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2−32 源泉が肌に優しい『小谷温泉 雨飾荘』
小谷温泉は、北信濃の山奥の温泉である。 武田の武将岡田甚一郎が1555年に発見した歴史を持つ名湯で、武田信 玄の隠し湯と伝えられている。 『雨飾荘』は新潟県との県境に近い、日本百名山の「雨飾山」(1963 m)の山麓に、昭和46年(1971)オープンした村営施設である。 雨飾山の登山基地として親しまれている。 『雨飾荘』の裏の道を2分ほど歩くと、ブナ林の中に風情ある岩風呂 の露天風呂の村営共同浴場がある。 一般に開放されていて、「清掃協力金」で入浴できる。
写真は、「露天風呂の村営共同浴場」 すのこの向こう側は女風呂で更に風情がよい。
北に「雨飾山」、東は「妙高」、西には「北アルプス」を望む、標高 850mの山峡の地に温泉が発見されて450年近くなる。 日本屈指の名湯とうたわれ、環境庁指定の「国民保養地温泉」にもな っている。 「国民保養地温泉」とは日本の数多くの温泉地の中から、温泉利用の 効果が十分期待され、かつ健全な温泉地として優れた条件を備えてい る地域として、環境庁が昭和29年から指定してきたものである。
写真は、「源泉が注ぐ露天風呂(男風呂)」
いかにこの温泉の泉質が素晴らしいかを示す話として、戦前にドイツ で行われた「温泉博覧会」に日本を代表する湯として出展されたほど なのである。 又、白馬温泉のペンションのオーナーも小谷の露天風呂は源泉100 %で間違いないから入りに来るというほどだ。 ロケーションは、男風呂より女風呂がよく、『雨飾荘』にも、「ポス ターの露天風呂は、当旅館の裏の露天風呂の女湯です。」と書いてあ る。
写真は、「露天風呂でくつろぐ「白馬のペンション」のオーナー」
写真は、「露天風呂を谷側に向かって撮影(男風呂)」
このアングルからの写真は、ガイドブックやインターネットでも掲載がないから貴重な写真!
○ 交 通 (マイカー) 関越自動車道(藤岡JCT)〜上信越自動車道(更埴JCT)〜長野自動 車「長野IC」〜「長野白馬ルート」経由60分 【注】「JR南小谷駅」を過ぎたら、次の信号を右折。そこから約 11キロ。
(電 車) JR大糸線南小谷下車小谷温泉行きバス30分終点下車+徒歩20分 【注】1日5往復
写真は、「『雨飾荘』付近の景色(「ヤドリ木」が多い)」
○小谷村『村営 雨飾荘』の案内 @ 営業時間
A 料 金
B 温泉施設 ※内湯 ・・・男女各1(24時間利用可) ※露天風呂(近日中に改築完了 2003.5.3工事中)
C セールスポイント 『雨飾荘』の内湯は、泉質が良いと評判である。 この温泉の成分は、炭酸塩素水泉で肌をすべすべにし、神経痛、 筋肉痛、冷え性、疲労回復、切り傷、火傷、慢性皮膚炎に効能 があり、飲用しては、慢性消化器病、糖尿病、通風、肝臓病に と、幅広くよく効く温泉である。
D 住 所
E 電 話