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けふの花 咲きそろひたる日日草 山崎 寥村
ニチニチソウはマダカスカル島原産で、日本には江戸時代に渡来し
ました。 熱帯の強い日差しを浴び、潮風を受けて育ったたくましさは
園芸植物になっても受継がれ、日本の夏の炎天下でも咲き続け、公害
に強い花として道路沿いの花壇やプランターとして多く用いられて
います。
ニチニチソウのひとつの花の命は数日ですが、毎日絶えることなく
咲くのが名前の由来です。 根は古くから薬用にされ、園芸的に改良さ
れたものは有効成分が少ないので、薬にするのは原産地の野生種が栽
培利用されているようです。
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