2. おすすめの秘湯



◆◆◆◆◆ 那須の大自然のこれぞまさしく野天風呂 ◆◆◆◆◆


2−1 生まれ変わった「那須高雄温泉」の「名無しの露天風呂」!


○ 那須高雄温泉「おおるり山荘」の露天風呂について

以前の、「那須高雄温泉」の「名無しの露天風呂」が、ここに紹介したように大変貌を遂げた。 平成17年2月17日(木)、4年振りに「那須高雄温泉」を訪れてみた。 小雪舞い散る厳冬の那須山中の露天風呂は、思いのほかシンプルで絶好の雪見風呂を味わえた。。 まだ、仮の施設という感じの露天風呂は、17日の泊まり客では、入浴する勇気のあったのは、私ただ1 人だったようである。 もうじき来る春の訪れと共に、この静かな露天風呂も賑わいを呼ぶであろう! フロントで、「露天風呂はどこから行くのですか?」と聞いたら、「玄関を出て右に行くとじきにありま す。源泉は40度ですが、浴槽はかなり温いから35度くらいかも知れません。お入りになる前に手を入れ て湯温を確かめてお入りください。冬はご入浴が無理かもしれません!」と、慎重に行動するよう促された。 しかし、何しろ私は、以前の「名無しの露天風呂」で厳冬期に一人旅で2度も入浴しているから、これく らいの小雪は何のその、絶対に入れるはずだと確信していたから、履いてきた登山靴が今こそ役立つときと 勇んで玄関を出たのであった。

「源泉」と「露天風呂」への道(2005.2.17撮影)
向かって右が女風呂。向かって左奥が男 風呂。更に左手奥に源泉が湧き出ている。




那須高雄温泉の「源泉」の囲い(2005.2.17撮影)
有り余る源泉がとうとうと溢れて捨てられていた。真冬の雪 の中でも、温泉の流れの道筋には雪が無く、蝿も生きていた。




那須高雄温泉の「源泉」(2005.2.17撮影)
3年ほど前までは、この源泉の前に2つの乳白色の露 天風呂と、2つの透明の露天風呂が開放されていた。




露天風呂(男湯)(2005.2.17撮影)
源泉で40度というから、男湯の湯口は38度くらいか? 湯口から2メートルも離れたら、その辺は35度くらいか?




露天風呂(男湯)(2005.2.17撮影)
脱衣場所は屋根が無く、昨日の雪の為に脱衣籠に雪がいっぱい! それでも、湯口の側にいるなら、長湯向きの温る目の温泉である。 風呂から上がると、小雪が肌にチクチク痛いような寒さだが、後は さすがに温泉だから、浴衣を着てからは体の芯からポカポカ暖かく なった。余りの寒さに女湯の露天も誰もいない。ほぼ同じ作り。


(参考)
「おおるりグループのホームページ」
        「那須高雄温泉 おおるり山荘」の公式ホームページ

「おおるりグループ」の宿泊施設の一覧表
◆電話 那須高雄温泉「おおるり山荘」 フリーダイヤル 0120-582-865



「那須高雄温泉おおるり山荘(高雄温泉)」のその他の写真等

「おおるり山荘」の全景(パンフレットから転載=初夏)




「おおるり山荘」の内湯(パンフレットから転載)




「おおるり山荘」の内湯の湯口(2005.2.17撮影)




「おおるり山荘」の客室/トイレ付(パンフレットから転載)






 交  通 

  (無料送迎バス) ・おおるりグループの無料送迎バスが、「JRさいたま新都心駅」から、毎日運行している。 【注】午前9時00分出発。8時45分には下記集合場所に到着していたい。 ・「JRさいたま新都心駅」(西口「けやき広場」の南側、1階、明治安田生命側、八番館駐 車場)→首都高「S5与野IC」〜外環経由〜東北自動車道「浦和IC」〜2時間〜「西那須野 塩原IC」〜【途中、ドライブイン「田吾作」でバス乗り換え。約30分待ち】〜 県道17号経 由・40分〜「那須高雄温泉」11時40分着 【注】帰路は、「おおるり山荘」9時30分発 → 「りんどう湖」経由(約50分時間調整)→ 【ドライブイン「田吾作」でバス乗り換え。「田吾作」で昼食後、12時30分頃出発。 約60分休憩】→ 「さいたま新都心駅」着14時45分頃

「おおるり山荘」の無料送迎車(「湯けむり号」)
「湯けむり号」は全車指定席。旅行日の前日16時30分以降 にバスの「号車番号」が決まる。その時間を見計らって自 分の乗るバスの「号車番号」を事前に確認のこと。そして、 出発時間の15分前には集合場所に行くことが好ましい。

バス乗り換え場所「田吾作」の建物
「西那須野塩原IC」から5分で「田吾作」に着く。ここで 休憩の後、「おおるり山荘」からの送迎車に乗り換える。

『おおるりグループの各旅館・ホテルへの出発時間のご案内』のホームページはこちら!

無料送迎車「湯けむり号」の乗車場所ご案内
出発地 乗車場所
横浜 横浜駅西口天理ビル前
千葉 千葉駅東口NTTビル前
船橋 船橋駅北口イトーヨーカ堂前 
松戸 松戸駅西口市民劇場前
池袋 池袋駅西口東京芸術劇場前
さいたま新都心 さいたま新都心駅 西口 八番館ビル駐車場
新宿 新宿住友生命ビル駐車場
町田 町田市民ホール駐車場
八王子 八王子駅北口

【注】2005.2.18現在=八王子からは、草津方面へのみ運行。

(電車 + 路線バス) ・JR宇都宮線浦和駅発 → 黒磯駅下車 → バス「那須湯本」行き乗車40分 → 「那 須湯本下車」徒歩40分 → 「那須高雄温泉」着      【注】黒磯駅から約20キロ=徒歩5時間(帰りをバスにすれば、本格的温泉ウォーキング に丁度よい。) (マイカー) ・南浦和 → 東北自動車道「浦和IC」〜1時間50分〜「那須IC」〜県道17号経由・30分〜「那 須高雄温泉」着



 秘湯案内 以前は、「温泉ウォーキング/浦和発」で「『名無しの露天風呂』は昔旅館があった跡に何年か無 料開放されていたが、今はなくなった。」と紹介していたが、実は、2004年に「おおるり山荘」の 裏手に露天風呂が復活した。 ただし、石組みではなく木製の浴槽になって生まれ変わっていた。 今回筆者(黒田(温泉))は4年振りに、懐かしの露天風呂に入浴した。 入浴の感想だが、残念ながら、「若干ワイルドな自然感が損なわれたなァ!」と思った。 以前は人工的建造物が一切視野に入らないという風景だったが、今は電柱、電線、そして2軒の建 物が目に付く。 それでも、「おおるり山荘」の露天風呂は、関東地方でこれだけの雄大な自然の中の露天風呂は稀 な存在といえる。 旅館が繁盛したとしても、今の仮囲いのままの露天風呂であってほしいものである。 そしたら、それは、あの懐かしい往年の「那須の名無しの露天風呂」を今に伝える、素朴な「野天 風呂」に近いものといえるのではないだろうか!?

※ 設備の案内 鉄筋コンクリート4階建 客室      36室 収容人数    180名 源泉名     高雄の湯 浴 場   大浴場(男女)       露天風呂(男女別、脱衣所に屋根無し) 売 店 食事処 大駐車場 ※ 料金の案内 宿 泊 2名1室 平日 6825円 土曜・祝前日 8400円 【注】税込み、無料送迎バスあり(12/31〜1/2は運休)。 日帰り入浴 500円



 共同浴場・民宿 那須湯本に「鹿の湯」あり。     ※ 所在地 「那須湯本」のバス停の右斜め前の石段から民宿街(川の方)に下り、徒歩5分。 ・男女別。昔ながらの湯治場のムードたっぷり。 ・「鹿の湯」=日帰入り浴料400円
      「鹿の湯共同浴場」の詳細案内のホームページはこちら!

おすすめの民宿「田中屋」のホームページはこちら!(リーズナブル、親切、民宿専用共同浴場 「滝の湯」の側。「鹿の湯」にも近い)




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