MTB大洗ツーリング
■2日目 2001年8月19日(日) 晴れ
朝6:00に 目が覚める。
外は明るい。昨晩は気がつかなかった波の音。
雨の気配は無い。良かった。しかし、風も収まっている。
朝食は8:00。出発は9:00として、出発の準備を整える。
今日は少しでも「楽」をしたいので、国道6号で一気に南下する予定だ。
朝食のおかずは、「納豆」「鯵の開き」。定番の生卵や味付け海苔は無いゾー!
「まっ、納豆は、水戸納豆の本場だもんなー・・・・・・・。」

出発は9:00。
出発時間も遅いので、夏の海を見ることもせず大洗の町を離れていった。
目指すは水戸さま。黄門さまー。痛い私のケツの肉。
途中国道51号沿いのお土産屋さんにて、タカヒロは、お土産購入TIME。
ここで、貝殻、キーホルダー、バンジーボール(偽物)を購入し、
「ババンバ、バンジー、バンジー・ボール」と気分も上々、再スタート。
まもなく国道6号バイパスと交差するが、経験上、安全を考慮して水戸市内の旧道に進む。
10:30 セブンイレブン休憩を行う。
今回のツーリングでカルビープロ野球チップスの選手カードが気に入ったタカヒロ。
ここでも購入。なぜか外国人選手のカードが多い??
休憩後、「お食事処」を探しながら走行するが、
なかなかお店が見あたらない・・・・・・・・・寂しいぞ、水戸街道。
11:50、我慢の限界ギリギリで、「はにわの里」(和食、お土産店)
というお店を発見!
店内で早々に、3人が今日の昼食は「ざるそば&にぎり寿司セット」に決定。
疲れた体にツルツルッーとノド越しよろしく、エネルギー源にさっぱり寿司飯がグー。
熱い緑茶もいい感じ。ってなわけで、テンポも良く、12:50に午後の出発。
しかし、残すは、あと約80KM?まだあと、全行程の2/3だー。

昨日と違い、今日は暑い!比較的カラッとしているものの、まだ夏の日差しと
アスファルトの照り返しが、全身に容赦なく襲いかかる。
走行中、ところどころでMTBにマウントしたボトルの水をエンジン?にかける。
水戸からずーっと東京に向けて、緩やかに坂を下っているような感じがする。
緩い上り坂もあるが、下り坂の方が長く、多く感じられる。
復路が順調であるからこそ、そう感じられるのかもしれないが、まだまだ家は遠い。
土浦市内へ入ると、昨日走った記憶の残る道に入った。

休憩したお店、レストラン・・・・・・・昨日の向かい風が嘘のようだ。
土浦からつくばへの道は、日曜の夕方になると買い物帰りか行楽帰りかの車も多く、
渋滞の始まった夕暮れ時。

17:00 つくばのファミリーマートで日没前最後の休憩を取る。
日没後は速度が落ちるのは見えている。次の休憩までの約1時間は、
少々頑張らねば、帰宅がますます遅くなる。
ふと信号待ちをしている「仮面ライダー」が目に飛び込む!怪人でも出現したのか?
それにしてもここは、平和な町なのだろう。
18:15 昨日も休憩した谷和原のセブンイレブンに到着。

辺りは薄暗くなり、この先へ進んでも食事ができるお店は記憶にない為、
コンビニ弁当の夕食となる。男3人、店頭で弁当で腹を満たす。
これから先は、Light ON。スピードは落ちるなー。
次の休憩予想ポイントは千葉・野田市。そこで兄とは別れ、タカヒロと走ることになる。
田舎道は、ここでも暗く、歩道も狭かった。心細い・・・・・・・。
千葉県野田の国道16号にやっとたどり着いた。
20:00、マクドナルドにてトイレを拝借。
残りの距離が見えて来たものの、ここからは親子2人で走らねばならない。
安全を優先しながらも、前に進まなければ・・・・・・・・。
歩道を走ることができる国道を選んだが、街灯はここも少ない。後方から抜いていく車のライトが
私たちの行く手を導いているようだ。
また、国道に入ってもコンビニも少なく、休憩ポイントが無い。タカヒロの疲れも限界に近づく。
30分もの連続走行さえも厳しくなってきた。
江戸川を渡り、埼玉県・庄和町へ突入。あと何分で帰れるか?
早く帰りたいし、早く休ませてあげたい。
21:00 マクドナルド16号庄和町店で休憩。
今晩の庄和町総合公園付近は、お祭りで人出が多かった。
タカヒロのエンジンも疲労に加え、さらに空腹が襲ってきたようだ。
ホットアップルパイとジュースでつかの間の休息。

さー、あとは自宅へ一直線。
これが最後の休憩(のつもりだった)。
春日部市内へ突入。
さらにはヨーカ堂前を通り帰るはずったが、
交差点を曲がり損ね、もう一つ登り坂を作ってしまうことになった。

タカヒロ「・・・・・・・・無言・・・・・・・・」もう、限界の無言の訴えである。
最後の坂を避け、町中を抜けることになった。
22:00 セブンイレブン八木崎店。またもや休憩突入。
本当に最後の休憩として、気を引き締めてのラスト・ラン。
走りながら自宅へ携帯から電話をする。自宅への到着は家の裏側より目指すことになる。
見えるかこの2つの揺れ動くライトが!
大洗よりはるばると、ひと漕ぎひと漕ぎ元気に帰ってきたぞー。

向かい風に怯まず、着実な走りで無事完走!
「ほっ!やったー!」
来年は、北海道へ行こうー。
これは、あくまでも北海道ツーリングへの第一歩なんだ!

【復路:22:20着 走行距離:117キロ 所用:13時間20分】
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