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2−28 気軽に行ける秘湯『塩原温泉郷 福渡温泉 不動の湯』
福渡温泉は、「塩原温泉郷」の中の1つである。 『塩原温泉』は、川治、鬼怒川と同じように東京から気軽に行ける 観光地として有名である。 箒川(ほうきがわ)の片側に沿って、大網温泉、福渡(ふくわた) 温泉、畑下(はたおり)温泉、門前温泉、古町温泉が並び、更に奥に は中塩原温泉、上中塩原温泉等の温泉地が位置する。 これらを総称して「塩原温泉郷」と呼ぶのである。 明治17年(1884年)に塩原街道が開通し、夏目漱石、谷崎潤一郎、 斉藤茂吉などの文豪が訪れ、尾崎紅葉の金色夜叉はこの地で生まれ た(旅館『清琴楼』で執筆)。 これらの文豪によって、塩原温泉郷の美しさは全国に紹介された。 現在、湯本は11ヵ所あって「塩原十一湯」と呼ばれている。
【注】写真は、「福渡温泉 不動の湯」・・・(2002.7.12) 福渡温泉・・・ 箒川の渓谷がやや開け、明治以来文人に愛された 温泉街が広がる。 近くには町内会で管理する「岩の湯」、「不動の湯」の2つの露天 風呂がある。 中でも、「不動の湯」は風情があり、遊歩道の奥まった所にあるの で、秘湯ムードがある。 土日は、ハイカーが遊歩道(塩原渓谷歩道【やしおコース】)を沢 山歩いてくるから、混浴のため是非平日に訪ねてみてほしい秘湯であ る。
【注】写真は、「福渡温泉 不動の湯への吊橋」・・・(2002.7.12) 以前の風情ある赤い吊橋から、新しい橋に変わってしまった。
○ 交 通 (電車+バス) JR南和駅(武蔵野線) → 南越谷・新越谷(乗換え/東武日光線) → 下今市(乗換え/東武鬼怒川線) → 新藤原(乗換え/東武鬼怒川 線) → 上三依塩原駅(下車、バス乗換え/東武又はJRバス乗車) → バス停「福渡」下車(乗車時間約20分)、下車約5分(箒川沿い の遊歩道に降り、川下に歩く。橋を渡り左へ行く) → 不動の湯 ・・・バスの本数が少ないので、時刻表等で事前に確認してください。
【注】写真は、「箒川」の青緑色の流れ・・・(2002.7.12)
(マイカー) 浦和 〜 東北自動車道「浦和インター」 〜「西那須野塩原インター」 〜 国道400号 〜 元町 〜 関谷 〜 (大網温泉経由)〜 塩原町町 営駐車場(福渡温泉を過ぎ、左手に「とんかつ屋「かじか」を見て、次 の信号の左、川沿い)着。・・・ここから徒歩約10分(「かじか」迄 戻り、少し川下の階段から箒川沿いの遊歩道に降り、川下に歩く。橋を 渡り左へ行く) → 不動の湯
○『福渡温泉 不動の湯』の案内 @ 営業時間
A 料 金
B 温泉施設
C セールスポイント
D 住 所
E 電 話
○写真で見る『福渡温泉 不動の湯と岩の湯』