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奈半利nahari
(高知県奈半利町)

水切り瓦が印象的な、典型的な土佐の町並み

室戸岬の北西、土佐湾の東側に位置する奈半利は、土佐と京とを結ぶ南海道の一部であった野根山街道の起点として、古代から栄えた町である。近世以降は、「魚梁瀬杉」の集散地としても発展し、森林鉄道の駅も設置されていた。

近隣の安芸や吉良川と同じく、漆喰の壁と水切り瓦の建物が、町並みの特徴となっている。この奈半利の場合、商店街などを歩くとあちこちに伝統的な建造物が残っているという感じで、特別な保存地区のようにはなっていないが、登録有形文化財になっている建物が非常に多く、住民に大切にされている町並みであることが伝わってくる。

奈半利川を挟んで西側に隣接する田野の町にも、古い町並みが見られる。奈半利と田野は非常に距離が近く、1キロくらいしか離れていない。どちらも杉の集散地として栄えたなど共通点も多く、双子都市的な性格を持つようだ。奈半利を訪れた際は、こちらにも足を伸ばしておきたい。

→テーマ別写真館「ローカル鉄道の走る町」
→町並み写真館「安芸」

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