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28日から50日までは絶対的過敏期(点数=5)といわれ,月経がおくれ,市販の妊娠診断薬などで反応が出はじめる時期です. 薬物の影響が最もでやすく,妊娠の可能性がある場合には注意を要する時期です.
以下,51日から84日までは相対的過敏期(点数=3),85日から112日までは比較的過敏期(点数=2),113日から出産にいたるまでは潜在的過敏期(点数=1)と妊娠がすすむにつれて,薬物による危険度は下がっていきます.
B)薬剤危険度点数
薬ごとに0点から5点まで点数が決められています.点数が多いほど,催奇形性の懸念が強くなります.
例えば
吸入薬や軟膏など局所に使用するものは1点です.
風邪のときによく処方されるPL顆粒は2点です.

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