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壱岐勝本iki-katsumoto
(長崎県壱岐市)

歴史の記憶を数多くとどめる、離島の港町

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勝本は、壱岐島のほぼ北端に位置する港町。古くから、大陸への玄関口として栄えた土地で、現在はイカ釣り漁業で日本有数の水揚げを誇る、漁港の町として知られる。朝市が開かれることから、観光客も訪れる町である。

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漁港をぐるりと取り囲むように、延々と町並みが続く。古くは江戸期から、明治・大正の家屋も多く残り、現在はカフェとして利用されている旧藤島家住宅(写真2枚目)や、疑洋風建築の旧松本薬局(左写真)、木造三階建ての旧つたや旅館(タイトル左奥)など、特徴のある建物群が町並みにアクセントを添えている。

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勝本の町の北端近くにある、聖母宮。創建は奈良時代だが、神宮皇后の三韓出兵の際に建てた行宮が起源だという、とんでもなく由来のある神社で、かつては海に面していたという。辺りの石垣は、こちらは秀吉の朝鮮出兵の際に造られたものらしく、壱岐というのはとにかく歴史の深い土地であることを実感させられる。



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