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(沖縄県渡名喜村・重伝建) |
沖縄本島の西側、慶良間諸島と久米島の間の辺りに浮かぶ渡名喜島は、サンゴの白砂の小路とフクギ並木の向こうに赤い瓦屋根の家が見える、沖縄の貴重な原風景が残る集落があることで知られる島。太平洋戦争の沖縄戦の被害に遭わなかったこともあってこの風景が守られ、重伝建地区にも選定されている。 同様に歴史的景観が保存されている竹富島などに比べると、この島は沖縄本島から近く、那覇港からのフェリーで約2時間と訪問しやすい位置にある。琉球王国時代には、久米島から首里までの、烽火(のろし)による通信の中継点が置かれた歴史もあり、距離の近さが分かる。 船便の関係で島内での宿泊が必要となることが多く、予約は必須だが、一棟貸しの民家に泊る経験は格別だった。夜のメインストリートでは白砂の道にライトアップが行われ、その幻想的な眺めは必見と言える。周囲の海は沖縄らしい美しい青さで、まさに南国のムードを満喫できる離島だった。
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