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當麻taima
(奈良県葛城市)

七世紀創建の歴史を持つ當麻寺の門前町

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奈良盆地の南東端近く、大阪府との境にある金剛山地の麓に位置する當麻は、當麻寺の門前町。東大門のまさに門前に一直線に延びる通り沿いにいくつもの古い家屋が建ち並び、また北門の周辺など境内の周囲にも集落が広がる。
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當麻寺の起源は、聖徳太子の弟である麻呂子親王が創建した万法蔵院だとされる。この地に金堂が作られ、本尊がまつられたのが681年ということで、さすがに奈良県でも有数の歴史を持つ古刹。一時は勢いが衰えたものの、鎌倉時代の頃から「當麻曼荼羅」が全国的に信仰を集めることになり、隆盛を取り戻した。現在では多くの観光客が訪れる。
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東大門門前の町並みが、通りに沿って町家が並ぶ街村的な景観なのに対して、北門周辺の集落(左写真)ではどちらかというと農村的な風景が見られ、実際に歩いてみるとその変化が面白い。なお、當麻の南方1キロくらいの場所には竹内集落の町並みもあるので、そちらとセットで訪問することをお勧めします。

→町並み写真館「竹内街道」


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