2. おすすめの秘湯


◆◆◆◆◆ 信州小諸の秘湯『菱野温泉 常盤館』 ◆◆◆◆◆

2−41 信州小諸の秘湯『菱野温泉』と『海野宿』を訪ねる旅


2011.9.4〜5 長野県小諸市の秘湯『菱野温泉』と『海野
宿』を一泊で訪ねた。
小諸市の『菱野温泉 常盤館』は、旅行する1か月くらい
前まで、その存在すら知らなかった。
旅館の建物の存する場所やそのロケーション等から、信州
の秘湯と呼ぶに相応しい温泉であった!


◆信州小諸 菱野温泉 常盤館について
 ※住所 長野県小諸市菱平762-2  ※電話 0267-22-0516  ※交通 上信越道「小諸IC」から車で約15分。
「菱野温泉 常盤館」の公式ホームページはこちら!



『菱野温泉 常盤館』を拠点として回る観光地は、定番の 観光地として「懐古園」や「軽井沢」、「別所温泉(北向き 観音)、「海野宿」、「上田城跡公園」、「(上田市)国分寺 跡」等があるが、今回は「海野宿」と「道の駅『雷電くる みの里』に併設されている「力士雷電資料館」をピックア ップしてレポートすることとした。



写真は、「菱野温泉 常盤館」の専用登山電車(2011.9.4撮影)

専用登山電車の乗り場は、「常盤館」の館内1階から。

        
【注】「菱野温泉 常盤館」の専用登山電車とは、「常盤
  館」だけの自家用登山電車(ケーブルカー)とである。
  全自動で運転され、車内の「発車ダタン」と書かれた
  赤い文字のボタンをお客自身が押して運転するという、
  非常に珍しい電車である。 


写真は、「常盤館」の専用登山電車のレール(2011.9.4撮影)

「常盤館」の敷地内の山を登るから専用
登山電車のレールと対向車両の写真。





写真は、専用登山電車の上の駅「雲の助」の看板(2011.9.4撮影)

「常盤館」の展望露天風呂「雲の助」は、専用登山電車
で上の駅「雲の助」に行き、そこで下車してすぐである。





写真は、展望露天風呂「雲の助」から写した登山電車(2011.9.4撮影)

男性の展望露天風呂「雲の助」からは、専用
登山電車の上の駅「雲の助」と電車が見える。





『常 盤 館』 入 湯 記


              2011.9.4 


菱野温泉は浅間山麓の標高1000メートルに湧く温泉地 で、宿は常盤館と薬師館の2軒がある。 常盤館は明治20年の創業で、専用登山電車(ケーブル カー)で行く展望露天風呂が名物である。


写真は、展望露天風呂「雲の助」の風呂(2011.9.4撮影)
ここには、登山電車の上の駅「雲の助」から、喫 茶室・売店を通り直ぐの場所に脱衣所があり、内 湯と露天風呂(浴槽3つ)がある。男女別の造り。


「菱野温泉常盤館」の展望露天風呂「雲の助」の日帰り入浴について
 ※営業時間   平日=11:00〜21:00 (受付終了時間:19:00)  (土日祝日特別日の受付時間:11:00〜16:00)
 【注】平成24年7月1日からの外来入浴受付時間     11:00〜16:00変更予定。    ※入浴料:中学生以上 … 1,000(税込)         3歳〜小学生 … 500(税込)
  ◆「雲の助」には、雨の日用に菅笠が数個おいてあり、露天風呂    に、立派な洗い場も設置されている。   ◆「雲の助」に内湯もある。


写真は、展望露天風呂「雲の助」の大樽風呂(2011.9.4撮影)
大きな樽風呂で大人3人が楽に入れる。ここからの眺め がなかなか素晴らしい!標高1050mの浴槽から佐久平と、 遠くに八ヶ岳、蓼科山も一望できるいう。あいにく台風12 号の影響で、曇り空に僅かに晴れ間ありの天候であった。





写真は、「常盤館」の「大浴場」(2011.9.4撮影)
終日24時間入浴可能。広々としていて段差も少 なく、お年寄りにも入浴し易いと好評とのこと。 ※9:30〜11:00の間は清掃のため入浴できない。




写真は、「常盤館」の「部屋付き半露天風呂」(2011.9.4撮影)
今回宿泊の「部屋付き半露天風呂」は、「桧の半露天風呂」 だった。温泉ではなかったが、とてもいい桧の風呂であった。


「常盤館」の半露天風呂付き客室について
「菱野温泉常盤館」には、客室に「半露天風呂」が付 いた「メゾネット式客室」がある。 「彩雲亭」の「453号室」(桧風呂)と「454号室」(陶器 風呂)の限定2部屋である。
  ※詳しくは、「菱野温泉 常盤館」の公式ホームページで「部屋」を参照!











§写真で見る『近隣の観光案内』



「雷電」の銅像の写真


「道の駅『雷電くるみの里』」前にて

「道の駅『雷電くるみの里』」に併設されている、「力士 雷電資料館」には、江戸時代の名力士「雷電」に関する豊富 な資料が展示・掲載されている。相撲ファンには是非一度訪 ねたい場所である。「雷電」の意外な面も紹介されている。

「道の駅『雷電くるみの里』」の公式ホームページはこちら!

『力士雷電資料館』に関する充実したホームページ(個人)はこちら!






「海野宿」の写真


「卯建(うだつ)」の見事な「北国街道海野宿」の町並み

「東御市」と海野宿」について
東御市は、小県郡東部町と北佐久郡北御牧村の2町村が合併して、平成16年4月1日に 誕生した。地理的には長野県の東部に位置し、北は上信越高原国立公園の浅間連山を 背にし、南は蓼科、八ヶ岳連峰の雄大な山並、島崎藤村が詩に詠んだ千曲川と鹿曲川 の清流とが織りなす豊かな風土と歴史に恵まれた美しい市である。古くから馬の産地 として知られ、中世には東信地方一帯を支配してきた海野氏をはじめ、望月氏、布下 氏、諸沢氏によって統治されて来た。又、「日本の道百選」に選ばれた北国街道「海 野宿」は江戸時代の面影を現在に強く残し、東信地方の観光の要所にもなっている。





「気抜き」と「海野格子」の残る町並み

「卯建(うだつ)」、「気抜き」、「海野格子」について
「海野宿」は会津の「大内宿」のようには、それほど観光的俗化した感じがなく、 とても落ち着いた場所である。「うだつ」、「気抜き」、「海野格子」は、「海 野宿の町並み」を語るときに欠かせない建築の様式である。「うだつ」は1つ前 の写真の手前の張り出した部分で、火災の際に隣家への類焼を防ぐ役割があり、 時代と共に装飾的豪華さが家々の財力を誇示するものへと発展したといわれてい る。「気抜き」は、この写真の二階屋根の上の丈の低い屋根をいい、換気用の構 造である。「海野格子」は、この地方独特の二階に巡らした格子の構造をいう。

『海野宿』の「うだつ」、「気抜き」、「海野格子」等に関する充実したホームページ(個人)はこちら!




「ひやしあめ」を売る店

「ひやしあめ」の看板に釣られて風情ある店内に入った。それは、 いわゆる「飴玉」ではなく、生姜味の甘い冷たいジュース様の飲 み物らしいと知り、暑い日で汗だくだくだったので遠慮した。し かし、今になって、試し一杯飲んでおくべきだったと反省しきり!





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