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スモークジャーキーの作り方(冷燻・温燻)
(ビーフジャーキー   スモークジャーキー)

スモークジャーキーは温燻(60〜70度)でも、冷燻(10度程度)でも作れる。

気温10度以下の冬場は、ダンボール箱で簡単に牛もも肉の冷燻が出来る。
肉は半ば凍らせた状態にしてから、お好みの厚さに切るが、薄すぎると燻製中にパリパリになるので7ミリ前後が良い。
歯ごたえのあるのが好みなら肉の繊維に沿って切る。
歯に負担をかけたくない人は繊維に直角に切る。


薄切りした肉を、漬け液に一晩漬ける。
ボクの漬け液は醤油、ミリン、ニンニク、それに香辛料。

後で塩抜きしなくてもいいように、塩辛くし過ぎない。
水で塩抜きすれば、調味料と香辛料の大部分が抜けてしまう。
牛肉は特に旨味が抜けやすい。

漬け終わったら水分をふき取り、焼いて試食して塩加減を確かめる。
薄味過ぎたら塩か醤油を塗り足せば良い。
この時にチリペッパーやコショウを振りかけると良く効く。漬け込み時に入れるよりも無駄が少ない。

肉は金串か針金にぶら下げて風乾する。
ダンボール箱の側面を写真のように切って、扇風機で風を当てる。

扇風機だと乾燥が早いから、肉が傷まない。
湿度の低い日に半日ほど干す。少し柔らかいぐらいで終了。

スーパーで貰ってきたダンボール箱を、2つ重ねて燻製器にしている。
肉を突き刺した針金を、箱の中にぶら下げる。


ボクは金串ではなく、いつも針金を使う。
針金は、自由に曲げたり引っ掛けたり出来るので、金串よりも作業性が良い。
この写真では、肉を刺した針金をダンボール箱に突き刺している。

ダンボールの底に金属トレイを置き、2つ割りしたスモークウッドを燃やせば、20度以下の冷燻が出来る。
燻煙時間は細切りウッドが燃え尽きる3時間ほど。もちろん、もっと長くても良い。

段ボール箱はスーパーで貰ってきて、毎回使い捨てにしている。

ビーフジャーキーは冷燻にすると、柔らかくて美味しいのが出来る。
冷燻には鮮度の良い肉を使い、扇風機で一気に干して、10度程度の低温で燻す。
燻煙室内に氷の袋を入れると、室内の温度を上げずに済む。
安全のため、全てを手早く済ませて、保存は冷凍にしている。

完成したビーフジャーキー


ポークジャーキー(豚肉の場合は熱燻にする)

ビーフよりも味は落ちるが、色だけは良い。

豚肉は燻製器で熱燻している。

スモークウッドで煙を出しながら、電熱器で60〜70度をキープ。
30分から1時間ほど燻せば終了。
乾きすぎて全部がパリパリにならないよう注意。
肉の縁部分だけがパリパリになった場合は、ポリ袋に入れて冷蔵庫で寝かせれば、均質な湿り具合になる。

豚バラ肉のジャーキー。

健康にはどうかと思うが、脂肪部分が美味しい。




ベビーホタテの燻製(熱燻)



失敗なく手軽に作れる、ツマミ向きの燻製。
スーパーにあるベビーホタテを使う。
既に加熱済みの食材だが、お好みのつけ汁で下味をつけてから風乾。
表面が乾いたら、100度以下で15分ほど熱燻すれば完成。
濃いめの味付けにすれば、ビールに良く合う。



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