1.浦和からの温泉



1-111 志賀高原「ほたる温泉」無料の野天風呂


◆『ほたる温泉』について

  昨年(2007.8.27)、長野県は志賀高原に旅行して、
 「ほたる温泉」という珍しい温泉に無料で入浴して
 きた。

      ■《写真右「ほたる温泉『長寿乃湯』」
                        ※撮影 2007.8.27 

   ここは、「志賀プリンスホテル」というところの
  所有する「野天風呂(野趣豊かな屋外の風呂)」であ
 る。 
  名称は、「長寿乃湯」という。
  「露天風呂(屋外にあって原則として屋根がない)」
 ではないので、「野趣豊か」ではあるが、展望は期
 待できないない。

  しかし、こんな素晴らしい「野天風呂」に、宿泊
 しなくても、又ホテルの日帰り温泉にお金を払うと
 いうこともなく、全く無料で誰でも入浴できるのだ
 から感謝、感謝というしかない。
 ほんとうにありがたいことである。

  マナーを守って、「志賀プリンスホテル」さんに
 感謝しつつ入浴させていただく心が大切だ。

   【注】志納金のポストがあるので、「感謝の志」
     を些少であるがお入れした次第である。

 
      ■《写真右「志賀プリンスホテル別館脇の『長
     寿乃湯』」       ※撮影 2007.8.27 

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  【「志賀高原プリンスホテル」のホームページから】

 別館脇に位置する野天風呂「長寿乃湯」は、当館社長
 が志賀高原に訪れた方が、温泉に浸かって疲れを癒し
 て頂ければと思い、どなたでも気楽に温泉を楽しんで
 戴けるよう、無料開放をしております。
 
  http://www.shigakogen.jp/prince/spa02.html#02

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 このホームページの記事を読んでも、同ホテルの「本
 館フロント」に「無料の野天風呂があるそうですが、
 入れていただけますか?」と聞いて、「どうぞ!この
 裏の別館の脇にありますから。」とOKの返事をもら
 うまでは、半信半疑であった。


 さて、その『長寿乃湯』、別館隣にあるのだが、少し
 場所が分かりにくいので、同ホテルの「本館」を目指
 して行き、「本館」で場所を聞くとよい。

 湯元は、すぐ近くの平床(ひらどこ)大噴泉からの引湯
 である。 
 湯量が豊富で良質な温泉が100%掛け流しというから、
 全く素晴らしい温泉である。

 浴室は男女別々になっていて、脱衣所は建物内に田舎
 の共同浴場風な簡易な物がしつらえてある。

 
      ■《写真右『長寿乃湯』の「男湯入口」
            ※撮影 2007.8.27 

 同ホテルのホームページによれば、「夜は手でつかめ
 る様な満開の星空が浴舎の板の隙間から眺められる。」
 という。
 「冬はナイターの幻想的な風景をよしずの隙間から見
 れて、四季折々の風景を楽しめる。」という。 

 この温泉は無色透明、無味、少し硫黄臭がある。
 源泉は、なんと81℃もあり、引湯する時に適温に管
 理しているということだ。


 【駐車場について】
   町営無料駐車場があるので、場所を「本館」で聞
   いて、そこに駐車するなどマナーを守って頂きた
   い。


  

◆温泉案内    『ほたる温泉 長寿乃湯』

所 在 地 : 長野県下高井郡山ノ内町志賀高原ほた る温泉    電  話 : 0269-34-2824     交  通 : 関越自動車道練馬ICから藤岡JCT→上 信越自動          車道更埴JCT・信州中野IC、国道292経 由で志賀高原・ほたる温泉へ ※国道292号1本道でアクセスでき、信 州中野ICから約45分。 ■《写真右『長寿の湯』の浴槽呂》 ※撮影 2007.8.27     ●セールスポイント        『ほたる温泉 長寿乃湯』は 源泉100%        掛け流しの温泉。しかも、誰でも入れて        無料!           営業時間 :(日帰り入浴)         7:00〜21:00 休 業 日 :無休                        料  金 :(日帰り入浴) 無料         (別館「大展望風呂」=1000円、AM10:         00〜PM5:00) ■《写真右「志賀プリンスホテル」の別館》            ※撮影 2007.8.27                           「長寿乃湯」の浴室内には、写真の「お願い」文が  掲示されていて、内容は、『約10年程、野天風呂を  無料開放してきたが、湯船が老朽化している為、2、  3年で改修工事したいと思っています。ついては、  「志納金箱」を用意したので、改修工事費のご寄付  をお願い出来れば幸いです。』というものである。  【注】2007.8.27に写真撮影したから、2009年か2010     年頃には、もしかしたら改修工事で一時入浴     できない時があるかと思われる。 ■《写真右「長寿乃湯」の「お願い」文》            ※撮影 2007.8.27       「お志をお願いします。」という貼紙のある「志納 金箱」   ※『ほたる温泉 長寿乃湯』は 源泉100%掛け流し の温泉。    感謝の気持ちで、「志」を投じましょう! ■《写真右「長寿乃湯」の「志納金箱」》            ※撮影 2007.8.27    

◆「ほたる温泉平床大噴泉」について    《平床大噴泉》

     「ほたる温泉平床大噴泉」(「長寿乃湯」等の源泉)とい う物が近くにあって、その場所も是非みて欲しいワイル ドな観光ポイントである。 【注】場所は、志賀高原の名所「蓮池」から「ほたる温    泉」に車で向かって、ほぼ「ほたる温泉」に着く手    前(進行方向右側)にある(地名は「平床(ひらどこ)」)。  この『平床(ひらどこ)大噴泉』には、温泉湧出までの大 変なエピソードがある。   《湯殿山の神様のお告げ》で温泉湧出!!  この噴泉は、「志賀プリンスホテル社長 山本重一氏」  によれば、湯殿山の神様のお告げによって発見・掘り当  てたものであるという。  それは、正に『ほたる温泉物語』というべき、「男の一  大ロマン」であった。  【注】同ホテルのホームページ中「ほたる温泉物語」の    項参照    http://www.shigakogen.jp/prince/hotalspa.html
§写真で見る『ほたる温泉平床大噴泉』



◆『平床大噴泉』の写真


『平床大噴泉』は「ほたる温泉」の源泉 ※撮影 2007.8.27






『平床大噴泉』の辺りは公園のようになっている。 ※撮影 2007.8.27






『平床大噴泉』は蒸気の噴出と轟音が凄い。 ※撮影 2007.8.27









§『ほたる温泉』と「ほたる」のこと

 『ほたる温泉』に行く前も、行ってきてから1年経った  今日までも、「ほたる温泉」と「ほたる」の関係があま  りよく分からなかったが、今日というか今(2008.5.10)、  「Shiga Riverside Hotel」のホームページに下記の記  事があり大変参考になった。    『ほたる温泉に2000年から源氏ぼたるが舞うようになり  ました。  時期は石の湯とほぼ同じで おおよそ6月初旬から発生  します。  7月に入り多くのほたるが飛んでいます。  例年で考えると 9月中旬まで 発生しています。  旅館から 簡単に散歩しながら ご覧になれます。  石の湯のほたるは、長野県天然記念物です。  2002年より石の湯ほたる見学のルールが厳しくなり  ましたが  ほたる温泉では、それ程のルールはありませんが、常識  の範囲でご覧下さい。  宜しくお願いします。』 【筆者注:】このホームページには、2002年〜2007年に掛 けて、「ほたる温泉」で観察された1日毎の「ほた る」の数が記されている。    それによれば、7月20日過ぎに行ったら、確実に    『ほたる温泉』で「ほたる」を観賞出来るようであ    る。

【筆者注:「ほたる観賞のマナー」】     ほたるは明るい光を好まないので、懐中電灯、カ     メラのフラッシュ等、光を発することを慎んで、     静かにホタルを観察する。  「Shiga Riverside Hotel」のURLは下記のとおり。   ■トップページ    http://www.avis.ne.jp/~srsh/index.htm   ■引用した「ほたる」の記事     http://www.avis.ne.jp/~srsh/hotaruseseragi.htm


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