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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ |
Once upon a Time in America |
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監督: |
セルジオ・レオーネ |
原作: |
ハリー・グレイ |
脚本: |
フランコ・フェリーニ
レオナルド・ベンヴェヌーチ
ピエロ・デ・ベルナルディ
エンリコ・メディオーリ
フランコ・アルカッリ
セルジオ・レオーネ |
撮影: |
トニーノ・デリ・コリ |
音楽: |
エンニオ・モリコーネ |
出演: |
ロバート・デ・ニーロ ジェームズ・ウッズ エリザベス・マクガバン トリート・ウィリアムズ
チューズデイ・ウェルド
ジェニファー・コネリー
ダーラン・フリューゲル |
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1984年作品 アメリカ映画
上映時間:205分(完全版DVDは227分) |
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少なくとも10歳児が初めて観る映画ではないぞ…。 |
1984年公開ですから、19年前。
オレが10才のときに観た映画という計算になります。
マジで10才かよぉ!とビビってしまいましたけど、 ま、フツー、10才児が観る映画でないことは 冒頭の3分間を観ればすぐに分かると思います。
でも、この映画を観たおかげで、 今の「映画好き」な自分がいるんだと思うと、 (おまけにギャング映画も大好き!) 連れて行ってくれた父親に感謝するしかありません!
でも、10才児にこの映画は難し過ぎました。 時間の流れが行ったり来たりする展開なので、 当時はさっぱりわかっていなかったんだなぁということが 今回観直してみて、よ〜くわかりました。
でもね、鮮明に覚えてるシーンもたくさんあってね! すっげぇうれしかった。 (ま、だいたいは"教育上好ましくない"シーンばっかです。)
当時の印象としては、 「超バイオレンスなこわい映画だ…」と思ってたんだけど。 (実際、チビりそうだったし…。) でも、こうやって大人になってみると 印象はかなり違ってきています。
「暖かい」映画だな、と。
ちょっと語弊があるか。 「血の通った」映画だな、と思いました。
人間が笑い、泣き、怒り、 考え、行動し、前進し、後悔し、 憎んだり慈しんだり、 人を好きになって、友達になって 信頼して、裏切って、 この世に生まれてきて、この世に死んでいく。
そういう、生きてる間に起こるさまざまな感情や 出来事がギッシリつまった映画だな、と思いました。 (すっげぇ極端な例だとは思うけどね…。)
これぞドラマ!これぞ映画! って感じの3時間40分でした。 あ、でも、ぜんっぜん長く感じなかったから、心配無用です。 途中で「休憩」もあるしね。 そうそう、そういえば10才の頃も 「休憩」の時間に走ってトイレに行ったっけ と、思い出してしまったよ。
----- なお、音楽を手がけているのは、御大エンニオ・モリコーネ。 『海の上のピアニスト』や『ニュー・シネマ・パラダイス』などで 有名ですが、この映画がベスト! どう聴いてもベストです! この映画の音楽が、その後の御大の基礎になってる、 そんな風に聴こえます。マジです。
----- もうひとつ。 この映画には、当時12,3才の ジェニファー・コネリーが出てるんですけど、 (おそらくデビュー作。セクシーシーンもあり。) かわいいのなんのって、もうとんでもないです。 いい女優さんになりましたよね、ほんと。感慨無量。 |
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posted on 2003.07.06 |