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2002.05.19 |
ゴールドラッシュに湧いた街 カルグーリー |
夜9時、いや、また時差が変わったので7時30分、
27時間の列車のたびののち到着した街は
今までの海岸沿いの街とは違い、
風が吹けば赤土が舞うような大陸の過酷さを
ちょっぴり味わうことの出来る内陸の街「カルグーリー」だ。
何故こんな街で下車したかといえば、
やっぱり日本人が少ないということもあるが、
この街はかつて、水も食料も無い所に
一攫千金を夢見た男たちが集まった
ゴールドラッシュの街だからだ。
今ではかつての賑わいは消え静かな街だが、
街のあちこちに金鉱を掘る男たちの銅像が立っている。
当時の様子を展示した博物館がある。
そこには、金を掘るために使われた道具はもちろん、
金と同じくらいに重要な
水を確保するための方法などが展示されていた。
また街の外れには、
いわゆる体を売るお店がひっそりと立っており、
開かれたドアの向こうには怪しい外人の女が座って
男たちを待っている。
これも、当時のなごりなのか?
同じオーストラリアでも、開発の進んでいる観光地と、
そうでない内陸の街のギャップを思い知らされた感じだった。 |
posted on 2002.06.23 |
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