| What's 整形台 |
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えー、山の神様のリクエストで、手織りのための整経台を作ることになりました。この前作った下駄箱の敷物を織っていただけるるということで、急ぎのご注文です。織り機に懸ける縦糸を計る器具とのことですが、使い方は良くわかりません。(
^ v ^ )> 今の整経台は桜の端材で作った壁掛け用のものですが、今回は自立型のかなり大きなものです。木工の世界では作品で、手持ちの広葉樹で作ろうかとも思いましたが、織りの世界では、整形台は治具で広葉樹を使うことも無いということになりました。なるほど、治具と言われれば実用性が一番です。
ということで、今回は2x4を使って作ることになりました。山の神様は車で買い出しに。 ついでに頼んだ6本と合わせ、1ダースの2x4をポンと車に載せて帰ってきて、、重かったとも言わず、平然としているところは、さすが山の神様。
今回は、作品としてはあまり面白くなさそうなので、治具を中心にご紹介したいと思っております。
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| バンドソー |
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流石に、2x4そのままではごつすぎるとの事なので、60 x 30 mmくらいに挽き直します。今回は、1.7mくらいの長さがあるので、延長テーブルを使用しました。梅雨の季節なので、空模様と相談しながらの作業です。狭い工房の辛い所です。
曲がっているものは手押しカンナで基準面を作りますが、まっすぐなものは、そのままバンドソーで挽いてしまいました。
<ロールオーバー画像.>
2x4 の挽き痕です。桜などの広葉樹に比べると、ずいぶん荒い感じがします。
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これがバンドソー用のリップフェンスです。2x6を蝶番でつないで、アルミの板をつけています。アルミは主に摺動抵抗を減らすためにつけました。、、、もっとも、アルミは工場の廃材ですが、、(
^ v ^ ))
ドリフト対応の角度は、先端のボルトで調整します。
<ロールオーバー画像.>
手製のフェンス自体は、もともとバンドソーについているガイドに蝶ネジ止めされています。この鉄のガイドは蹴飛ばしても動かないようなしっかりしたものなので、ネジの1ヶ所止めでも安定します。
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| ドリフト対策 |
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2x材は柔らかいのでボルトの当たるところは、接合用の金具がついています。
この治具の欠点は、幅を取りすぎる!というところですが、(引ける板幅がせまくなる)今のところ角材を薄い板材にする用途が多いので、これを使っています。
<ロールオーバー画像.>
集塵装置?!(冗談です。(^ v ^)> ) ローラーと帯鋸のあいだに削りくずがつまると危険ですが、相当切っても危険水位?までたまらないようです。大量に切る場合は途中で木の棒で掻き出しておしまい。
落ち口で集塵しようかとも思いましたが、これで大丈夫なようです。
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| テーブルソー |
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自動カンナで厚みをそろえたあとテーブルソーでカットします。自動カンナを先にするのは、鼻落ちがあった場合に、その場所を避けて罫書くためです。
テーブルソーやルータを使う場合は、ご存じクイックグリップを逆にして使っています。送り途中の板のずれがなく、やキックバックや回転する歯に手を近づける不安が減らせます。あまり本来のクランプとして使うことはありません。
<ロールオーバー画像.> 【従兄弟?】
クイックグリップによく似た国産のクランプを見つけました。グリップの向きが逆さなのと、リリースがレバーとボタンの違いはありますが、良く似ています。値段の安さ(千円くらいだったかな)に惹かれて買ってしまいました。握った感じはクイックグリップの方が手にしっくりなじみますし、強度もあるような気がします。(女性なら小振りの国産の方が良いかもしれません。)
ちなみに、国産の方も、グリップを逆にセットして、エキスパンダーとして使用する事もできます。
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| 定規 |
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今回はあっさり平ホゾです。罫書きはこんな定規を使います。2面を同時に罫書くことができて楽です。1周ぐるりと回してもとの線と合わない場合は、面の平行がでていないことになります。
また、テーブルソーの歯出しの調整も、この定規を立てて合わせます。そのあと端材で試し切りをして、ノギスで確認します。
<ロールオーバー画像.>
ホゾができました。パワーツールで気をつけるのは切りすぎない事でしょうか。とくにバンドソーはサクサク切れてしまいますので、ゆっくり切るのが、また、切り終わりの時は切り残す位で止めるのがコツです。肩の入り隅は、ノミや皮捌きで仕上げます。
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