<サスケ成長記録>

2006.June(生後2ヶ月弱)
2006.July(生後2ヶ月)
2006.August(生後3ヶ月)
2006.September(生後4ヶ月)
2006.October(生後5ヶ月)
2006.November(生後6ヶ月)
2006.December(生後7ヶ月)

2007.January(生後8ヶ月)
2007.February(生後9ヶ月)
2007.March(生後10ヶ月)
2007.April (生後11ヶ月)
2007.May (1歳)
2007.June (1歳1ヶ月)
2007.July (1歳2ヶ月)
2007.August (1歳3ヶ月)
2007.September (1歳4ヶ月)
2007.October (1歳5ヶ月)
・2007.November (1歳6ヶ月)
<事件・出来事>

N0.1 何だコレ??
N0.2 穏やかな時間
N0.3 衝撃の事実
N0.4 出会う運命だった!?
No.5 実は…

No.6 ダニ退治

No.6 ダニ退治 2010.5.11 注意!ダニ画像あり













メモ帳の罫線は7mm
ダニ〜ちゃんは左を向いています
(直視できる方は画像をクリック!)

















吸血マダニに勝利!
先日、野幌公園で笹薮の下を歩き、ダニを付けていたサスケさん。その場で確認できる限り払い除け、帰宅後にブラッシング&チェックをしたにもかかわらず、翌日の朝には目の下に赤みを帯びたダニ〜ちゃんを付けていた。ガガーーーーン。やはり隠れ潜んでいるヤツがいたか…。
ウゲェ〜と思いつつ、サスケを捕まえて確認。えぇーん。吸血しながら後ろ足がモニョモニョ動いてるよ〜!キモい。(ノД`)

サスケの目の下に食いついていたダニ〜ちゃんは、野山にいる俗に言うヤマダニ。一般的な名前で言うと”マダニ”ってヤツだね。ここのページのエピソードNO.1に登場するダニ〜ちゃんと同じ種類。草木の生茂る場所(山、森林など)を走り回るワイルド系の散歩を好むワンコにとっては、遭遇率の高いポピュラーなダニである。ちなみに、このダニ、人間にも食いついて吸血するので人間も注意しよう。(様々な病原体を保有している恐れがあり、バベシア症、ライム病などの感染症を引き起こす可能性があるのだ!)

さて。ダニ〜ちゃん、1週間ほどでパンパンに膨らんで吸血を終了したら自然に落ちるとはいえ、このまま放置するワケにもいかず…、がしかし、病院へ行ったところで、先日自宅で滴下したばかりのフロントラインをまた垂らされるであろう処置にもイマイチ納得がいかない。先日のフロントラインが効いていれば、ダニも弱っているかもしれないし(?)、何とかうまく自分で取り除けないものだろうか?
ここで一応、注意&説明。くっ付いているダニ〜ちゃんを見つけたら、「一刻も早く取り去りたい!」と思うのは皆同じだよね。しかーし!だからといって「コイツめ〜!」と無理に引っ張ってはダメ!何故ならヤツラは宿主となる生き物(犬)の皮膚に口をめり込ませる形で吸血しているので、かなりガッシリとくっ付いているのだ。つまり無理矢理引っこ抜くと口(頭)だけが皮膚内に残ったまま!という恐ろしい事態になるんだな。(´д`lll)

で。今回私がやったマダニ退治法をご紹介。
キーワードは窒息!苦しくなって口を緩めた隙に引き抜く!

≪用意するモノ≫
・エタノールなど度数の強いアルコール類
…なんですが、手元に無かったので、今回は人間用として常備していた消毒液「マキ○ン」を使ってみた。以前、うがい薬「イソジ○」で退治した人も知っているので、「イソジ○」でもOKかも?
・コットン
・ピンセット
・コーム(無くても可)
・フィルムケース(捕獲し観察したい人はどうぞ♪)

≪手順≫
@ダニ〜ちゃんの食い付いている箇所の毛をかき分け、なるべくヤツの口元ギリギリに「マキ○ン」を直接1〜2滴垂らす。
A更に「マキ○ン」を含ませたコットンを食い付いてる部分に軽く押し当て、窒息攻撃!数分間その状態をキープ。
B頃合を見て、引き抜き作業を開始。ピンセットでダニ〜ちゃんの口元(犬の皮膚に近い部分)をつまみ、ユックリ引き抜く。
※ここで注意!間違ってもヤツの腹をピンセットで挟んでしまわないように!うまく取れないどころか、破裂し厄介なことになります。
Cダニ〜ちゃんの体が皮膚から離れたらコームで毛を梳かし、コームに付着したダニ〜ちゃんを捕獲。これで除去完了!
Dあとはフィルムケースに移して(ティッシュの上などでも可)、ヤツの状態をチェック。口がちゃんとあるかどうかを確認すべし!←ココ大事。気持ち悪いからといって、すぐに潰してしまわないように。口は、ダニ〜ちゃんの体から長めに突き出た牙のような部分だよ。
ついでに言うと、ダニ〜ちゃんを潰すのはNG。血とともに病原菌が飛び散ります。メスが卵を持っている場合、卵も飛び散ります。ウゲェ。
Eダニ〜ちゃんが噛み付いていた場所の消毒もお忘れなく〜。

っとまぁ、この方法で今回、サスケに食い付いていたマダニは、無事に口から根こそぎ取り除く事ができました♪日頃、フロントラインなどのダニ対策をとっていない人、手先が器用でない人は、素直に病院に行って処置をしてもらうようにしましょう。この方法はあくまで私の勝手な判断による処置です。うまく取れない場合もあると思うので参考程度に留めてくださいね〜。

No.5 実は… 2009.5.28














実は…サスケさん、またしてもオモチャを丸飲みしていました。←過去形なのは、無事に吐き出したから。現在、何事も無かったかのようにケロっと元気にしていますのでご安心を。

ボールを丸飲みし開腹手術をする事になった、あの事件(2006.10.17)から約2年半。コレまでの間に、何度と無くサスケはボールやオモチャを丸飲みしてくれた。(ノД`) 病院で嘔吐を促す注射を打って貰い吐き出させた事もあるし、塩水での処置をして貰った事もあるし(←その場では吐かなかったけど)、開腹する前には内視鏡での取り出しにもチャレンジしているし、自力でオエェ〜っと吐き出した事もある。
「飼い主は何やってんだ!まったく躾がなってない!」と言われてしまったら、本当にそれまでなんだけど、サスケのフニャボール&フニャオモチャに対する執着は相当なもので、口に咥えてから飲み込みまでの時間も数分と無いため、正直、対処も何も…って感じなのが現状。
もちろん、ドッグランでは目を離さず、危険なモノを使ってる人がいたら即座に呼び戻したり、リードに繋いだりしているし、いまだに毎日のようにオモチャや歯磨きガムなどを使って「ハナセ」の練習もしている。その成果もあり、他犬のオモチャであってもフニャ系でなければ、渋々ではあるけどボトっと離すようにもなった。だけど…小さくて柔らかいモノだけは、とにかくダメなのである。(涙)そして、いくら目を光らせていても使用している人はいるし、普通に売られている。

以前、ドッグランでボール飲み込みの話しになった時、とある飼い主さんが「ウチなんかボール飲み込まれた時に、コレでもか!ってくらいに叩いて叱ったら、飲み込まなくなったよ」と自慢気に言っていた。そして「ま、飲み込まなくなった…というか、それ以来ボールやオモチャで一切遊ばなくなったんだけどね〜」と笑いながら付け加えた。

私には何が正しくて、どうするべきなのか、よくわからない。
オモチャやボールで遊ぶ喜びを奪ってでも、叩いて叱って2度と飲み込ませないようにするのが良いことなのか?
「飲んだ→慌てて病院→先生の言う通り即手術!」で、お腹にメスを入れる事にも疑問は残る。病院が「吐くのを待ってみる」という選択肢を飼い主に与えない(よく思わない)のは、果たして純粋に犬の健康を考えてなんだろうか?手術にもっていったほうが病院としては儲かるのでは?とか、そんな事も考えてしまう。麻酔をはじめ、費用や術後の運動制限など、手術にはリスクもかなり多いしね。
だからといって、自然に吐くのを待つのも危険が伴う事は確か。吐かない恐れもあるし。うまく吐けずノドに詰まらせたり、胃を通過し腸に詰まったら…と考えると、それは心配で不安で、毎日胃が痛い思いをして過ごすことになる。

今回、飲み込んだモノはいわゆる「タマゴちゃん」。よく見かけるタマゴ型の柔らかいオモチャだ。「あ!」と思った次の瞬間にはもう飲んじゃって「エヘ♪」と笑顔でやってくるサスケ。毎度のことだけど、本人(本犬)は飲み込んだ事など何も気にしちゃいない様子。顔面蒼白になりながらその場を去り、そのまま帰宅。
さぁ〜、どうするか?病院に行って、頼めば「吐かせる処置」を試みてくれるだろうけど、それで吐かなかったら内視鏡&手術は確実となるだろう。出来ればもう2度と開腹手術はさせたくない!オキシドールや塩水を使っての吐かせる方法もあるけど自分で行うのも怖いし…。
で、オモチャがかなり小さかった事+以前も自力で吐いてくれてた、という理由から、悩んだ挙句、今回は「吐くor出る(ウンチに混ざって)」に賭けることにして様子を見ることにした。もちろん、元気に過ごし、食欲がいつもと同じようにあり、正常な量&状態のウンチを保てている事が大前提。少しでも様子が変になったら即病院、という事での様子見。(飲み込み日・4月28日)
それからは、毎日毎日ひたすら吐くのを待つ日々。朝方にサスケの寝床から物音がすると「吐く?吐くのか?」と全神経を集中させたり起き出したりして、眠りも浅い。仕事で2〜3時間部屋を空ける時には「この時間に吐こうとして、もしもノドに詰まらせたら…」とか考えて不安で仕方が無かった。楽しくサスケを連れて旅行している最中にも、頭の片隅には常にオモチャのことがあった。「はぁ〜、吐いてくれ〜」と願い続け、約1ヶ月…
先日、5月25日の朝、無事に吐いてくれました!!

胃の中でだんだんと壊れて空気が抜け、オモチャが破けたこと、そして、晩ゴハンの時間を早め、朝ゴハンの時間を遅めて、空腹時嘔吐を発生させるように仕向けたこと、この2点がうまいこと重なって、吐き出せたみたい。8割が吐き出され、残りはその後のウンチに混ざって完全に排出されました。ハァ〜〜〜。良かった。

「危険があるのに、吐き出すまで待つなんて間違ってる!」という意見もあると思う。だけど、やっぱり何が正しくて、どうするべきなのか、私にはわからない。今回、吐いてくれた事は、たまたま運が良かっただけなのかもしれない。それはよくわかっているつもり。でも今、横に、無事に吐いて何事も無かったかのように元気に走り回っているサスケがいる。これが事実であり現状。(決して、吐くのを待つことを推奨しているワケではないです)
起こってしまった事実を「記録」として残す事で、フニャボールの危険性を少しでも多くの人に知って欲しい!「ボール飲み込み」などの検索で辿りついた方に、ちょっとでも参考になれば…という思いで、隠しておきたいダメ飼い主っぷりをさらけ出し、書き記しました。

今後もドッグランでフニャボールに目を光らせつつ、「ハナセ」の訓練を地道に頑張ります…。ふぅ。ホント、吐いてくれて良かったよ。(涙)

No.4 出会う運命だった!? 2007.7.12



















コレがその貴重な写真
17歳の頃の私とハワイのブリ
サスケを迎える以前、私はブリタニー・スパニエルという犬種を知らなかった。小さい頃から犬好き(…というよりは動物・生き物なら何でも好き)だったので、犬の種類もそこそこ知っているほうだとは思っていたけど、ブリタニーについては知識ゼロ。その存在すら全く知らなかった。
そんな我が家がブリタニーという犬種を迎えた理由…それは、@中型 A毛が短め&なるべく抜けにくい B一緒に遊べる活発で社交的な犬&元気で丈夫 C高額過ぎない、という条件で犬図鑑で探したところ、当てはまった犬がブリタニーくらいだったからなのである。(※詳しくはAboutページのSTORYをご覧下さい)そんなわけで、サスケを迎えることになり、初めてブリタニーという犬種と私は出会ったのだ。

…と、サスケを飼い始めてから、ずっとそんな風に思い込んでいた。
ところがッ!違ったのであーる!

サスケを迎えてからしばらく経ったある日、「そういえば、あのワンコ…」と、1枚の写真の存在を思い出した私。押入れから大きくて分厚い古いアルバムを何冊も引っ張り出してきて、探すこと数分。
あった!やっぱり。ブリだ!間違いなくブリタニーだ!

そう、そこにはオレンジ×白のブリタニーに寄り添ってピースをする私の姿が。「ブリタニーなんて犬種は全く知りませ〜ん」と思っていた私ですが、実は高校2年生の頃にハワイで出会っていたのです!
それはハワイ大学への研修旅行中のこと。大学の中庭みたいな所で友人達とレポートを書いていた時に、敷地内をウロウロと歩いているワンコに遭遇。犬好きな私は授業中だってのに、ワンコに駆け寄り「キャー♪写真撮って、撮って〜!」と友人に頼み、写してもらったのがこの1枚。

自分のウチで飼ってる犬との写真や、「ふれあい何たらパーク」に遊びに行った際に出会った犬と一緒に写した写真、よそのワンコを写した写真(自分は写らず)というのはよくあっても、知らない場所で知らないワンコと寄り添って写真を撮るなんて滅多に無いこと。そんなワケでこの写真は思い出深く、貴重な1枚として記憶に残っていたのだった。多分、私の古いアルバムに収まっているたくさんの写真の中で、クロベェ(飼っていたワンコ)以外の犬とのふれあい写真はこの1枚だけだろう。

そして、その1枚に写っていた犬こそがブリタニー・スパニエルなのである。図鑑でたまたまこの犬種を見つけたように思っていたけど、もしかしたら15年以上前にブリタニーと出会う事が決まっていたのかも!?(笑)何だか不思議。私とブリタニーは出会う運命だった、と言いたくなるエピソードなのでした☆

No.3 衝撃の事実 2007.2.5
サスケは生後5ヶ月の頃(2006年10月)、ボールを飲み込み開腹手術を受けている。ドッグランで小型犬が遊んでいたボールを咥えて走りだし、「ボール返して」と言ってる傍からゴクンと飲み込んでしまったのだ。ちなみに、その時飲んだボールは直径6cmくらいで握るとピィ〜という音と共に潰れるタイプのもの。(当時の様子は10/17日記をご覧下さい)

その後、ドッグランに入る時には柔らかい&小さなボールを使っている人がいないか、落ちていないか、かなり注意するようになった。ランに入ってもすぐにリードを放さず、見渡して危険なボールが落ちていないか確認し、危険なボールを使っている人がいた時には事情を話して理解を頂いたり、無理な時はランで遊ばせるのを諦めたりして対処してきたけど、やはりそれでも100%回避することは不可能だったりする。

昨年の12/31も、いつものようにサスケを連れてドッグランに遊びに行った。ラン内を一通り見渡して…、小さなボールで遊んでる人も居ない、落ちてるのは硬いテニスボールばかり、よし大丈夫!と、サスケを解放。しばらく平和に遊んでいたけれど、「…あッ!」一気に凍りつく私。隅っこに落ちている柔らかそうなボールに気がついた。だけど時すでに遅し。次の瞬間にはサスケが得意気にそのボールを咥えて走っていた。見るとそのボールは軟式のテニスボール。しかも壊れかけていて、グニャっと潰れている。ハイテンションで走り回るサスケに他の犬達がつられて、皆でサスケを追いかける。取られまいと必死になるサスケ。どんどん咥え込み、口を閉じるとボールが見えなくなるほど。ラン内を大回りに猛ダッシュで走っているのでなかなか止める事も出来ず、祈るような気持ちで見守る私。
で、走りがゆっくりになり、私がサスケの口元を確認できた時にはボールは消えていた。慌ててサスケの周辺を探すけどボールは見当たらない。走ってる最中に落とした?それとも…まさか、また飲んだなんて嘘だよね?(大汗)何とも嫌〜な気持ちになり、その日はそのままスグに帰宅。

ボールを飲んだところを見ていない。でも、落としたところも見ていない。周辺にはボールは落ちていなかった。でも、広いラン内だし見落としてるのかも…。色々と考えたけど結局わからない。万が一、飲んでいたとしても破れかけて潰れていたから、出てくる可能性もあるだろう、と、しばらく様子をみることにした。その後のサスケは、毎日元気いっぱいで食欲旺盛、ウンチも正常、問題なく過ごしていた。「やっぱり飲んでなかったのかな」と思っていたある日…(1/19)

吐きました。ボール。

朝、トイレを掃除しようと思ったら、トイレトレーの上にテニスボールの破片が胃液と共に吐いてあるのを発見!一瞬、何コレ??と思ったけど、すぐにボールの破片だとわかった。そして「あぁ〜!良かった!!」と一気に気持ちがラクに。喜びをスグにS氏にも報告して、その日は晴れ晴れな気分で2人+1匹でお出かけ♪ボールの破片は出先でのウンチにも混じって出てきました。なんと2回に分けて。1回目は普通にウンチと共に。2回目はウンチはゼロでボール破片と何故かカラフルなプラスチック破片も…。(汗)柔らかいし壊れかけてたので、吐く時にボールがちぎれて、上と下に分かれて出てきたのかも。何にしても出て本当に良かった!本当に本当に良かった〜!!

こんな不安な思いは2度としたくないし、再び「手術」なんて絶対に避けたいし、サスケに危険な思いをさせてはいけない!と強く思う。でも、柔らかいボールに異常に執着するサスケ、ラン内で危険なボール(←ウチにとってだけど…)を使ってる人、壊れかけのボールの放置など、これらの要素全てを100%なくす事は不可能である。今後は「ハナセ」の徹底はもちろんのこと、もっと私がちゃんとラン内の状況を把握し、注意してあげなくちゃいけない…と、深く反省デス。
飼い主として最低でダメダメなこのエピソードをここに載せたのは、自分自身が振り返って反省する意味はもちろんですが、「こういった危険がある」という事を皆さんに知って頂きたかった事と、「ボールを飲み込むとこうなる(手術で取る・排泄物として出る)」という事実を知って貰いたかったから。

いつか小さい&柔らかいボールでも安心して遊べる日が来ますように!と願いつつ、訓練を強化し、サスケをちゃんとコントロールできる飼い主になる!と心に誓ったKIKKIなのでした。

No.2 穏やかな時間 2006.7.3
サスケが来てから毎日、ずっと噛みつき(飛びつき噛み、じゃれつき噛み)に悩まされながら過ごしている。「ウチの子、甘噛みが酷くて困るのよ〜」なんてニコニコ言える範囲ではない。本気でヒドイ。頭をナデナデするなんて行為は、夢中でオモチャに噛みついてる時か物凄く眠たそうな時くらい。(涙)それ以外の時はとにかく手や足を噛んでくる。時には流血…。「これは、どうにかしなくちゃ!」と思い、迎えた初日から躾を試みるけどなかなか上手くいかない。本やネットで見たように色々とやってみるけど全然ダメ。それでも、「無視作戦(遊びを中断し退室する)」が一番サスケには効いてそうなので、その方法で頑張ってみることに…。

オモチャで遊び開始→手や足を噛んでくる→遊び中断・退室→10秒程度無視→おとなしくしていたら部屋に戻り、遊び再開。コレをとにかく繰り返す。でも、遊べる時間といったら1、2分。どうかすると部屋に戻って遊びを再開すると同時に噛みついてきて、あっという間に退室。全然、遊べない…。(´・ω・`)サスケのいる部屋に戻っては「ガブリ!」とされて痛い思いをし、そのまますぐに退室、だなんて何だかやりきれないよ…。私が退室すると少しシュンとしてるサスケ。「遊びたいんだったら噛まないで!わかってよ!」と心の中で叫ぶけど想いが通じるワケもなく、遊ぶのもままならない程に入退室の繰り返しが続く。
そんな状態が連続して30回くらい続いた頃、私の気持ちがピークに達してしまい思わずサスケ相手に1人で泣いてしまった。理解してもらえない悔しさと寂しさ、ちゃんと教える事が出来ていない自分に腹が立ち、ワァーン!と泣きながら部屋を出た。「でも、泣いていても何も始まらないよね…」部屋を仕切っているゲート越しにサスケを見ながら鼻をかみ涙を拭く。見たことの無い私の様子にビックリしたのか、サスケが「ウゥ…」と少し唸ったけど、ヒックヒックしながら再びサスケの所へ。

すると、明らかに入退室を繰り返していた時とは違うサスケの態度と雰囲気。足元へきて私の周りをウロウロ。少し前なら足の甲をガブッ!としていたはずなのに、全然しない。泣きながら(笑)すかさず「イイコ〜」と褒め、姿勢を低くしてしゃがみ込んだ。そしたら!私の膝によじ登ってくるではないか!
え?え?どーゆーこと?床にペタンと座ると、私の膝にサスケが乗ってきた。そして私の手をペロペロ。…もしかして、甘えてる?しばらくそのままの体勢で背中をゆっくり撫でていたら、サスケはスヤスヤと寝てしまった。

10日目にしてやっと訪れたサスケとの穏やかな時間。サスケにとって「噛み付くこと」は色々な感情の表現なのかも。遊びたくて噛む、気にして欲しくて噛む、甘えたくて噛む…。今後「甘えたい時は舐めればいいんだよ」と教えていけば、色々と変わってくるかもしれない。もしかしたら、甘えたかったのに無理やり遊ばせて、サスケも「僕の気持ちわかってよー!」って思ってたのかもね…。ごめんね、サスケ。ダメなリーダーで。

サスケを迎えてからの10日間、「甘噛み」の件で、実は精神的に結構マイっていた私。今日のこの嬉しい出来事で、フワっと気持ちが和らいだ気がする。希望の光が見えてきた!自分にとってもサスケにとっても素敵な出来事が今後いっぱい起こるよう、もっと頑張らねば!そう思ったのでした。

No.1 何だコレ?? 2006.6.26





コニョロ VS サスケ
サスケが来て3日目。サークルの屋根部分を開け、サスケを中に入れたまま蛇のヌイグルミ(コニョロ)で遊ばせていた時のこと。コニョロに食いつき、引っ張りっこをしながらサスケが頭をブンブン左右に振っていると、小指の爪くらいの大きさの丸っこい物がコロンとサークルの床に転がった。私が「ん?」と思うのと同時にサスケも転がったモノが気になったようで、遊びを止め、ソレに近づき匂いをクンクン…。
「食べたら大変!サークルやハウスのネジが取れたのかもしれない!」そう思った私は瞬時にソレをつまんで拾い上げた。
プニっとした感触。その感触から、明らかにネジや釘ではない事はすぐにわかった。指先につまんだ紫がかった濃いグレーのソレを見て一瞬、「……。…ブルー…ベリー?」と思ったが、「んなワケないッ!!」とブツをよく見る。
…何だコレ??
よーく見る。
何なんだ?コ…

…ぅぎゃぁあああーーーーーーーーー!!!
小さな手足がモニョモニョと動いてるーーー!!

思わずバッと床に投げ捨てる。投げ捨てられたソレを見て、喜んでクンクンしにくるサスケ。
うわぁー!ダメぇー!
咄嗟に再び指で拾い上げた。そして、全身に鳥肌を立てつつ急いでティッシュにくるむ。プニプニをつぶすのも嫌だし、何なのかハッキリさせないと怖いので、「どうしよー!?」と悩んだ末にカラのフィルムケースに入れて蓋をし、生きたまま捕獲することにした。

捕獲したらコッチのもんだ!正体をつきとめようとフィルムケースごしに観察を始めるも、ケースが乳白色で良く見えない。(←子供の頃から怖いもの見たさ&臭いもの嗅ぎたさバリバリな性格です)ウムム〜。さっき見た感じでは、羽とか無さそうだったしな…と思い、ケースの蓋を開けてみた。
相変わらず小さい手足がモニョモニョと動いている。キモいよ〜。(涙)これって、やっぱりダニ?血を吸ったダニ?だからこんなに丸っこくプニプニなの???
飼育本やネットで調べるとやっぱりダニっぽい。サスケが体をしきりに痒がっていたのは、コイツのせいだったってワケだ。

動物病院の先生に電話で報告。「本当は一刻も早くサスケ君を洗いたいところですね。下痢が治ったらすぐに洗いましょう!」と言われた。まだ潜んでるかもしれないってサ。(汗)

いやぁ、それにしても、ショッキングな出来事でした。ダニだなんて怖い怖い!キモイキモイ!はぁ、一体、いつになったらサスケに思いっきり頬ずり出来るんだろう?思いっきり抱っこ出来るんだろう?ウン汚れと土汚れに加えて「ダニ」となると、やはり正直ためらいます。(苦笑)
どうかサスケの下痢が1日も早く治りますように…。あ、あと。ブルーベリージャムを食べる時にヤツを思い出しませんように…。(笑)
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