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父が遺してくれた大切なこと |
ジェームズ・ダッドソン(著)/大地舜(訳) |
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ゴルフを通しての父と息子の物語です。
ノンフィクションだそうですねぇ。
感動です。
この作家さん、ふだんはサスペンス系の作品が多いそうですが、
この本を読んでる限り、そんな雰囲気はまったくなかったですね。
(当たり前か!?)
この物語、『セント・オブ・ウーマン』という
アル・パチーノの映画を彷彿とさせるものがあります。
老人が教え、青年がそれを吸収する。
そして、老人もまた青年から多くを教わる。みたいな、ね。
わたくし自身、ゴルフコースに行ったことは一度もないんですが、 テレビで見るのは好きです。 ゴルフというスポーツは、奥が深いように見えます。 18ホールを黙々と回る間に、たくさんのドラマがあるわけです。 壮烈な順位争い、天候との戦い、地形との戦い、 そして自分の精神的な弱さとの戦いも、 勝敗を左右するんですってね。 この物語には、たくさんのゴルフコースが出てきます。 イギリスの有名なところとか、いろいろと。 親友のような父親と、 ゴルフという戦いをともにしてきた主人公。 最後の旅に旅立つのは、当然の使命と言えるでしょう。 |
posted on 2002.12.16 / 2004.07.04(additional) |
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