キタウラ設計室

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設計の心得

優れた道具を手にするとき、いつも美しいと感じます。それは、改良を重ねた末に得られる高い完成度に気づくからでしょう。機能と美しさは、相反するものではないと心得ています。建築も使う人のための機能を持つ以上、そうありたいと思います。 土地に定着することで、環境と対話し、時間をイメージする楽しさも与えられます。特に住宅は、使う人を特定したオーダーメード。住み手にぴたりと合わせて仕立てるのは快感です。

デザインの耐久性

長い年月を生き抜いてきたものに、強く惹き付けられます。その無垢な美しさは、経年と共に浮かび上がる特別な価値と、デザインの風化を支配する力の存在を知らせてくれます。建築に物理的な耐久性が問われるように、その意匠にも時間に耐えうる力を備えたいと考えています。

北の住まいと街づくり

その土地の持つ気候的な特色は、建築にある個性を与えます。自然への畏怖の念と、それを楽しむ遊び心が、北の住まいを確かなものにすると考えています。街づくりの新たなスタートラインも、そこにあるのではないでしょうか。 北海道の住宅は、冬場における外部空間のあり方が一つの課題です。寒さや積雪から身を守りながら、その魅力を積極的に吸収し、時には同化させる形を模索すること。冬の生活の中に、降り注ぐ夏の光と同等の価値を見出そうとする試みです。

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