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足助asuke
(愛知県豊田市・重伝建)

「塩の道」と呼ばれた、中馬街道の宿場町

足助は、伊那谷沿いに三河と信州を結んだ中馬街道の宿場町。三河で作られた塩を伊那や信州へと運ぶ役割を担ったことから、この街道は「塩の道」とも呼ばれ、足助の町には多数の塩問屋が集まっていたという。今でも、塩問屋の建物や塩蔵が残る。

全般に、完全に整った歴史的町並みと言うよりも、昔の普通の町がそのまま残っていると言う印象。香嵐渓という、東海方面では著名な紅葉の名所を抱えることもあり、それなりの活気も感じられる。「マンリン小路」(タイトル写真右側奥)の景観が特に有名なのだが、普通に町中を歩いていても充分に雰囲気はよい。

足助川沿いの景観。町並みを少し裏手に入ると、このような風景が見られ、川に沿って発達した町であることが良く分かる。変化に富んだ風景がバランス良く見られ、観光で訪れても楽しい町だ。全国的な知名度は高くないのだが、この足助も「町並みによる町起こし」に成功した町の一つだと言える。シーズンによっては道が大渋滞するようなので、時期を選んで訪問したい。

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