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大原宿ohara-shuku
(岡山県美作市)

本陣・脇本陣が共に残る、因幡街道の宿場町

大原宿は、姫路と鳥取を結んだ因幡街道の宿場町。宿場の中心であった古町の街道沿いに、連続した町並みが残る。特に、本陣と脇本陣が両方残っているのは全国的にも非常に貴重で、他には同じ岡山県の矢掛宿など数えるほどしかないという。

左写真の立派な屋敷が、旧本陣の有元家。鳥取藩主池田候の参勤交代時における宿泊場所として建てられたもので、1800年頃の建物だというから、かなりのものだ。大原宿の建物の特徴は、装飾が凝らされた袖壁で、町のあちこちで見かけることができた(タイトル写真右側の建物参照)。

北隣の平福宿と同じく、鉄道のルートから外れたことにより、この大原宿も昔のままの姿をとどめることになったのだろう。智頭急行線の特急も止まるようになり、交通も便利になった現在だが、観光客はそれほど多くないようで、のんびりと散策することが出来た。

→テーマ別写真館「ローカル鉄道の走る町」
→町並み写真館「平福」
 

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