが『長江』の若い夫婦役の夫役を演じる、能登剛さんが中国で日本語学校の教師をやっていた時、偶然にもこの作品と出会い、劇団に持ち帰り、話し合いの結果、決定したとのことで、他のいくつかの劇団も上演権を得ようとしたそうですが、東演が一足早く交渉をすすめ成立したそうです。
 『長江』の魅力は「とても人間がムダなく書かれている」「最初はいがみ合っている人たちが心を開いていく過程が素晴らしい」「変化球を投げず直球だけで台本が書かれている点に面白さがある」「笑ったりジーンとくるところがあり、肩の凝らない芝居です」等々、魅力一杯の作品とのことです。
 
 小高さんは50歳でこの船長役について百ステージ以上の舞台を経て「とてもいい役をやらしてもらい、役者としても一つの節目の役と思っています。」この役をやってきて「人に素直に接する大切さ」「自分の生き方に影響を受け、変わられたらいいなぁ」と思っていますと、小高さんの誠実さが印象に残る学習会で、今から舞台が楽しみです。(Y・N)

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