2001年 第1回調査活動報告 7月12〜15日 参加人員 6名


7月12日 天候 曇り時々雨 風強い

折立9:30入山(4名+1名) 薬師沢小屋着 先発隊(3名) 15:30
小屋から上流でI谷で放流予定のイワナ釣り・・・ビュンビュンアタックするが6匹しか釣れなかった(何で?)・・・答えは言わないでおこう。
夜は5人で小宴会(8時まで食堂で)・・・他に客がいなかったので珍しく部屋に帰って宴会の続きを11時まで。
翌朝小屋のメンバーから怒られた。"何であんなに早くやめてしまうの!"と。自分たちも片付けが終わったので参加しようとしたのに、
"今まで8時くらいでは止めなかったのに、今回はなんでなの!何か文句があるの!"と。
イヤハヤ・・・ この会のメンバーはいつもそんなに呑んでいるの?オイラは知ーラナイ、ット。
ところが今回変人が1人混じっている。
鶴羽(つるば)君がその人で、なんと驚くことにビールをコップに1杯飲むと死んでしまうという。
旭山に言わせると、<だから入会資格が無い>と言うことになるそうな。
だけど、朝になるとみんなと同じように二日酔いみたいな顔をしているのはどうし
て?


7月13日 高天原へ

イワナの数が少ないので、A沢でもう少し釣っていこうと話が決まり8時に小屋を出るが、A沢あたりで雨が降り、風も強く小さいのが2匹つれたがりりーすし高天原に向かっ    た。
イワナはビニール袋に入れ、電気ポンプで空気を補充する。途中で漏りはじめ、背中や御知りが濡れたので、2度ほどパッキングをしなおした。
C沢から鶴羽君が担いだが、馴れていないせいでかなりきつそうで、何度も休む。会長と旭山は先に行ってしまった。ひどいやつらだ。
交代しようと声を掛けるのだが、頑張ってくれた。さすがに峠では旭山と交代した。
I谷で昼食。その間に4匹のイワナが勝手に放流してしまったので、残りもここで放した。
オイラと今回ガイドしている鈴木さんはそのまま小屋に向かったが、3人はここで調査釣りをした。
調査釣りの結果・・・あまり書きたくないのだが、3人で尺オーバーを6匹、その他40匹と発表する。当然全部リリースしたのは云うまでもない。

彼らが釣りをしている間に高天原名物露天風呂にしっかり浸かり、ビール片手に小屋に帰るとNHKの取材チームが到着し、明日の取材協力を頼まれた。
ところでスタッフの中にモデルが1人いる。当然スタイルやその他何でもいいのだ。
明日はこの子と混浴だー!と勝手に決めてしまった。

夜7時の無線の定時交信が終わっても、到着予定のyutaとmimouさんが着かない。
小池とそろそろ捜索隊を出そうと話し合っていたら到着した。これで今回のメンバーが全員揃った。
mimouさんは“きつい!体がばらばらだ!”と言っている。
お2人とも初対面だが、いっきに友達だ。すぐに宴会に突入していただいた。
夜はそこそこの中宴会(なんてったって酒はへりコプターで上げてあるし、他にすることが無いからいくらでも呑める)


7月14日 曇り時々雨、後晴れ

目が醒めるとNHKのスタッフはもういない。2階で寝ている我々は誰も気がつかなかった。
小池にせかされて露天風呂に向かい、スタッフと打ち合わせ。
なんてったって実況中継だから、おかしなパフォーマンスはなし。よからぬたくらみをしていた輩もいたようだが、ノーヒットに終わった。
無事に中継が終わったが、朝から湯に浸かりすぎてふにゃふにゃになった。小屋に帰ってビールを飲んだのは云うまでもない。

ここから二手に分かれて出発した。
オイラは鈴木さんと、IGK谷と雲の平経由で、あとの5人は岩苔で遊んでから、下流で釣りをしながら沢小屋に向かう。
岩苔乗越から祖父岳の稜線あたりの高山植物の群生は見事なものだった。
特にハクサンイチゲとシナノキンバイ、キバナシャクナゲやアオノツガザクラ、その他多くの花がいっせいに咲き乱れていた。
花を見るならこに時季に行くしかない。房子さんは大喜びでシャッターを押していた。
yutaさんが結構釣ったらしいが、何れも30センチに少し届かなかったらしい。
mimouサンは自己のレコードを更新したと言う。良かった良かった。
夜はまたまたNHKと同宿。彼らも仕事が終わったので今夜はヤルつもりりらしい。
と、いうわけで大宴会と相成った。



7月15日 ドピーカン

何たる上天気。mimouとyutaの二人を残して後は下山。
太郎平小屋で生ビールをグビィーと空けてひたすら折立へ。
旭山、鶴羽は急いでいるので途中で先に。
白樺ハイツは混んでいるのでグリンビュー(ここがお薦め、平日以外は特に)で温泉に。なんと会長と二人の貸しきり状態。
うちに帰ってミニ宴会。会長は帰りの運転手が見つかったので安心して呑んでいる


   4日間でミニ、小、中、大の宴会フルコールを完璧にこなし、サイクルヒットを成し遂げて終了いたしました。
  
特別な成果が上がる活動をしたわけではないが、参加全員が大いに楽しんだ4日間でありました。
   
放流メンバー

放流現場 全員で

Home 活動記録

C黒部源流の岩魚を愛する会