2002年8月29日(木)
今年もJTBのツアーでハワイに行く。今回もハワイ島とオワフ島で7泊9日の予定。ホテルは今回の宿泊はハワイ島はアウトリガーワイコロア、オアフ島はワイキキパークにする。理由はマウナラニベイホテルは3年連続になるし、シェラトンワイキキも4回宿泊してるから、別のホテルに泊まるのもいいなあと考えたから。というのは表向きの理由で、安く上げたいというのが大きな理由。(今年はある事情で僕の収入が激減している。)でも、ワイコロアリゾートをゆっくり見てみたいいう気持ちもある。
18時に関西空港のJTBのツアー専用受付でチェックイン。航空券を受け取り、荷物を預ける。ハワイ旅行のツアーはどの会社もそうだけど、ツアーとはなっているけど団体行動は一切なし。飛行機もホテルも個人でチェックインする。飛行場からホテルへの送迎で他のツアー客と一緒になる他はすべて単独行動。ほとんど個人旅行の感覚。閑散期は別として、格安航空券を使って個人でいくより総額では安くあがるだろう。
無事出国手続きを終わる。搭乗便は全日空1058便。20時05分出発予定の飛行機だ。全日空となっているが実はエアジャパン(全日空の子会社)と全日空のコードシェア便で運航はエアジャパンが行っている。去年は全日空が運航していた。子会社に業務委託して経費を節減?航空会社は運賃値下げ競争に加え、9−11のテロで会社の経営状態がどこも悪くなっている様子。あの手この手でリストラしているんでしょう。
搭乗時刻まで1時間以上あるので、CLUB ANAという全日空のCクラス専用ラウンジで休憩。去年は千代の富士にあったけど、今年は有名人は誰もいず。アルコールは控えて、ジュースを飲む。日本茶と紅茶のティーバッグを少し失敬する。トイレに行ったり、備え付けの雑誌を読んだりしていると搭乗時刻になる。搭乗ゲートに向かう。
| 全日空のラウンジの入り口 | ラウンジ内のバー(セルフサービス) ほとんどの種類のアルコールやソフトドリンクがある |
搭乗ゲートから飛行機に向かう通路(ブリッジ?)で空港職員に呼び止められる。「身体検査にご協力ください!」とのこと。金属探知の棒(先が丸くなっている)で体全体を調べられる。ベルトのバックル部分に反応して探知機の音がする。職員が「触っていいですか?」と聞く。ダメといったら飛行機のしてくれないやんけ!と内心思いつつニッコリと「どうぞ」という。ヘソのあたりを調べられ、これで終わりかと思うと今度は靴を脱げという。靴を脱いだら、中を点検している。これで検査終了。あたりを見回すと、他の乗客は検査されずに飛行機に乗っている。職員に理由を尋ねると「無作為に調べているんです」とのお答え。確かに後2〜3人の人間が検査を受けている。「ほんとに無作為?僕が怪しいから調べてるんじゃないの?」と聞いたら、「無作為にやってますよ」とこの職員は言いつつニヤリと笑う。どうも他の乗客と比較したら僕は怪しいと奴と思われているみたい。そう確信しつつ、何事もなかったように機内に入る。
機内に入ると早速スチュワーデスに入国カードと税関申告書を持ってきてもらう。こいつを書かなきゃゆっくり酒が飲めない。入国カードを書き上げた頃に離陸。水平飛行に入ると食事の準備が始まる。もう21時前。腹減ったよー!旅慣れている人は時差ぼけを少なくするため、飛行機に乗る前から生活のリズムを到着地の時差に合わせるという。ハワイに行く場合、飛行機に乗る前に夕食をとっておき、搭乗後は何も食べずにひたすら寝るのが時差ぼけを少なくする最良の方法。日本時間の21時はハワイでは夜中の1時。ハワイ時間に合わせるのならこの時間は寝ていなければならない!でも、機内の食事も旅の楽しみの一つ。食事をせずに、寝るなんてせこい僕にできるはずがない。
食事前の飲み物にはビールを注文。ビールについてるおつまみはバッグの中に入れる。ホテルで寝酒のつまみにでもするつもり。いつも思うけど気圧が低いせいか機内で飲むビールは泡が多くあまり旨くない。でもとりあえずって感じで、ビールを頼んでしまう。食事は洋食を注文。ナイフがプラスチックになっていた。これもテロの影響で機内には一切刃物は持ち込めなくなったためだそうだ。でもフォークは金属製。食事の献立は以下の通り。
洋食
・前菜
サーモンマリネ薔薇仕立て えびのサラダニース風 フォアグラとレンズ豆のテリーヌ
・アントレ
ビーフのブレゼカルボナード風黒ビールのソース(牛肉はオーストラリア産だって!)
スパッツルのバター風味 ブロッコリー キャロットのパリジェンヌ風(書いてても何のことかわけわからん)
・季節のサラダ
・デザート各種
ブルーベリーのムース 洋梨のタルト フレッシュフルーツ
・テーブルロール(要するに丸いパン)
・コーヒーまたは紅茶
・小菓子
和食
・前菜
秋刀魚松風 南瓜胡麻千鳥 海老芝煮 帆立貝酒香漬け 鳴門さより
・小鉢
秋味昆布押し いくら 菊花 梅酢
・お凌ぎ
柚子麺と若布そば
・台の物
金目鯛西京焼き 黒豚柔らか煮 飛竜頭 野菜焚合せ 松茸炊き込み御飯
・味噌汁
・香の物
・デザート各種 (洋食と一緒)
・緑茶
・小菓子(洋食と一緒)
| 洋食 | 和食 |
食事が終わると22時30分。すぐに機内は消灯。前のスクリーンでは映画をやってたが、なんの映画か忘れてしまった。関西空港−ホノルル間の全日空のCクラスには手元で見れる液晶テレビがないのがちょっと不満です。トイレに行って、耳栓や歯磨き、アイマスクを失敬する。あてにしていた髭剃りがない。スチュワーデスに聞くと置いてないとのこと。去年まではあったけどなあと思いつつ、これも経費削減のためかなと思う。あとで気がついたけど9−11以降、刃物類は一切機内持ち込み禁止のため、サービスの髭剃りも当然無くなった訳である。スチュワーデスさん髭剃り置いてない事情まで説明してほしかったなあ!
ナイトキャップにウイスキーのロックを貰い、週間朝日に週間文春、新潮と読み進むうちに眠くなる。少し眠ったかなと思ったら、後1時間ほどでホノルル到着のアナウンス。時計を見ると3時前。でも現地時間では8時前なんだよな。時計を現地時間に合わせる。朝食のサービスが始まる。メニューはサンドイッチにジュースとデザート。そしてコーヒーまたは紅茶。
| 朝食 |
朝食を取り終わったころには着陸態勢になる。少しずつ機体は降下し、ホノルル国際空港に現地時間8月29日(木)9時10分ごろに到着。めでたしめでたし!
イミグレーションは日本人でごった返していて30分ほど待たされた。待ち時間の間、中年の夫婦と話を少しする。ハワイは初めてでコオリナリゾートでの娘の結婚式に出席するという。入国審査は質問もされず、パスポートと入国カードを確認するだけ。朝の早くから大勢の日本人を相手にするのに飽きたのか、入国管理官はなんだかめんどくさそうに仕事をしていた。スーツケースを受け取って税関を通ると、そのスーツケースをベルトコンベヤに乗せる。以前は空港から隣島に行く場合、再度アロハ航空なりハワイアン航空にチェックインしなければならなかったけど、今は税関の先にあるベルトコンベヤに乗せると、最終目的地の空港に送ってくれる。クレームタグを見たら、目的地はホノルルではなくちゃんと粉空港になっていた。団体専用出口からJTBのカウンターに行く。そこで隣島行きの航空券とDFSへの入場カード、その他諸注意が書いてあるブックレットなどを貰う。
国内線の手荷物検査でバックを開けられる。手荷物品を開けられたのは今回が初めて。いつもはX線検査だけでOKが出ている。でも身体検査は今回はなし。白人夫婦とポリネシア系の人が身体検査を受けさせられていた。その格好は逮捕された被疑者みたいである。3人とも情けなさそうな顔をしていた。11時すぎの(正確な時間は忘れた)ハワイアン航空機でハワイ島のコナ空港に向かう。。45分ぐらいのフライトで到着。スーツケースを受け取ってJTBのピックアップバスでホテルへ向かう。JTBの職員から帰りの荷造りをする際、機内持ち込みの手荷物の中に絶対刃物類を入れないようにと注意がある。髭剃り、はさみ、爪切りすべて没収になるそうだ。見慣れた景色の中をホテルに向かう。運転手のアレックスは少し日本がしゃべれるということで、景色の解説をしてくれる。その解説は次の3種類。
「水アル。水、ワキ水。」「水アル、草ハエル。」「水ナイ、草ナイ。」
「黒イ溶岩、新シイ。危ナイ。」「赤イ溶岩、古イ。危ナクナイ」 (新しい溶岩は鋭利だから怪我しやすいとの意)
「珊瑚ノ文字、イッパイ。日本人ノ名前アル。シンタニサン。アソコ!」
この繰り返しに飽きて眠くなって来た頃にホテル到着。
ホテルの日本人コンシェルジェがチェックインの手続きをしてくれる。その時、カイルアコナまで10ドルでいけるコナイクスプレスバスについて聞いて見ると、テロ後の観光客の減少で廃止になったとのこと。コナに行くホテルのシャトルについて聞くと、片道25ドルであるという。往復で50ドル払うならレンタカー借りた方がいいかなと、でも運転するのは面倒だしと思案していると、第一運転免許証は日本に置いてきたのを思い出す。免許証が無ければ車貸してくれないだろう。今回はコナに行くのは止めとこうかなと思う。ついでのエアロビのクラスについて聞くと、パンフレットをくれた。それを見てみると、リラクゼーション系のクラスしかない。で、今回はハワイでのエアロビはなし!
部屋は4階。広さはまあまあ。ワイキキのホテルに比べたら広い。洗面とトイレ&バスが別になっている。眺めは・・・・・・。一応オーシャンビューだから海は見える。プールも見える。ただ窓の下にホテルのレストランの庇がくる形になっていて、いまいち爽快感がない。一番の問題は溶岩を切削、整地している建設現場が視界の三分の一を占めることだ。トラックや重機類の音もうるさい。後でコンシェルジェに聞くと、コンドミニアムの建設中だとか。海岸沿いのデラックスコンドミだから300万ドルぐらいのお値段になりそうだとか。誰か買う人いませんか?
腹が減ったので日本から持ってきたカップラーメンを食べる。外国に行くときはカップ麺を5,6個持っていく。小腹が空いたときや現地の料理に飽きたときに重宝する。また、スーツケースの中のカップ麺のスペースは帰りにはお土産用のスペースになる。お湯は野口悠紀夫先生お薦めの全世界対応湯沸かし器で沸かす。(超旅行法 p106参照)ホテルでは熱湯が手に入りにくいのでこいつは非常に便利です。
貴重品をフロントのセーフティボックスに預けてから、ホテル内を探索に出る。部屋にいつまでもいると睡魔がやってくる。時差ぼけを解消する一番の方法は現地の時間に体を合わすこと。今日は意地でも22時まで寝ないもんね。ホテルは派手な設備はなく、どちらかと言えば簡素な作りになっている。コハラコースのホテルはどこも豪華な作りになっているが、アウトリガーはリゾートホテルの最低限の機能を持つだけという感じ。その分お値段は控えめです。でも、向かいがキングスショップなので買い物の便はいいし、ホテルの前にビーチがあってビーチでは色々レンタルもやっている。4泊程度なら飽きることはない。1時間ほどホテルをみたら着替えてプールに行く。プールは二つあるがそんなに大きくない。一つは子供用、もう一つは大人用という感じだが大人用のほうでも深さは1m20cm程度。そんなに深くない。ジャグジーも二つある。それからウオータースライダーがある。こいつは以前泊まったマウイ島のウエスティンやケアラニのものと比較すると、ちょっと小さい。でも、子ども達ははしゃいで楽しそうだ。
夕食はキングスショップ内のファーストフード店が7店ほど集まっているフードパビリオンというところに行く。タコスのファーストフード店でチミチャンガのセット(チミチャンガ、フライドポテト、ポテトサラダ)を持ち帰りで買う。同じくキングスショップ内のコンビニでキリン一番搾り6本6ドル75セントとワインの小瓶(2ドルぐらい)を買ってホテルで食べる。アメリカは酒が安いのが嬉しい。チミチャンガは油がきつくてイマイチ口に合わず。食後テレビを見たり、空港で集めてきたフリーペーパーを見たりしていたが20時ごろから強烈な睡魔が訪れて、21時に就寝。