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トップページ> 日記> 2003年> 3月> スキーマラソン
来年ダメなら引退か…。
posted on 2003.03.02(Sun.)
2003.03.02(Sun.) 快晴

6:00過ぎに起きて、朝風呂に入る。
ねむい、ダルい…。
でも、今日はスキーマラソン大会に出場する日なんだから
がんばらなくては!
※詳細はあとで説明しますね。

朝ご飯を食べて、会場へと向かう。
クルマでスイスイと到着。
着いてみると、会場となるスキー場は
ものすごくヤバい状態。
だって、こんなに天気が良い日曜日なのに
ゲレンデにほとんど人影がないんだから…。
ヤバい。

↑いい天気でしょ?

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[スキーマラソン大会とは]
みなさん、"クロスカントリー"という
スキーの競技種目を知ってますか?
スキー競技の中でも(日本では)地味な部類に入ると思いますので
ご存知でない方も多いと思います。
カンタンにいうと
「山の中にある長距離コースをスキーで走る」競技です。
だから、まがりなりにも
「マラソン」という大会名になるわけなんですね。

道具はクロスカントリー専用のものを使います。
ゲレンデを滑るフツーのスキー板とは違い、
細く、軽く、エッジがありません。
(最近はエッジのある板も存在するそうですが)

↑こんな道具です。モデルはオオバくん。

大会は年齢別で争われ、
オレの出る年代は10kmを走ったタイムで
順位を競うことになっています。
大学時代の後輩たちと参加しますが
オレ以外のみんなは社会人になってからも
この競技を続けていて、オレとは比べものにならないぐらいに
うまくて体力もあるのです。
(うらやましい。)
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先週、6,7年ぶりに板を履いて練習し、
今日が6,7年ぶりの大会出場というオレ。
ウォームアップをしてみる。
明らかにヤバい。
体のバランスがおかしく、不安定で
マトモに走れそうもない感じ。
うむ、これは非常にマズい…。
先週の練習の成果が出てないぞ。

そうこう言ってる間に、開会式も終わって
いよいよスタート時刻が迫る。
みんなの気合いがなんとなく伝わってくる。
そんな中、オレ自身はとってもリラックス。
勝敗にこだわらないレースって、こんなもんよね。
フラッグが振られて、何十人もの選手たちが一斉にスタート!
と、間もなくいきなり、板を踏まれて転倒。
(陸上競技とかでもよくあるでしょ?
 スタート直後にぶつかったり転んだり、クツが脱げたり。
 あんな状況と似てます。)
幸先が悪すぎる…。

1kmを走り終わった頃だったか、
もうこの時点で今日の目標を切り換えることにしました。

今日の目標:完走すること

タイムとか順位とかそういうものを争うレベルにないことが
オレの呼吸器系と筋肉の悲鳴を聞いて、
よ〜く理解できたんです。
とにかく最後まで走れるかどうか、ただそれだけ。

5kmを走り終わろうかというところで、
沿道から声援が聞こえてきました。
「がんばれ〜」
がんばりたいのはヤマヤマなんだけど、
どうやってもがんばれないんだな、これが。
カラダが動かないんだから。
このヨタヨタな走りっぷりで精いっぱいなんです。

ここからの残り5kmは、「走る」ではなく
ほとんど「歩く」に近い状態。
我ながら情けない…。
40代ぐらいのおじさんと、
ずっと(低次元な)ランデブー走行をしてました。

意識が朦朧とする中、フラフラになりながらゴール!
でも、ゴールした感激みたいなものは一切ナシ。
ただハーハー、ゼーゼー言ってるだけだったなぁ…。

順位はこんな感じ。

↑(写ってないけど)オレより遅い人も何人かいました…。何人か…。

このあと、会場で振る舞われたとん汁を食べ、
表彰式を見て、抽選会で景品をもらって
なんとか無事生きて帰ってくることができました。

↑あまり食欲がなかったけど、うまかった!
↑モミが3位止まり。
前日の夜更かしが影響した模様。
↑カナマル家のリトル・プリンセス♪
(もうすぐ二足歩行)
↑全員集合のつもりが、オオバくんがいない…。

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「強い選手は言い訳をしない」
という(ぼくらの間で有名な)言葉がありますが、
オレの場合、この悲惨な結果に対して
たくさんの言い訳があります。言い訳だらけ。
弱いんだから言い訳してもいいじゃん!的なノリですが、
これから、その言い訳をひとつひとつなくしていけるように
トレーニングできればいいかな?と思ってます。

また来年がんばります!
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