いちょう(鶴岡八幡宮)
深まり行く秋の古都を大イチョウが明るく染めています。 鶴岡八幡宮は治承4年(1180)源頼朝が由比郷(現在の材木座)にあった社殿を現在地に移し、幕府の守護神としたのが始まりです。 本宮下の石段左手には、鎌倉最大の樹木といわれる大イチョウがありますが、三代将軍源実朝が承久元年(1219)この木の陰に隠れていた公暁によって殺されたといわれ、「隠れ銀杏」の別名もあります。 ここは全国有数の人が訪れるという初詣をはじめ、一年を通して参拝の人々で賑わっています。 境内には静御前が”しずやしず、しずのおだまきくり返し”と舞った舞殿や、源平池、鎌倉国宝館、県立近代美術館などがあるほか、ぼたん庭園をはじめ季節の花々や流鏑馬神事などのイベントも行われます。 ●樹齢1000年、樹高30b、幹周り7b、神奈川県指定天然記念物 ●鶴岡八幡宮までのあし JR鎌倉駅より徒歩10分 |
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