◆◆<番外編 in
レバノン (part.3)> 2000年10月15日〜22日◆◆ Happy Birthday Sang Chul! ↑
I
今日はなんと時間通りのタクシー。
今日の練習は昨日ミョンボさんから聞いていたスタジアム。ミョンボさんも名前は知らないそう。バスのあとをついていくしかないのでしょうか。スタッフの人に名前だけ聞けました。あとはタクシーに任せるしかありません。
バスに乗り込むサンチョルにとにかくHappy Birthdayを言わなくちゃ。とりあえず、そのことを伝えました。ちょっと驚いてたかも?というか、意外だったのかな?でも、笑っていました。
きっとそれを伝えたのはサンチョルの奥様の次かなぁ。電話したみたいです、奥様に。こんな所でも愛妻家ぶりを発揮してるわ!さすがね。
タクシーがちょうどバスのあとになってしまったのですが、途中別の方向へ行ってしまいました。慌てて運転手に「バスのあとだって!」と日本語で私達の慌てぶりに運転手さんも気づいたようでどうにか、場所は分かりました。
そこには軍人さんが立っていました。そして大きな門が・・。まさか入れない? 行く時にミョンボさんに見れるか聞いた時に「見れます」と言われていたのに心配になりました。
すると、どうぞ〜という感じで金網があるところまで行きました。何人か韓国からのメディアが来ています。テレビ局が2局。
もっと中で見ていいよ、といわれ後ずさりしながらも中へ入りました。ランニングして、ボールを個人個人でリフティング。
二人組になり、ストレッチしたり、したあといくつかの円になり、昨日と同じダメな人がデコピンされる、というもの。監督も混ざっていました。その時のかけ声は日本の「いち、に、さん」と一緒の「ハナ、トゥル、セ」でした。ジャンケンもして「鬼」を決めていました。
最初、7番の選手とサンチョルを間違えてずっと見てしまいました! キムテヨンの方が恐い顔、と言われました!
キムドギュンはコーチと二人で別メニュー。ランニングに走り込み。どうも、コーチのほうが瞬発力はあるようです。キムドギュンは遅れをとっていました。ケガしていることもあるんでしょう、多分。
このコーチの方が練習の合間をぬって話かけてきます。勿論、韓国語。私達はとてもいい勉強になりました。
そのあと、紅白戦。ちょっと遠めの所でやっていました。
今度は攻撃と守備に分かれての練習です。攻撃にはFW陣とユンジョンファン、サンチョルらもいてシュート練習。
守備陣はミョンボさんが中心になり、そこでミョンボさんの指導が始まりました。あんなに大きな声で説明しているミョンボさんは初めてみました。そしてこれが長い時間続きます。手を後ろに組んで聞いているパクチソンが印象的でした。指示したり、身体を使って説明したりととにかく熱血指導という言葉がピッタリ。一見ミョンボ監督、という感じ?
周りで聞いている他の守備陣はこれでいいのかなぁ、とちょっと心配にもなりました。ミョンボさん一人の意見が適用されてたから。あーだ、こーだといい合うということがありません。
イドングクたちはボール使って次々とシュートしています。チェソンヨンたちはまだまだミョンボさんの指導が続いています。
それだけで終わってしまいました。ミョンボさんはその後、FWと混じり、なんとシュート練習に勝手に加わっています。
他のDF陣はストレッチしたり、シュート練習を見ていたり・・。ミョンボさんと同室のパクチソンはずっーとミョンボさんのプレイを見ていた気がします。
監督は守備陣のほうはミョンボさんに任せきりでFWのほうにいました。
そして、気付いたこと。ベテラン選手は練習着の上を出して着用しているけど、若手は中に入れていました。偶然、なのか流行り、なのか??
ホペイロはいないので、水もあまり供給せず、ただ、レイソルでは沢山水分補給しているミョンボさんは一人、多く水を補給していました。
最後は円陣を組んでいました。そこでなんと言っていてたのか、分かりませんでした。選手のみんなはスタッフから水とバナナ!を
受取り、バスへ向かいます。ミョンボさんとノジョンュンさんがテレビのインタビューを受けています。
私達がさて、どうやって帰ろうかと止まっているとスタッフの方がバナナをくれました。なんだか、いつも色々頂いてるけど・・・。
そのバナナ、すぐ食べたのは私だけでした。
また別のスタッフの方が車に乗せてくれる、というのです。ホテルまで戻るのでいいよ、と。とても助かります。
でも、選手のバスの目の前で乗ることになります。が、気にしながらも乗せて頂きました。やっぱりみんな見てるぅ・・・。でも、ミョンボさんやサンチョル側じゃないから、まあ、いいか。
サンチョルの後ろがミョンボさんの席です。右側の真ん中よりちょっと後ろです。
あとの選手は全く覚えていません、というか気にしていなかったので分からないだけ。
その車の中で話をした韓国の方が今回、私達がメディアデビューしてしまったきっかけです。(多分) その方に名前を聞かれたり、誰のファンか聞かれたり。でも、サランヘヨ〜?と聞かれた!!な訳ないじゃないですかねぇ。
サンチョルの誕生日という事は、こちらからふってしまったので失敗しました。でもだからって、ふーみんさんまでサンチョルファンになってしまったこと、とても申し訳ないです。
ロビーでは、韓国チームの現地のケアをしている男の人・・あとで大学生と分かりました。すっかりみんなとは意気投合なので楽しいひととき。
そして、レストランで食事。ここのみんなとは今日でお別れです。アラビック語の挨拶を何度も覚えてさようなら。
外には韓国のバス。一旦荷物を積み込んでランチのようです。ここで、私達は一気に選手の写真を撮りました。名前と顔を一致したいのでサインもしてもらう計画です。話かけたこともないのでとても緊張でしたが、まず、二人の選手を並んで一枚撮らせて頂きました。日本に帰ってから分かったのですが一人はキムサンシク選手。
そのあと、サンチョルが出てきたので、そこでBirプレゼントを渡したのですが、これがなんでだか「人形」を渡したことになってるらしく、ビックリです。そういえば、ホテルに戻ってきたとき、車で同乗した韓国の方に「人形は渡したの?」と聞かれたっけ。
ミョンボさんにまでそのことを言ってたようで、バスから降りてきたミョンボさんに言われてしまいました・・・。
そこで、ちょっとサンチョルと話をしていたら、キムドギュン、パクジェホン選手が来たので、その3選手で撮らせて頂き、名前も書いて貰いました。次々と選手が出てきて囲まれるような感じになり、私のポラロイドでキムドギュンが自分と誰だか忘れてしまったのですが二人並んで撮ってくれ、と。
フィルムがもったいなーい、と思っていたので渋っていると、そこは大人のサンチョルさん、ダメダメ!とカメラを取り上げてくれました。それでも撮って!と言われましたがちょうどフィルムがなくなってました。もったいないような・・・。もう一人は誰だったんだっけ?思い出せません。
そんな中、一人座り込んで黙々と韓国の本を読んでいる選手がいました。これもあとで分かったのですがチェチョルウ選手。一人、全くそんなことには目も向けず、大人な感じ。
そのあと、ユンジョンファン、チェソンヨン、パクチソン選手が一緒でしたので一枚撮らせて頂きました。
先程のキムドギュンも、チェソンヨンもですが、カメラを向けられるとちゃんとポーズしてくれるんですよね。
出来合がった写真を見るととてもいい感じ。
私達はここでも警備の方々と撮影会です。選手一同、こちらに目線。気にしながらも笑顔を作ってポーズしてしまいました。
韓国のバスの隣りにクゥエートのバスが並んであったのですが、差があり過ぎで韓国のバスは汚いまま、バスの昇降口もへんな所に2カ所ありました。
私達はヒッチハイク状態で車に乗せてもらい、自分たちのホテルをチェックアウトし、そのままベイルートのホテルへ。
ここのホテルはツインがなかったのでシングルです。しかもダブルベッド。部屋の中に階段があり、ベッドはその階段の上。凄ーい!!広いベッドにテレビも1Fと2Fについています。電話も2台。ガウンも付いています。でもこんな立派なホテルでもやはり歯磨き、ドライヤー、ポットはありませんでした。
近くのお店がどこにあるのか分からなかったのでタクシーで。ものの3分だったのですが千円。そこで食糧を買い込みました。
ここのホテルではなんと日本円の両替が出来ない! 明日は第一に銀行へ行かなくては!
夕方会ったスタッフの方、普段は韓国でバスケットチームについていらっしゃるそうですが、その方に会い、ちょっとおしゃべり。
そこでも誰が好きか聞かれ、ちゃんと「ホンミョンボとユサンチョル」と答えました。そのスタッフのキムさんはミョンボさんのこと、大好き、と言いました。「very
kind,good player〜」などなど。老若男女から好かれているのはミョンボさんくらい?
ベイルートへ到着した日のホテルまでのタクシーの方もnice
guy と言ってたし、ボランティアの大学生も20番の名前だけ聞いてきましたし。
夜、何人かの選手に会いました。今日Birthdayのサンチョルさんとまた会えたのはかなり嬉しかった。
私達のホテルから観る夜景はとてもキレイでした。女二人でプール際で酔いしれていました。
明日は4点以上で勝ってもらわなければ!
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