2−18 昭和30年代の風景が残る『宮本温泉』
「宮本温泉」(新潟県長岡市)は、今も昭和30年代の風景がそこに残る温 泉である。 そして、古い農家の建物をそのまま使っているという母屋は、田舎育ちの 者には本当に懐かしい。 昭和51年にご主人自らがブルトーザーを動かして、裏の山奥から温泉を 引いてきて開湯したという。 囲炉裏があり、自在鍵がある。・・・所狭しと飾ってある能面や仏教関係 の御札類も雰囲気を醸し出している。ご主人のこだわりが窺い知れる。 宮本温泉の料理は総て自家製の有機農法によるものばかりで、コンニャク 料理「山ふぐの刺し身」や、「豆腐の刺し身」、絞りたての牛乳で作る「牛 カン」などがユニークだ。
○ 交 通 JR浦和駅(高崎線)〜 高崎 〜 水上 〜 長岡 駅(下車)〜(バス乗換え=「大積(おおづみ)」 行き) 〜 30分 〜 「稲場」下車 徒歩15分 (マイカー) 国道8号(長岡 → 大積)・・・・観音ドライ ブインの看板を過ぎて、じきに「宮本温泉」の看 板あり。そこを右に約1300メートル。 ○ 「宮本温泉」の案内 ・ 電話 0258−46−2723 ・ 風呂 内湯のみ(少し茶色いヨード泉) ◆ 近くの温泉(車なら3分の距離) 「三島谷温泉 永久荘」 電話 0258−46−2258 特徴 全国にも類のない珍色の温泉。茶色というよ り濃い紅茶色。万病に効く薬泉名湯。 白いタオルが真っ茶色になるが、不思議なこ とに絞ると色は着いていない。