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2−49 『国見温泉 石塚旅館』は、緑色の秘湯!
2014.9.15 念願の岩手県岩手郡雫石町の『国見温泉 石塚 旅館』に行きました。 同好の士と大沢温泉での湯治の際に、私の希望で案内しても らって、長い間行きたいと熱望していた「源泉100%掛け流し の緑色の温泉」に浸って来ました。
『石塚旅館』は、山深く静かな温泉宿で「期間限定の営業」 の温泉宿です! 江戸時代末期に開湯し、古くは南部の殿様の隠し湯と言われ、 道なき道をかごに乗って行った湯治の湯として始まりました。 創業200年、南部藩没落により現在の経営者の先祖が買い受 け、今の国見温泉石塚旅館へと発展させました。 訪れた人は、大自然囲まれた立地条件と緑色の温泉に触れて 「これぞ秘湯!」という実感を抱くに相違ありません!!
「国見温泉 石塚旅館」の全景(2014年9月15日)
山奥の雪深い場所の旅館なので、冬季は休業となり、営業期 間に合わせて連絡先も異なるので、注意を要します!
「国見温泉 石塚旅館」の公式ホームページはこちら!
「国見温泉 石塚旅館」の看板
※「十和田国立公園」の圏内にあり、「秋田駒ケ岳」の山麓 の宿「国見温泉 石塚旅館」の看板は、それだけで、「東 北地方屈指の秘湯」というにふさわしい佇まいを感じます!
◆岩手県『国見温泉 石塚旅館』について
※住所 岩手県岩手郡雫石町橋場国見温泉 ※営業期間: 5月中旬〜11月10日 ※夏季営業期間の連絡先(5月中旬〜11月10日) 国見温泉石塚旅館 ・電話:090-3362-9139(衛星電話)/019-692-3355 (転送電話) ※冬季の連絡先(11月11日〜5月中旬) 国見温泉石塚旅館冬季事務所 ・電話:019-692-3355 ※料金 日帰り入浴:500円 ※時間 午前10時〜午後4時まで ※休み 「夏季営業期間」中は無休 ※交通 (東京方面からの場合) ・マイカー 東北道盛岡ICより50分 ・鉄道 JR田沢湖線雫石駅または、田沢湖駅からタクシー30分
◆ 『国見温泉』周辺の略図 ◆ 「国見温泉」は、秋田県第一の高峰である「秋田駒ケ岳」(1637m、地図の上部)の山麓にある。
◆写真で見る『国見温泉 石塚旅館』
「国見温泉 石塚旅館」の看板 ※県道266号線のどん詰まりにある温泉宿の看板は、周囲の自然に同化していた!
「日本秘湯を守る会」の提灯! ※館内の、「展望室」といった「踊り場」に「日本秘湯を守る会」の提灯があった!
「ランプの図柄」の暖簾! ※ふと目に触れた暖簾にも、岩手県という土地柄独特の情緒があった!
「浴室への暖簾」 ※江戸時代からの東北の「秘湯」も今は、男女別の浴室になっている。
内湯は「緑色の秘湯」! ※念願叶った「緑色の秘湯」は最初に内湯で遭遇!(小浴場)
もう1つの内湯は「薬師の湯」! ※もう1つ大きな内湯があり、こちらは「薬師の湯」という!(大浴場)
露天風呂はどこに?! ※露天風呂はどうなっているのか?・・・と一旦屋外に出て見ると! 10m程の距離歩くと、別棟の小屋(写真右手)に露天風呂があった!
「露天風呂の小屋」のアップ写真! ※「露天風呂の小屋」は、写真の手前の建物(じつは脱衣所)である。
露天風呂の「脱衣所」からの風景! ※露天風呂は脱衣所のみ屋根があり、浴槽は大きな岩に囲まれていた!!
眼に飛び込んできた「秘湯の露天風呂」の情景! ※露天風呂は、この写真のように岩に囲まれた浴槽と、その向こ うの山とで、「大自然の中の秘湯ムード」を醸し出していた! ※先客が数人という状況下で、他のお客様のご協力で撮影出来ました!
憧れの「緑色の露天風呂」での入浴記念写真! ※他のお客様に、露天風呂の右端に寄って頂いての写真撮影!!
◆『国見温泉 石塚旅館』の自炊環境について
※住所 岩手県岩手郡雫石町橋場国見温泉 【注】営業期間、連絡電話番号等は、前記のとおり! ◆自炊で「1泊・1人」の場合の料金等について 【以下は、「石塚旅館」のホームページから転載!】 ※「お車で来るお客様限定」とのこと! ※布団付き:2,600円(食材、調理器具は、ご自分でご用意下さい) 【注】筆者が見学した時は、ガスコンロ、洗濯機などはありました! 実際には、この宿での自炊の湯治経験者のホームページ等に よれば、「鍋や食器は共用で使えるようですね!」とのこと。
「石塚旅館」の「自炊棟」の写真 ※写真の右奥の白い建物が「自炊棟」。露天風呂の右奥にある。
「調理場」の写真 ※調理は、割に綺麗で、ガスコンロや調理器具、食器もあった。 借りるのに料金が要るかは、直接旅館に問合せの事! 【注】同旅館で、2013/07/30に自炊の湯治を体験した人のホ ームページでは、共同で調理器具、食器が使えたとのこ と(無料)。
「自炊棟」の「宿泊部屋」の写真 ※今時の「自炊による湯治可能な宿」の部屋としては、「普通」の レベルです。割に綺麗! 【注】自炊棟の室内には扇風機すらなし! 窓に網戸がないので、アブやカメムシに弱い人はご注意を! 山奥なのでかなり涼しく蒸し暑い夏の時期でも、朝方は毛 布一枚では肌寒いくらといいますから、遅い春〜夏〜早い 秋の期間は、快適な宿泊が出来そう!
◆『秋田駒ケ岳登山』へのご案内
「秋田駒ケ岳登山口」の看板のある場所! ※『国見温泉 石塚旅館』の直ぐ奥に「秋田駒ケ岳登山口」があった! 写真の建物の右端にある木の階段が「秋田駒ケ岳登山口」に通じてい る。
「秋田駒ケ岳登山口」の看板のアップ! ※木の階段の左に「駒ケ岳登山口」の文字がある。
「秋田駒ケ岳」登山情報--「国見温泉 石塚旅館」の公式ホームページ参照!
※「国見温泉・石塚旅館」は、名峰・秋田駒ケ岳の登山拠点として多くの 登山者に親しまれています。・・・登山に関してのアドバイスも期待出 来る! 【注】「秋田駒ケ岳・男女岳(おなめだけ)」は標高1637mは、登り2時間 30分、下り1時間30分と、『国見温泉 石塚旅館』に宿を取れば、 翌日の日帰り登山が可能です。 「「秋田駒ケ岳」は、雲上の楽園・お花畑の宝庫として人気の山で、 「深田久弥」の「日本百名山」にも「田中澄江」の「新・花の日本百 名山」にも収録されている!
「秋田駒写真館」について ※「秋田駒ケ岳登山口」に当たる木の階段の上に「秋田駒写真館」があり、 「秋田駒ケ岳」の四季折々のカラー写真が展示されていて、一見の価値 がある!
「秋田駒写真館」の内部の写真 ※「秋田駒写真館」は、どうやら私設の「写真館」のようだが、中々立派だ!
「秋田駒写真館」のテラスからの展望 ※「秋田駒写真館」のテラスから、岩手の山々を望む!!
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