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師の像をきざんでほしき羅漢槇 雑俳・柳の丈競(1856) 年の初め、金澤七福神詣でで賑わう善男善女たちを、やさしく見守 っているのは正法院境内のラカンマキです。 ラカンマキはイヌマキの変種ですが、葉が短く密生しており、 そ の名は、実の形が坊主頭の高僧の羅漢に似ていることから付けられ ました。 正法院は寺伝等によると今から1000年以上も前に弘法大師が 水不足だった当地に井戸を掘り祈祷したのがはじまりとされており、 井戸は現在でも本堂の左側にあり金沢七井戸の一つとなっています。 また正法院は横浜金澤三十四観音の第十九番札所となっており、古 くから地元の人々の信仰を集めていました。 |
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