序 章 表現よみのすすめ 16ページ 1 わたしと表現よみ 2 書く力・読む力 3 表現よみの心がけ 4 表現よみのはじめ方 第1章 朗読と表現よみ 15ページ 1 黙読と音読 2 アナウンサーの朗読 3 俳優の朗読 4 朗読と表現よみ 第2章 表現よみとは何か 15ページ 1 よみの主体と表現 2 表現よみとは何か 3 表現よみのテキスト 4 理解と表現の統一 5 よむことの表現性 第3章 小説と語り手 17ページ 1 なぜ小説をよむのか (1)散文としての小説 (2)小説の文章の自立性 (3)小説の文章の多様性 2 小説のかたち (1)語り手による分類 (2)語りの文体の分類 (3)語り手の見分けかた (4)小説のかたち 第4章 小説と人物 20ページ 1 人物のコトバの三種類 (1)会話による人物のコトバ (2)人物のコトバ――間接話法 (3)人物の内言の引用 (4)「語り手」の特権――漱石の作品から 2 語り手と中心人物 (1)語り手のコトバにうめこまれた人物のコトバ 第5章 記号づけのしかた 23ページ 1 記号づけの意義 2 記号づけの方法 A 作品の構造をとらえる記号づけ (1)「 」カギ (2)( )カッコ (3)〈 〉ヤマカギ B 文の間(マ)をとらえる記号づけ (1)間(マ) (2)区切り (3)切りかえ (4)ツナギ C その他の記号いくつか (1)行がえ(転調) (2)内容の切れ目 (3)アクセント (4)プロミネンス |
第6章 作品をよむ―太宰治「思い出」 18ページ 1 作品をとらえるよみ方 2 作品のよみ方 (1)書きだしと作品のトーン (2)語り手をとらえる 3 「思い出」のよみかた (1)「朝、眼をさますと……」 (2)「私は背が高かったから……」 (3)「みよは、右手の附根を左手で……」 (4)「その日の午後に、私は……」 4 エピソードの展開とまとめ 第7章 発声と発音の基礎訓練 20ページ 1 発声と発音の基本 (1)発声のトレーニング a深呼吸の練習 bうがい式発声法 c「んー」の発声法 d ストロー式発声 e 息つぎの練習 f おどし式発声法 (2)口の体操 a アオ、アオ…… b オエ、オエ…… c イエ、イエ…… d ウイア、ウイア…… (3)舌の運動 a レロ、レロ b tuku taka teke c 母音の発音 第8章 表現よみのイメージ訓練 15ページ 1 コトバのイメージ練習 (1)単語 a 色のイメージ練習 b 自然とコトバのイメージ練習 c 声の距離感の練習 d 一人称と三人称――「私」と「彼」 (2)文の表現練習 (3)文と文との表現 a 十一種類の接続語 b シャドーイング 第9章 発表会と作品構成 22ページ 1 表現よみと聞き手 2 聞き手への表現意識 3 よみ手の間・聞き手の間 4 発表の時間と内容 5 作品構成の原則 6 作品構成「富嶽百景」 第10章 表現よみと朗読の未来 14ページ 1 「朗読」の考え方 2 「朗読」のための理論 3 「よむ」ことと表現すること 4 声のコトバの未来 |