8月21日市議会建設常任委員会の様子②


 長嶋たつひろ鎌倉市議のブログにて、同じ会派の岡田かずのり議員のコメントを引用する形で、8月21日の鎌倉市議会建設常任委員会の様子が紹介されています。「8月21日市議会建設常任委員会の様子①」でも紹介しましたが、この日の建設常任委員会での市側の対応がいかにおかしいかが理解できると思います。

◆同じ会派「新草莽の会」・岡田議員のコメント

 先日の建設常任委員会協議会で北鎌倉駅そばの洞門のトンネルを保存するか開削するか、委託先から中間発表として八案の内、開削、保存の二つの案が紹介された。行政は開削を発表するとともに9月議会に予算計上を他の案件とともに補正予算としてあげた。
 私ははじめ行政が何を言っているかわからなかった。中間案だから、その紹介と思っていたからだ。理事者の決定は寝耳に水で、行政からも情報は入っていなかった。
 まあ、ひどいやり方だと思っています。こういうやり方は非常にまずい。
 市民協働のまちづくりと言っても実は言葉だけで内実は市民など知ったことではないというやり方をやっている。大変ひどい行政運営だと思います。

参考:長嶋議員のコメント(facebookより)

 松尾市長はしがらみのない市民派市長として、多くの市民の皆様から支持をされて市長になったはずです。しかしこれだけ大きな市民運動になってここまで来た話を、市民意見を聞かないで開削を決めてしまった。
 政治センスなさすぎです。私には理解できない。
 一方では、危険だからと学童施設を移転までした上で取り壊すとして、議会では予算まで議決していた旧図書館は、市民の皆様の強い要望があり残す事にした、との事で方針転換しましたが、北鎌倉隧道の件と整合性が取れない話だと思います。街づくりの政策に一貫性が全く無く、自分の身内の為にだけやっていると言われても、仕方がないやり方をしていると思います。
 鎌倉はナショナルトラスト運動発祥の地。他の街とは違う歴史を刻んでいます。運動が起こったのは1964年、くしくも前回の東京オリンピックの年である。
 この問題、後で大きな遺恨を残す事になると思います。