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工房案内


きつつき工房の場所

安曇野
長峰山から見渡す安曇野と北アルプス

 きつつき工房は長野県の安曇野にあります。
 安曇野は、西側を北アルプス、東側を美ヶ原や北信の山々にはさまれて、南北に長く広がる谷間の野です。
 東側にある長峰山に登ると安曇野の南半分が一望でき、北アルプスを背景にして、田んぼや畑のなかに人家が点在する懐かしい風景が広がっています。
 その安曇野の西端、北アルプス常念岳の山裾の森の中です。
 安曇野の四季の様子はこちら(安曇野の四季)で紹介しています。


きつつき工房をつつむ森

工房をつつむ森
工房をつつむ森
森をぬけて…
森をぬけて・・・

 きつつき工房のまわりは、赤松、唐松、ミズナラなどの森です。
 ときどきリスも遊びにきます。
 虫はいつもきています。
 蛾はとんでもないくらいたくさんきます。
 最近は、山で餌が少なくなったのか、サルやクマが現れて、畑や人家を荒らすことがあります。


きつつき工房の建物

春のログハウス 夏のログハウス
秋のログハウス 冬のログハウス
四季のきつつき工房

 きつつき工房は小さなログハウスです。マシンカットのDログを使った建物です。
 森の中のログハウスに住むのは、ずいぶん前からのあこがれでした。
 2023年から定住して森暮らしをはじめました。
 ロフトに上る階段の下の畳1畳くらいの空間が、職人の仕事場です。

デッキ 薪ストーブ
デッキ 薪ストーブ
仕事場
階段下の仕事場


安曇野に高速道路はいらない

 いま安曇野に高速道路を通す計画が進められようとしています。
予定路線のひとつは、工房がある森のすぐ下側の農地の真ん中を南北に縦貫するもので、こんなものがつくられたら、安曇野の景観は台無しです。
 地元の方々の生活のためにどうしても必要というものならば別ですが、南北方面への道路はすでに整備されていて、地元の人が使う道ではありません。
 観光客誘致のためといいながら、最大の観光資源である安曇野の景観を破壊するという愚を犯そうというのです。

 地元の穂高町、松川村、堀金村の方々からも反対の声があがっています。
 こういう問題で都会に住んでいる者が反対というと、必ず「地元の人が望んでいる」「住んでいる人が便利になる」「感傷で反対するな」などと言う声が"推進派"から出てきます。
 でも、地元の説明会では、予想を超えた反対意見が多く出て、行政はびっくりしているようです。
 地元で反対の声が広がっていることは心強い限りです。

 田、畑、林、人家が点在して広がっている風景こそ安曇野の魅力です。
 その真ん中に、どうして高速道路なのですか。
 観光客は安曇野の美しい風景があるからこそ、やってくるのです。
 住民の方々にとってもメリットがないうえ、観光客を遠ざける、どこからみても利のない道路をなぜつくるのでしょうか。
 税金を使って道路工事をすることで儲かる人たちが、もっともらしい理屈をつけて計画しているとしか思えません。
 そういう人たちのために、この国の自然は全国で壊されてしまいました。
 もう、そういうやり方は、やめにしたいものです。

 地元で反対運動にとりくんでいる「安曇野に高速道路はいらないネットワーク」の  安曇野たいへんだ情報掲示板 のページに情報がたくさんありますので、ぜひ見てください。

(2003年4月追記)
 不信任後に再選された田中知事は、高速道路(高規格道路)ではなく、既存道路の改良で対応するとの姿勢を明らかにしています。
 賛成・反対両方の住民の意見をよく聞いて、利権とは関係なく自主的に判断する姿勢は立派です。
 しかし、とくに大町以北や新潟県側では、あくまで高速道路の建設に固執する土木建設業者や自民・保守系の市議、県議らの声も大きく、まだ予断を許しません。

(2006年9月追記)
 知事選挙で田中知事は落選し、自民党などが推す村井知事が誕生しました。
 田中前知事は新党結成とか、ちょっと嫌味なパフォーマンスとか、疑問に思う行動もありましたが、無駄な公共事業をやめて、教育や福祉に金を回すという予算の立て方は大変見事なものでした。
 再び土建県政に戻ってしまうのか、ますます予断をゆるしません。

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